米ゼネラルモーターズ(GM)の独子会社オペルは15日、カイザースラウタン工場のエンジン生産能力を強化すると発表した。2014年から新型2リッターディーゼルエンジンを年23万基生産する計画で、これに向け3交代制を導入する。また、自動車プレス部品の生産能力も2倍に引き上げる予定。独公共放送SWRによると、投資規模は1億ユーロ以上。
\カイザースラウタン工場で生産を開始するのは、欧州連合(EU)の次期排ガス規制「ユーロ6」に対応する2リッターディーゼルエンジンで、主に「インシグニア」と「ザフィーラ」に供給する。
\また、大型プレス機・溶接機を導入し、部品の生産能力を強化するほか、生産ラインを近代化して柔軟性を高める。これらの措置により、将来的は全てのオペル工場にエンジンやアルミエンジンカバー、足回り部品などを供給できる体制を整える、としている。
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