ドイツ

発電事業者に国が44億ユーロ、石炭発電廃止の補償で

世界で初めて原子力と石炭発電をともに廃止する国となる。

石炭発電と、石炭の一種である褐炭の採掘を廃止すると、これらの事業を運営する企業は経済的な損失を受け、被用者にも大きなしわ寄せが出ることから、独政府は今回、国(連邦)が補償金を支払うことで合意した。

同発電所に対しては、温暖化防止が緊急の課題となっているなかで二酸化炭素(CO2)排出量が多い石炭を利用した発電所の新規操業を認めることは誤ったシグナルを送ることになるとの批判が環境保護団体などから出ているが、政府はエネルギー効率が高いダッテルン第4発電所を稼働させ、同効率の低い旧式石炭発電所を早期に廃止した方が良いと判断した。

ソノ・モーターズ―クラウドファンディングに成功―

太陽光を動力源として走行できる電気自動車(SEV)を手がける独スタートアップ企業ソノ・モーターズ(ミュンヘン)は21日、事業資金の確保に向けて実施したクラウドファンディングで目標額を達成したと発表した。

生産施設とシオンの開発に投資する。

ソノは当初、シオンの生産を昨年末に開始する予定だった。

19年基礎インフレ率1.4%に、12月は1.7%

エネルギーの上げ幅は前年の4.6%から大幅に縮小した。

エネルギーと食料品を除いた基礎インフレ率は1.4%だった。

エネルギーを除いたインフレ率は1.8%、エネルギーと食料品を除いた基礎インフレ率は1.7%だった。

三菱自の独拠点に立ち入り捜査、1.6と2.2リットル車に排ガス不正容疑

同社製ディーゼル車に排ガスを違法に操作する機能が搭載されている疑いが持たれているためで、ドイツ国内の約10カ所が対象となった。

ヘッセン州警察当局は2015年9月以降に新車登録された1.6リットル車と、同12年11月以降の2.2リットル車が対象であることを明らかにした。

16年4月に発表された調査報告によると、欧州連合(EU)ルールの盲点を突いて台上試験に合格するようにしていた車両が計22モデルあったものの、台上試験と路上走行の違いを認識して台上試験でのみ排ガス浄化装置が適正に働くよう設定した違法ソフトの搭載車両は見つからなかった。

兼松―独社に出資、プリンター事業の業容拡大へ―

兼松は16日、デジタルイメージング関連のソフトウエアの開発・販売を手がける独di support社の株式を一部取得したと発表した。

di supportの技術力や販売力と兼松の経験や幅広いネットワークを融合し、同社の欧州域内における販売拡大と海外展開を後押ししていく。

di supportへの出資によりグループの販売・マーケティング力を底上げし、プリンター事業の業容拡大を目指す。

鉄道網近代化に860億ユーロ投資へ、国とDBが合意

ドイツ政府とドイツ鉄道(DB)は14日、DBの鉄道インフラ近代化に2029年までの10年間で総額860億ユーロを投資することで合意した。

政府は温暖化対策の一環で鉄道の利用者数を30年までに倍増させる目標を掲げていることから、老朽化したインフラを改善し利用者を増やす狙いだ。

ドイツの鉄道インフラは長年、投資を怠ってきたしわ寄せで老朽化している。

バイエル、独工場運営を中国企業に委託

製薬大手の独バイエルは16日、本社があるレバークーゼンの工場の運営を、受託製造を手がける中国の薬明生物技術に委託することで合意したと発表した。

バイエルはコバールトリイを主に米バークレー工場で生産している。

今後も同工場を主な生産拠点とする意向で、薬明生物はバックアップメーカーとして同剤を生産することになる。

兼松が独社に出資、プリンター事業拡大へ

兼松は16日、デジタルイメージング関連のソフトウエアの開発・販売を手がける独diサポートの株式を一部取得したと発表した。

diサポートの技術力や販売力と兼松の経験や幅広いネットワークを融合し、同社の欧州域内における販売拡大と海外展開を後押ししていく。

Diサポートへの出資によりグループの販売・マーケティング力を底上げし、プリンター事業の拡大を図る。

オペルが人員削減、アストラ次世代モデルは本社工場で生産

仏自動車大手PSAの独子会社オペルは14日、人員削減計画で従業員代表と合意したと発表した。

人員削減は希望退職を通して実施する。

従業員との間ではこのほか、小型車「アストラ」の次世代モデルをリュッセルスハイム工場で生産することでも合意した。

ドイツ政府、職員の出張をカーボンオフセット

ドイツ連邦政府はこのほど、職員が出張で移動する際に排出される温室効果ガスを国際的な気候保護プロジェクトで相殺(オフセット)すると発表した。

鉄道による出張では、運行に再生可能エネルギーを使用する「グリーンチケット」を購入しているため、対象外とした。

また、飛行機による移動が避けられない場合には、気候保護プロジェクトを通して相殺する、と説明した。

ドイツで気候保護法が発効

気候保護法は2019年12月17日の連邦法官報に公示され、翌18日に発効した。

連邦環境庁が毎年、各セクターの排出量に関するデータを算出し、翌年3月に公表する。

さらに、連邦環境庁のデータを独立した専門家委員会が審査し、連邦政府と連邦議会に報告する。

独ヘラー、レーダーシステムの開発で米新興企業と戦略提携

Oculiiが開発したレーダー・ソフトウエア「Virtual Aperture Imaging Software」の採用により、レーダーセンサーの性能がさらに向上し、精度、範囲、情報の質、コスト効率がさらに改善するとしている。

特に、ヘラーの77ギガヘルツ(GHz)帯のレーダー・プラットフォームにOculiiのソフトウエアを統合する計画。

両社が協力して開発する製品は、差し当たり2023年に量産化できると見込んでいる。

ドイツ自動車業界、電動車の普及拡大で最大41万人の雇用喪失も

ドイツ政府の諮問機関「国家プラットフォーム・モビリティの未来(NPM)」は13日に発表したモビリティ分野に関する報告書の中で、電動車の普及や生産の自動化による効率向上により、ドイツの自動車業界で最大41万人の雇用が失われる恐れがあるとの予測を発表した。

ドイツでは、連邦政府が9月に発表した気候保護プログラムの実施により、電動車の普及が進む可能性があるとしている。

また、ドイツ政府の気候保護プログラムが目指す方向に電動車の普及が進むと同時に、電動車の分野におけるドイツ産業の競争力が改善しなければ、電動車の普及に伴い、バッテリーセルと電動車の輸入需要がさらに拡大し、2030年までに著しい業界就業者数の減少が予想されると指摘している。

メルセデスベンツと吉利、スマートの合弁を中国に設立

独自動車大手のダイムラーは8日、メルセデスベンツと中国の浙江吉利控股集団(Geely)が合弁会社スマート・オートモービルを設立したと発表した。

合弁会社は、超小型車ブランド「スマート」のグローバル事業を展開していく。

合弁会社では生産モデルの幅をBセグメントにも拡大する方針。

VWの自動運転開発子会社、シリコンバレーに新拠点

子会社VWAT には、VWグループ内の「レベル4」以上の自動運転システム開発を集約する。

4カ所のセンターを通して、VWグループの自動運転分野の開発業務を統括・調整していく。

VWグループは、自動運転車の最初の実用は、例えば、自動運転タクシーや自動運転車による輸送サービスなど、商業分野で実現すると見込んでいる。

独エーベルスペッヒャー、インドに合弁工場開設

自動車の排気系部品や暖房システムを製造する独エーベルスペッヒャーは15日、インドのシャルダ・モーター・インダストリーズとインドに設立した合弁会社がプネーのチャカンに新工場を開設した発表した。

同工場では、インドの排ガス規制「バーラト・ステージ VI」に準拠した商用車向けの排ガス処理システムを生産する。

同工場でも「バーラト・ステージ VI」に準拠した排ガス処理システムを生産する予定。

独ヘラー、中国の電子部品合弁会社が量産を開始

独自動車照明・電子部品大手のヘラーは9日、合弁会社HELLA BHAPエレクトロニクスが江蘇省・鎮江工場の生産ラインを稼働させたと発表した。

新工場では主にサンルーフの制御装置を生産し、数か月以内に光電子部品の生産を開始する。

「HELLA BHAPエレクトロニクス」は、ヘラーと中国の北京汽車(BAIC)の傘下の北京海納川汽車部件股彬有限公司(BHAP)により2018年に設立された電子部品生産の合弁会社。ヘラーは現在、合弁事業も合わせ中国に16の生産・開発拠点を持ち、従業員約5,500人を抱える。ヘラーの中国事業の売上高は(2018/2019年度)は8億ユーロを超える規模となっている。

シュコダ自、世界販売0.9%減に

フランス(3万7,200台、16.2%増)、スイス(2万,2600台、27.5%増)、オランダ(1万9,200台、12.8%増)、デンマーク(1万5,600台、14.6%増)もそれぞれ2桁の伸びを確保した。

中欧は同1.3%増の21万5,800台で、本国チェコは0.6%増の9万4,200台だった。

一方、主力セダンの「オクタビア」(6.3%減の36万3,700台)と「ファビア」(9.5%減の17万2,800台)の販売は不振だった。

警察車両のブランド調査<欧州自動車短信>

独dpa通信は、「警察車両のブランド調査」を州警察と連邦警察を対象に実施した。

それによると、フォルクスワーゲン(VW)の車両が最も多く採用されていることがわかった。

VWの車両はパトカーや警察バスとして多く採用されており、11の州警察と連邦警察が約8,600台超を導入している。

Deutsche Post DHL<欧州自動車短信>

独郵便事業・物流大手のドイツポストDHLは15日、子会社ストリート・スクーター が米アマゾンから電動小型商用車「Work Box」を40台受注したと発表した。

すでに、ドイツのミュンヘン・ダグルフィングにあるアマゾンの配送センターに納車しており、充電ステーション60基も整備した。

アマゾンは、事業活動における温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」をパリ協定の目標である2050年よりも10年前倒しして2040年までに達成する目標を掲げている。

州別・都市別 1/4

独エネルギー水道事業連合会(BDEW)によると、2019年12月時点でドイツに整備されている公共の充電スポットは約2万4,000カ所となり、前年の同時期に比べ約8,000カ所(約50%)増えた。

BDEWによると、ドイツの公共充電スポットの75%以上はエネルギー会社が設置・運営している。

今後に向けては、BDEWの加盟企業だけでも2020年末までに急速充電スポットを新たに4,000カ所整備する計画がある。

フォルクスワーゲン―シリコンバレーに自動運転のR&D拠点開設―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は9日、自動運転システム(SDS)の開発子会社フォルクスワーゲン・オートノミー(VWAT)が米シリコンバレーに研究開発(R&D)拠点を開設すると発表した。

VWはSDSを2020年代半ばまでに市場投入する計画。

VWATはVWグループが持つ自動運転分野の経営資源を統合して開発を加速する目的で昨年、設立された。

フォルクスワーゲン―19年も世界販売1位に―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が14日発表した2019年のグループ販売台数は前年比0.9%増の1,083万4,000台となり、これまでに引き続き過去最高を更新した。

中国販売台数は423万3,600台で、グループ販売に占める割合は前年の38.8%から38.6%へとやや低下した。

主要ブランドではシュコダ(0.9%減)とVWブランド商用車(1.6%減)を除いてすべて増加した。

自動運転のテスト区間、独北部に開設

自動運転車やコネクテッドカー、渋滞緩和の技術を研究・開発するためのテスト走行区間が8日、独北部ニーダーザクセン州のアウトバーン(高速道路)に開設された。

これらのデータを分析することで、自動運転車とコネクテッドカーの機能を開発・改善しやすくなるためだ。

データは車両の動きに関するものだけを収集し、運転手の顔やナンバープレート情報は収集しない。

「中国企業が特許侵害」、電池製造ファルタが法的措置を視野に

電池大手の独ファルタは8日、同社の特許を侵害しているとして中国企業2社に警告文書を送付したことを明らかにした。

ファルタが特許侵害と批判する中国2社はこの状況を受けてコイン型電池を市場投入したとみられる。

ファルタは自社の特許を侵害する同電池の存在を12月初旬に把握した。

オペル―人員削減へ、アストラ次世代モデルは本社工場で生産―

仏自動車大手PSAの独子会社オペルは14日、人員削減計画で従業員代表と合意したと発表した。

人員削減は希望退職を通して実施する。

従業員との間ではこのほか、小型車「アストラ」の次世代モデルをリュッセルスハイム工場で生産することでも合意した。

ネオニコチノイド系農薬の使用禁止、欧州委が正式決定

欧州連合(EU)の欧州委員会は13日、ネオニコチノイド系の農薬のうち、新たにチアクロプリドの使用を禁止することを正式決定した。

これによって独バイエルが「カリプソ」と「ビスカヤ」のブランド名で販売している殺虫剤の使用が域内全域で5月から禁止される。

EUは毒性が低いチアクロプリドに関しては使用を認めてきたが、欧州食品安全機関(FESA)が19年1月、地下水を汚染し、人体に悪影響を及ぼす恐れもあるとの見解を打ち出したことを受けて、バイエルの殺虫剤に対する認可を更新せず、認可期間が終了する5月以降は使用禁止とすることを加盟国に勧告。

バイエル―不妊症治療薬開発でエボテックと協業―

製薬大手の独バイエル(レバークーゼン)は9日、不妊などの原因となる多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の治療薬開発で提携すると発表した。

女性の10%が罹患し不妊症の最大の原因であるにもかかわらず、治療法が限られ効果も十分でないことから新薬を開発することにした。

両社はビッグデータ解析を活用するなどして複数の新薬候補を開発する。

トヨタ―独フリート販売台数が21%増加―

トヨタ自動車は14日、独フリート市場での2019年の販売台数が前年比21%増の2万5,108台となり、過去最高を更新したと発表した。

市場成長率13%を大幅に上回る伸びを確保した。

また、各顧客のニーズに見合ったフルサービスを提供し、顧客が総コストを抑制できるようにしたことは需要の掘り起こしにつながった。

バイエル―天然素材ベースのスキンケア用品開発へ―

製薬大手の独バイエル(レバークーゼン)は10日、皮膚フローラ(常在細菌叢)の研究で米スタートアップ企業アジトラ(Azitra)と協業すると発表した。

皮膚を健康に保つのに寄与する細菌をベースとする新タイプの天然スキンケア製品を開発する。

バイエルは同社の開発した菌をベースにアトピー性皮膚炎、ニキビ、酒さなどの治療薬を開発していく。

独の対イラン輸出が半減

米国のイラン制裁再開が響いた格好で、イランからの輸入高も54.7%減の1億9,100万ユーロへと落ち込んだ。

イランは2015年、欧米6カ国との間で核合意を締結したことから、同国に対する制裁は解除された。

ドイツはイランに対し主に機械、化学製品、食品、医薬品を輸出している。

イグロ―代替肉製品シリーズを投入―

冷凍食品大手のイグロ(ハンブルク)は9日、代替肉を用いた製品を本国の独市場に投入すると発表した。

健康や環境問題、動物福祉を重視する消費者の増加を背景に代替肉がニッチ製品から、多くの消費者が購入する製品へと成長しつつあることから、シリーズ投入に踏み切った。

エンドウをベースとする代替肉を利用した「グリーン・キュイジーヌ」という名のシリーズを2月から独市場で販売する。

フォルクスワーゲン―IT企業買収、コネクテッドカーサービスに向け―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は10日、独中堅IT企業ディコニウム(Diconium)の資本51%を取得し完全子会社化することで合意したと発表した。

VWは2018年11月、同社に49%出資していた。

VWはグループブランドの車両をコネクテッドカーとし、専用クラウドを通して利用者が例外なくデジタルサービスを受けられるようにする計画で、同サービスをディコニウムと共同開発中。

製造業受注3カ月ぶりに悪化、11月は1.3%減に

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が8日発表した昨年11月の製造業新規受注指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比1.3%減となり、3カ月ぶりに落ち込んだ。国外受注が3.1%縮小して足を強く引

デリバリー・ヒーロー―カーボンニュートラル実現へ―

食品配達仲介サイトを運営するスタートアップ企業、デリバリー・ヒーロー(ベルリン)は9日、温室効果ガスの排出量を差し引きでゼロにする「カーボンニュートラル」を実現する方針を発表した。

目標を達成する。

出前配達やオフィスの運営、出張で排出する温室効果ガスを植林プログラムで全面相殺する。

ダイムラー―「スマート」の合弁化完了、吉利と新会社設立―

これまでダイムラーが単独で展開してきた小型乗用車ブランド「スマート」事業を合弁化したもので、同ブランド車の需要を、中国をはじめ世界全体で掘り起こしていく狙いだ。

ダイムラーは昨年3月、スマート事業を吉利との合弁事業に切り替えることを明らかにした。

新会社では中国に専用工場を建設して次世代スマートの電気自動車(EV)を生産し、2022年から世界で販売していく。

住宅価格の上げ幅縮小もなお大きく

11月の上げ幅を部門別でみると、建築物本体(内装を除く)は3.6%に上った。

内装の上げ幅は3.9%と、建築物本体を上回った。

建設(建築・土木)価格は住宅以外の分野でも大きく上昇しており、上げ幅は道路で4.6%、メンテナンスで4.1%、オフィスビルで3.9%、商工業施設で3.8%に上った。

「従業員の確保には創意工夫が必要」=企業アンケート

人手不足が深刻化するなか、ドイツ企業は人材を確保するために工夫を凝らしているもようだ。

情報通信業界連盟(Bitkom)が856社の経営者ないし人事担当者を対象に実施したアンケート調査によると、新社員の獲得あるいは既存社員のつなぎ止めを狙って行う措置で最もポピュラーなものは「(ミネラルウォーターなどの)飲料の無料提供」で92%が実施している。

また、若い世代では情報通信機器に関心を持つ人が多いことから、「最新のスマートフォン、タブレットPC、パソコンを提供」する企業は55%に上った。

フリックスモビリティ―急成長続く、昨年は乗客37%増加―

移動サービス大手の独フリックスモビリティ(ミュンヘン)は9日、同社の長距離バスなどを利用した乗客数が昨年は6,200万人に達し、前年比で37%増加したことを明らかにした。

同社は独長距離バス市場が自由化された2013年に事業を開始した。

相乗りサービスはフランスで展開している。

複数拠点に関与する社員の採用、関連する全事業所委の同意は必要か

被告企業はDの採用に際して、M拠点の事業所委員会から同意を取り付けたものの、H拠点の事業所委にはDの採用に関する情報を提供せず、同意の取り付けも行わなかった。

H拠点の事業所委はこれを不当として提訴。

被告はH拠点の事業所委からも同意を取り付ける義務があったとの判断を示した。

農薬卸売カルテルで独当局が制裁、7社に1.5億ユーロ

カルテルは1998年から、同庁が立ち入り調査を実施した2015年3月まで行われていた。

カルテル庁は今回、調査の終了した8社を対象に処分を発表した。

同庁は3社と業界2団体に対する調査を中止しており、2社を対象に調査を進めている。

輸出が3カ月ぶり減少、11月は-2.9%に

ユーロ圏向けが2.3%、欧州連合(EU)のユーロ非加盟国向けが2.7%、EU域外向けが3.5%の幅で後退した。

EUのユーロ非加盟国からは0.2%増とわずかに拡大した。

ユーロ圏からが1.4%増、EUのユーロ非加盟国からが2.0%増、EU域外からが1.2%増とすべての地域で前年同期を上回った。

「中国の不当な補助金に対策を」、独機械業界がEUと政府に要求

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は13日、国の補助金を受けて国外で受注を獲得したり買収を行う中国企業に制裁などの措置を取れるようにすることを欧州連合(EU)と独政府に要求した。

中国企業はEU域内で行われる入札にしばしば信じがたいほどの低価格で応札し、受注を獲得している。

中国企業はひそかに補助金を受けて公正な競争をゆがめているとして、補助金調査を強化するとともに、そうした企業が公共入札で受注を獲得できないようにすることを要求した。

機械受注が2カ月連続2ケタ減に

受注を地域別でみると、国内が15%減、国外が14%減とともに振るわなかった。

国外はユーロ圏(ドイツを除く)が11%減、ユーロ圏外が16%減だった。

国外の内訳はユーロ圏が5%減、ユーロ圏外が10%減だった。

電動車の普及で41万人の雇用喪失も

生産性の伸びを加味して計算すると、内燃機関車のパワートレインに絡んだ雇用の規模は21万人から13万5,000人へと7万5,000人減少するとの結論を引き出した。

独自動車工業会(VDA)も同分野で8万人程度の雇用減を見込んでおり、NPMの数値は業界の予想と一致している。

ただ、いずれにせよエンジン部品を中心に雇用の減少が進むのは確実であることから、今のうちから対策を立てることは重要で、NPMのヘンニング・カーガーマン委員長(元SAP社長)は、「ドイツが自動車の有力な生産立地にとどまり雇用を創出し続けるためには、電池やパワーエレクトロニクス、燃料電池など将来のパワートレインの重要なバリューチェーンを可能な限りドイツないし周辺の欧州諸国にとどめる、あるいは構築しなければならない」と強調した。

鉱工業生産が1年半ぶりの伸び率に、11月は1.1%増加

消費財は0.5%増となり、2カ月連続で拡大した。

建設とエネルギーはそれぞれ2.1%、4.1%増加したものの、製造が1.6%縮小。

経済省は、製造業の景気はなお低迷しているとしながらも、新規受注が安定してきたほか、メーカーの先行き見通しも改善していることを指摘。

卸売物価が3年ぶりマイナスに

石油製品が3.5%低下したことが最大の押し下げ要因。

このほかスクラップ・リサイクル材料(-11.0%)、コンピューター・周辺機器・ソフトウエア(-5.3%)も大きく低下した。

12月の卸売物価指数は前年同月比1.3%減となり、下げ幅は前月の同2.5%から縮小した。

ダイムラーが「スマート」の合弁化完了、吉利と新会社設立

これまでダイムラーが単独で展開してきた小型乗用車ブランド「スマート」事業を合弁化したもので、同ブランド車の需要を中国をはじめとする世界全体で掘り起こしていく。

ダイムラーは昨年3月、スマート事業を吉利との合弁事業に切り替えることを明らかにした。

新会社では中国に専用工場を建設して次世代スマートの電気自動車(EV)を生産し、2022年から世界で販売していく。

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