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2011/5/6

一般・技術・その他 (旧)

サンゴバン・セキュリット、凍結防止フロントガラス開発

この記事の要約

仏ガラス・建材大手のサンゴバン傘下のサンゴバン・セキュリット(SGS)はこのほど、凍結防止機能を持つ新たなフロントガラス「SGSクリマコート」を開発した。導電性のある透明薄膜でコーティングしたもので、ガラスを直接温めるこ […]

仏ガラス・建材大手のサンゴバン傘下のサンゴバン・セキュリット(SGS)はこのほど、凍結防止機能を持つ新たなフロントガラス「SGSクリマコート」を開発した。導電性のある透明薄膜でコーティングしたもので、ガラスを直接温めることで4分以内に霜を溶かす。

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独技術情報サイト『ATZ Online』によると、SGSの従来のフロントガラス凍結防止ソリューションでは42ボルトの電圧が必要だったが、クリマコートは走行中の電圧と同じ14ボルトで作動する。変圧器(トランス)が不要になったため容易に搭載できるようになった。

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クリマコートはまた、赤外線を反射するコーティングも施されており、炎天下の車内温度上昇を防ぐ効果がある。従来型のフロントガラスに比べ、カーエアコンを作動させて車内温度を適温に下げるまでの時間が同社比で30%短縮できる。同社の試算によると、これは走行100キロメートル当たりの二酸化炭素排出量を2.5グラム削減することに相当するという。

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