オーストリア

―通期見通し下方修正―

オーストリアのバイオ企業Intercell(ウィーン)は15日、2012年通期の業績見通しを引き下げると発表した。唯一の製品である日本脳炎予防ワクチンの需要が伸び悩んでいるためで、増収幅を従来予測の「800~1,000万 […]

オーストリアが「E10」ガソリン導入凍結、EUの政策見直しで

オーストリア政府は17日、バイオエタノールを10%混合した「E10」ガソリンの導入を凍結すると発表した。EUのバイオ燃料政策が不透明となってきたためで、10月に予定していた導入を中止し、EUの方針が固まるまで様子を見守る

オーストリアが「E10」ガソリン導入凍結、EUの政策見直しで

オーストリア政府は17日、バイオエタノールを10%混合した「E10」ガソリンの導入を凍結すると発表した。EUのバイオ燃料政策が不透明となってきたためで、10月に予定していた導入を中止し、EUの方針が固まるまで様子を見守る

墺ZKWが新たなライト開発、対向車の運転手に配慮

オーストリアの自動車用照明器メーカーZKW(ヴィーゼルブルク)は14日、新しいインテリジェント・ヘッドライトシステムを開発したと発表した。刻々と変化する交通状況に合わせてハイビーム・ロービームを自動制御するもので、前方車

RHI AG―ブラジル工場の建設見直し―

耐火物製品大手の墺RHI(ウィーン)は17日、ブラジルに建設予定の工場について計画を見直すと発表した。輸入関税の引き上げと反ダンピング課税の導入を受けた措置。ブラジルを中心に南米市場を開拓する戦略は維持するとしている。

墺エネルギー大手OMV、国内でのシェールガス採掘を断念

オーストリアのエネルギーOMVは17日、国内でのシェールガス採掘を断念すると発表した。シェールガスの試掘に際して環境影響評価の実施を義務づける法案の準備が進められているためで、コスト的に見合わないと判断した。 \ 同社は

墺フェストアルピーネ、事業のグローバル化を推進

オーストリアの鉄鋼大手フェストアルピーネは8月22日、自動車事業のグローバル化戦略の一環として、今後数年間で中国、米国、南アフリカ、ルーマニア、ドイツに新工場を建設する計画を発表した。1億ユーロ以上を投資する。 \ 米国

Voestalpine AG―米に工場―

鉄鋼大手の墺Voestalpine(リンツ)は23日、米ジョージア州カータースビルに工場を新設すると発表した。自動車向け鋼材事業のグローバル化戦略の一環で、同社は今後数年以内に中国、南アフリカ、ルーマニア、ドイツにも新工

アメリカ・モビル、テレコム・オーストリアに出資

メキシコ通信大手のアメリカ・モビルは15日、オーストリア通信最大手のテレコム・オーストリアの株式21%を取得すると発表した。これにより欧州市場に初めて大きな収益基盤を持つ。 \ アメリカ・モビルが取得するのは、オーストリ

金の単原子を安定分散、ウィーン工大が成功

金の単原子を結晶表面に安定的に分散させる新たな手法をウィーン工科大学の研究チームが開発した。連続的に小さなゆがみが生じるよう表面制御された鉄酸化物の結晶格子に金原子を吸着させるのがポイント。ゆがみがいわば輪止めの役割を果

墺ボレアリスのバンパー用新素材がルノー車に採用

欧州2位のポリプロピレンメーカーである墺ボレアリスはこのほど、アブダビ国営石油会社との合弁会社であるボルージュと共同で開発した軽量バンパー用の新世代ポリプレピレンが、仏ルノー・グループの2車種で採用されたと発表した。 \

墺AMAG、本社工場の生産能力拡大

オーストリアのアルミ鋳造メーカー、AMAGオーストリア・メタルは、2,200万ユーロを投じて本社があるランスホーフェンのブラウナウ地区にアルミ圧延部品の新工場を建設する。新工場が完成すると既存施設と合わせ生産能力は1.5

Zumtobel

照明大手の墺Zumtobelが中国に工場を建設することを検討している。現地で生産しないと公的機関からの受注を獲得できないためだ。同社のハラルド・ゾンメラー社長がフランクフルト国際照明・ビルオートメーション見本市(Ligh

オーストリア、乗用車新車登録台数 2011年通期

オーストリア統計局によると、同国の2011年の乗用車新車登録は35万6,145台となり、前年に比べ8.4%増加した。 \ \ エンジンタイプ別の内訳をみると、ディーゼル車が19万4,721台で最も多く、全体の54.7%を

墺マグナ・シュタイヤー、1台3役のコンセプトモデル発表

カナダの自動車部品大手マグナ・インターナショナル傘下のマグナ・シュタイヤー (シュタイナー、オーストリア)は、スイスで6日に開幕したジュネーブ・モーターショーにコンセプトカー「ミラ・クーピック(MILA Coupic)」

遠距離物体でも成分分析が可能に、危険物検査への応用に期待

レーザー光を照射して得られた光を手がかりに、離れた場所にある物体の化学成分を非破壊で測定する新たな技法をウィーン工科大学の研究チームが開発した。ラマン分光法という手法を用いて、高性能望遠鏡と超高感度センサーでわずかな光を

墺フェストアルピーネ、増収増益を確保

欧州鉄鋼大手のフェストアルピーネ(オーストリア)が15日発表した2011/12年第1-3四半期(11年4-12月期)決算の売上高は前年同期比11.9%増の88億7,700万ユーロとなった。景気減速や欧州債務危機を背景に鉄

Wienerberger AG―配管メーカーPipelifeを完全傘下に―

建材大手の墺Wienerberger(ウィーン)は16日、配管メーカーPipelifeの資本50%を化学大手のSolvayから譲り受け完全子会社化すると発表した。屋根瓦事業への依存度を引き下げ、景気変動の影響を受けにくい

マグナ・シュタイヤー、「Gクラス」の受託生産を継続

カナダの自動車部品大手マグナ・インターナショナル傘下のマグナ・シュタイヤー (オーストリア、以下マグナ)は、独メルセデス・ベンツのプレミアムSUV「Gクラス」の受託生産を2020年まで継続することで合意したもようだ。メル

墺水力発電大手エンゾー・ヒドロ、南東欧事業を強化

墺水力発電大手エンゾー・ヒドロが南東欧での事業拡大を計画している。経済情報サイト『ズード・オイローパ・アクトゥエル』がこのほど報じた。同社は、新プロジェクトを推進するため、6月末までにドイツ銀行のファンド子会社DWSから

Fronius―中国に子会社、太陽電池分野で市場開拓へ―

充電システムやソーラーインバーターを生産するオーストリアの電機メーカーFronius(ペッテンバッハ)は1月31日、上海に同社初の中国子会社を設立すると発表した。同国太陽電池市場の急拡大を受けて、現地市場の開拓を本格化す

猛毒リシンの解毒剤実現も、カギとなるタンパク質を特定

トウゴマの種子に含まれる猛毒のタンパク質「リシン」が細胞を死に至らしめる仕組みを解明することに、分子生物工学研究所(IMBA)を中心とする国際研究チームが成功した。遺伝子スクリーニングと幹細胞生物学を組み合わせた独自手法

オーストリア、新規運転免許証交付件数 2006~2010年

オーストリア統計局によると、同国の2010年の新規運転免許証交付件数は約9万1,500件となり、前年に比べ約1.5%増加した。 \ 州別では、ウィーンが1万3,292件で、オーバーエスターライヒ州、ニーダーエスターライヒ

Kneissl

2月に倒産したオーストリアのスキー板メーカーKneisslをドイツのスケートボードメーカーFriends of Sportsが買収する。買収後は生産拠点をKneisslの本社所在地の近くに全面移管。Kneisslを欧州最

A-Tec Industries AG―事業の切り売りへ、売却交渉時間切れで―

1年前に倒産したオーストリアの大手複合企業A-Tec(ウィーン)が解体されることになった。同社の一括売却に向けた交渉が最終期限の9月末までにまとまらなかったためで、今後は事業の切り売りが行われる。 \ 駆動装置、工作機械

墺自動車照明メーカーZKW、中国工場が稼働

オーストリアの自動車用照明器メーカーZKW(ヴィーゼルブルク)は1日、中国・大連に建設していた新工場がこのほど完成し、試験操業を開始したと発表した。新工場は同社の事業拡大戦略の一環で、チェコ、スロバキア、インドに続く国外

米マキシム、墺半導体開発会社を買収

アナログICメーカー大手の米マキシム・インテグレーテッド・プロダクツは7月18日、オーストリアのセンサー開発会社、センサー・ダイナミクス(グラーツ近郊レブリング、以下SD)を買収することで合意したと発表した。買収価格は1

Intercell AG―新たな出資者模索―

オーストリアのバイオ企業Intercell(ウィーン)が新たな出資者を模索している。年末までに手持ちの現金が現在の8,700万ユーロから5,000万ユーロに低下する見通しのため。トーマス・リンゲルバッハ社長が墺経済紙『ヴ

Labelux Group GmbH―婦人靴のJimmy Choo買収―

高級ファッションブランドを展開する墺Labelux(オーストリア)は22日、ロンドンに拠点を置く高級婦人服ブランドJimmy Chooを投資会社のTower Brook Capital Partnersから買収すると発表

―オーストリア工場閉鎖―

JTは6日、オーストリアのハインブルク工場を閉鎖する方針を固めたと発表した。海外たばこ事業の製造体制を効率化することが狙い。すでに現地の労組代表と協議を開始した。 \ 同工場での生産活動を今年末から来年初頭にかけて終了し

JT、オーストリア工場閉鎖

日本たばこ(JT)は6日、オーストリアのハインブルク工場を閉鎖する方針を固めたと発表した。海外たばこ事業の製造体制を効率化することが狙い。すでに現地の労組代表と協議を開始した。 \ 同工場での生産活動を今年末から来年初頭

墺Autobank、リテールバンク事業好調で収益改善

オーストリアの自動車金融会社Autobank AG(ウィーン)はこのほど2010年の暫定決算を発表した。それによると、リテールバンク部門における新規契約を6,040万ユーロから6,790万ユーロに拡大したことにより、営業

オーストリア研究機関、レアアースの使用量削減で研究成果

オーストリア学術基金(FWF)が支援する特別研究プログラム(SFB)の研究チームはこのほど、コンピューターシミュレーションにより、高性能磁石に使用するレアアース(希土類)の使用量を大幅に削減できる可能性があるとの研究成果

マグナ、受託生産事業を強化へ

カナダ自動車部品大手のマグナ・インターナショナルは、自動車の受託生産事業を強化する。新工場を建設する計画があるほか、オーストリア子会社マグナ・シュタイヤーのグラーツ工場では今年の生産が前年実績を上回る見通し。5日付の独業

Kneissl Holding GmbH―倒産申請―

オーストリアのスキー板メーカーKneissl(クーフシュタイン)は8日、会社更生手続きの適用を申請した。過半数株主のアル・ジャベール氏が約束した120万ユーロの資金注入が行われなかったため、資金繰りに行き詰ったという。倒

BMW、墺マグナに「ミニ・ペースマン」を生産委託

独BMWは、オーストリアの自動車受託生産会社マグナ・シュタイヤーに、さきのデトロイトモーターショーで初公開したコンセプトカー「ミニ・ペースマン」の市販モデルの組み立てを委託する方針だ。同モデルは2012年末から生産が開始

Red Bull GmbH―16%増収に―

オーストリアの飲料大手Red Bull(フシュル・アム・ゼー)は21日、缶入り飲料「Red Bull」の2010年販売本数が42億400万本となり、前年から7.6%増加したと発表した。国際的な事業強化やメディア活動の活発

墺クロス、独オール・フォー・ワンに直接出資

墺産業持ち株会社のクロス・インダストリーズは、墺持ち株会社BEKOホールディングから製造業向けSAPソリューションサービスの独オール・フォー・ワン・ミッドマーケットの株式の過半数を取得する。クロスはこれまで、BEKOの大

A-Tec Industries AG―支払い不能で倒産―

オーストリアの大手複合企業A-Tec Industriesは20日、地元ウィーンの裁判所に会社更生手続きの適用を申請した。業績が急速に悪化したことを受けて11月2日に予定する社債償還のメドが立たなくなり、支払い不能に陥っ

ハインツェルのオイロパピーア買収を承認

欧州委員会は7日、オーストリアの大手パルプメーカー、ハインツェルが同国の紙製品販売大手オイロパピーアを買収する計画を承認したと発表した。予備調査の結果、両社の事業が重複する分野はごく限られており、取引を認めても欧州製紙市

2020年以降も90%以上が鉛酸蓄電池を搭載=墺メーカー

電気自動車やリチウムイオン電池に関する取り組みが自動車部品メーカーの間で活発化する中、自動車用バッテリーを生産するオーストリアのバナーでは、2020年以降も乗用車の90%以上が鉛酸蓄電池を搭載していると予想している。同社

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