仏自動車大手のルノーはこのほど、仏クレオン工場で新型ディーゼルエンジン「Energy dCi 130」の生産を開始すると発表した。従来エンジンに比べ燃費は20%改善する。
\同エンジンはルノー・日産アライアンスが開発。アイドリングストップ機能やブレーキエネルギー回生システム、新型の排気再循環装置(低圧EGRループ)などにより燃費とCO2排出量を低減する。1.9リットルのdCi130の場合、燃費は約52.3mpg、CO2排出量は117g/kmという。
\欧州市場で販売する中型モデル(Cセグメント)に搭載する方針で、ルノーでは「セニック」や「メガ―ヌ」に採用する予定。
\同エンジンは将来の改良に対応できる設計となっており、EU排ガス基準「ユーロ6」にも対応する。
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