ポーランド

ポーランドが3年ぶり利下げ、政策金利4.5%に

ポーランド国立銀行は7日に開いた金融政策理事会で、政策金利を0.25ポイント引き下げ、4.5%とすることを決定した。経済の減速が鮮明になっているためで、金利は今年5月の利上げ前の水準に戻った。ポーランドの利下げは2009 […]

PGNiGが大幅増益を予告、ガス調達価格引下げで

ポーランド最大のガス会社で国営のPGNiGは6日、ガスプロムからの調達価格低下により、今年の営業利益(EBITDA)が少なくとも25億ズロチ(7億7,600万米ドル)増加するとの見通しを示した。来年初めからのガス料金引き

10月新車販売、起亜が個人向けで首位に躍進

ポーランドの自動車市場調査会社Samarがこのほど発表した同国の2012年10月の乗用車新車登録統計によると、韓国の起亜は個人向けの販売が792台と、シュコダを58台上回り首位に躍進した。ただし、1~10月の累計では、シ

12年の医薬品市場は縮小、5~6%減の266億ズロチに

ポーランドの医療情報会社ファーマエキスパート(Pharmaexpert)はこのほど、2012年の国内医薬品売上高は約266億ズロチとなり、前年から5~6%落ち込むとの見通しを発表した。 \ ファーマエキスパートのクラ社長

ポーランドの銀行、貸し付け条件を厳格化

ポーランド中央銀行は5日、同国の商業銀行が年末に向けて貸し付け条件をさらに厳しくするとの見方を明らかにした。経済見通しと資産運用状況の悪化を理由に挙げている。これが経済減速に拍車をかける恐れもあり、市場では中銀が7日に利

独ユニオン・インベストメント、大型SC買収

独ユニオン・インベストメント・リアル・エステート(ハンブルク)がポーランドのショッピング・エンターテイメントセンター「マヌファクトゥーラ」(ウッチ)を買収し、オープンエンド型不動産ファンド「ユニイモ:ドイッチェラント(U

PKNオルレン、7-9月期に大幅増益

ポーランド石油大手のPKNオルレンは10月25日、2012年7-9月期の連結営業利益が10億ズロチ(LIFOベース)となり、前年同期に比べて7億7,400万ズロチ増加したと発表した。石油精製の利ザヤが拡大したことや、ウラ

「原子力計画の延期はない」=トゥスク首相

ポーランドのトゥスク首相は25日、原子力発電プロジェクトを推進する従来の計画に変更がないことを確認した。エネルギー源の多様化を目指すのは国の政策であり、シェールガス開発を優先させて原子力計画を延期することはないと話した。

ポーランドInteger、オーストラリア郵便と提携

ポーランドのInteger.plグループは22日、オーストラリア郵便と合弁契約を結んだと発表した。来年10月までに小包の自動受け渡し機機「イージーパック」を250台納入する。また、フランスの郵便業務用機器・システム大手の

PKNオルレン、7-9月期に大幅増益

ポーランド石油大手のPKNオルレンは25日、2012年7-9月期の連結営業利益が10億ズロチ(LIFOベース)となり、前年同期に比べて7億7,400万ズロチ増加したと発表した。石油精製の利ザヤが拡大したことや、ウラル・ブ

石油・ガス企業に新たな課税制度を導入へ

ポーランド政府は16日、石油と天然ガスの生産事業者に対する新たな課税制度案を発表した。生産量と利益に応じて課税する仕組みで、2015年1月の導入を目指す。 \ ポーランドでは新たなエネルギー資源として注目を集めるシェール

建設業の受注悪化か、上期は赤字に転落

ポーランド建設業界の景気悪化が懸念されている。現地の建設市場調査会社PAB-PCR&Fによると、公共工事の発注額は20%減少する見通しだ。欧州経済の不振と、過去の過剰投資が原因という。 \ 中央統計局(GUS)

ポーランド国営電力PGE、原発入札の準備完了

ポーランド国営電力ポルスカ・グルパ・エネルゲティチナ(PGE)が国内初の原子力発電所建設に向けて、資金調達を含めた準備を完了したもようだ。現地証券新聞『パルキエト』が報じた。入札手続きは来年3月に開始の予定。 \ これま

空港の新設・拡張計画相次ぐ・航空需要拡大受け

ポーランドでは航空需要の増加に対応するため、新空港の建設や既存空港の拡張プロジェクトが相次いでいる。8日付のオーストリア経済紙『ヴィルツシャフツブラット』が伝えた。 \ 11月末には東部ルブリン近郊シフィドニクにポーラン

BASF、チェヒのTDI事業を買収

ドイツ化学大手のBASFは12日、ポーランド同業のチェヒからトルエンジイソシアネート(TDI)事業を買収したと発表した。取引金額は明らかにされていない。競争当局の許可を経て、来年第1四半期中に取引を完了する。 \ 対象と

オーストリアのデベロッパー、ポーランドに積極投資

オーストリアからの不動産投資がなければ、首都ワルシャワの景観は現在とは全く違うものとなっていたかもしれない。最高級ホテルは同国開発大手のWarimpex、UBM、ストラバグの所有で、国立競技場はアルピネが建設した。ユニー

ポーランド5位の発電会社、完全民営化へ

ポーランド国家資産省は9月26日、国内第5位の発電会社、ポントヌフ・アダムフ・コニン電力グループ(ZE PAK)の株式50%を年内に売却する方針を明らかにした。ワルシャワ証券取引所での新規株式公開(IPO)を通じて、政府

ラファコ、仏電力公社から脱硫設備を受注

ポーランドのボイラー製造会社ラファコはこのほど、親会社のPBGと共同で、フランス電力公社(EdF)が操業するポーランドの熱電併給プラントにおける脱硫設備建設を受注した。契約規模は最大9億9,500万ズロチ(2億3,000

日立、ポーランドで発電設備を共同受注

日立製作所は24日、欧州子会社の日立パワー・ヨーロッパ(HPE)及びポーランドの建設会社ポリメックス・モストスタルと共同で、ポーランド国営電力のエネア・ヴィトバルザニエから石炭火力発電設備の建設を受注したと発表した。契約

独禁当局、スポーツ用品の価格カルテルで調査

ポーランド独禁当局(UOKiK)は17日、スポーツ用品販売店のインターシュポルト・ポルスカおよび卸業者シュポルト&フライツァイトが、オーストリアのスキーブランド「フィッシャー」製品の販売価格でカルテルを結んだ疑いで、正式

伊企業連合、ポーランドでごみ焼却発電施設を受注

アスタルディとTM. E テルモメッカニカ・エコロジアからなるイタリア企業連合がこのほど、ポーランド北部のビドゴシュチ市からごみ焼却発電施設の設計・建設業務を受注した。契約規模は4億ズロチ(約9,720万ユーロ)で、納期

鉱工業生産、8月は大幅減速

ポーランド統計局がこのほど発表した8月の鉱工業生産(速報ベース)は前年同月比0.5%増で、7月の5.2%増から大きく減速した。前月比では0.8%減少した。1-8月累計では前年同期比3.5%増。ポーランドの経済成長率は今年

不動産開発大手エコー、ルーマニアに複合商業施設

ポーランドの不動産開発大手エコー・インベストメンツ(Echo Investments)は17日、ルーマニア中部ブラショフで複合商業施設「コロナ・ショッピングセンター」の建設用地の取得を完了したと発表した。 \ コロナ・シ

スマホ向けゲームアプリ開発、ポーランド人が活躍

スマートフォン向けゲームアプリの開発でポーランド人プログラマーの活躍が目立っている。デジタル利用動向調査大手コムスコアの調べによると、欧州ではスマホユーザーの4割が、ポーランド人が開発したゲームアプリを利用しているという

ポーランド、EUの金融監督構想に異議

欧州中央銀行(ECB)にユーロ圏の金融機関を監督する権限を与える欧州委員会の提案に、ポーランドが反対の姿勢を打ち出した。欧州委がユーロ未導入国も対象とする考えであり、ECBで議決権を持たないポーランドにとって新制度は不利

PGNiGとロトスが探索・採掘事業で提携

ポーランドの天然ガス供給独占体PGNiGと、製油大手のロトスは17日、石油ガス探索・採掘事業で提携すると発表した。PGNiGが免許を保有する7件の事業に関して共同で探索の可能性を探り、採掘に取り組む。将来的には、ノルウェ

ポーランド資源開発KOV、ウクライナで試掘調査完了

石油・ガス上流事業を手がけるポーランドのクルチク・オイル・ベンチャーズ(KOV)は3日、ウクライナのMaskeyevskoye鉱区で試掘井「M-20」の調査を完了したと発表した。 \ M-20は、「M-19」「M-21」

ポーランドのブランド価値は世界20位

コンサルティング企業の英ブランド・ファイナンスがこのほど発表した2012年の国別ブランド価値ランキングで、ポーランドは20位にランクインした。同国のブランド価値は4,720億米ドルとなり、前年の2,710億ドルから75%

航空産業クラスターが活況、大手企業も重視

ポーランド南東部のジェシュフにある「アビエーション・バレー(ドリナ・ロトニツァ)」が世界航空業界での重要性を増している。90社を超える航空宇宙企業が集まり、欧州航空宇宙産業クラスター・パートナーシップ(EACP)でも三指

ポーランド経済が減速、Q2成長率2.5%

ポーランド中央統計局(GUS)が8月30日発表した2012年4-6月期の国内総生産(GDP、速報値)は実質ベース・季節調整後で前期比で0.4%、前年同期比で2.5%拡大した。季節調整前では前年同期を2.4%上回った。ただ

首都圏の都市開発基金を開設、欧州投資銀とBGKが契約

欧州投資銀行(EIB)は8月29日、都市開発基金(UDF)の設定でポーランドの国家経済銀行(BGK)と契約を結んだ発表した。欧州連合(EU)の地域格差縮小を目指すプログラムの一環で、ワルシャワを首都とするマソフシェ県の開

国営保険PZU、民間医療サービス会社の買収狙う

ポーランド国営保険PZUが国内の民間医療サービス大手ルックス・メドの買収を狙っている。8月28日付の証券新聞『パルキエト』がPZU筋の情報として伝えたもので、ルックス・メドのオーナーである投資会社ミッドヨーロッパ・パート

ソフト大手アッセコがロシア進出へ、現地同業の買収計画

ポーランドのソフトウエア大手アッセコは、ロシア同業の買収を計画している。ゴラル最高経営責任者(CEO)が8月27日、記者会見で明らかにした。 \ ゴラルCEOは買収先企業について、ロシア最大の金融機関向け大手ソフトウエア

加マグナ、ポーランドで自動車生産も=メディア報道

カナダの自動車部品大手マグナ・インターナショナルは、受託生産しているBMW傘下の超小型車ブランドMINIおよび日産自動車の高級車ブランドであるインフィニティのモデルをポーランドの工場で生産するもようだ。3日付けの現地紙『

飲料用缶メーカー、ロシア工場新設にEBRDから融資

ポーランドの食品・飲料用缶メーカー、キャンパックが、ロシアの新工場建設に欧州復興開発銀行(EBRD)から5,500万米ドルの融資を取り付けた。EBRDはエネルギー効率の高い先進的な製造施設の建設を支援する。ロシアで省エネ

ZAプワヴィの労組が抗議活動・タルヌフとの統合問題で

ポーランド政府が保有する化学メーカー、ZAプワヴィの株式を同業アゾティ・タルヌフに売却し、両社を統合する方針を打ち出したことに、ZAプワヴィの労働組合が激しく反発している。ワルシャワでは21日、300人を超えるZAプワヴ

ヴァージンモバイル、ポーランドでサービス開始

英携帯電話サービスのヴァージンモバイルが22日、ポーランドでプリペイドカードを使った携帯電話サービスを開始した。同社としては中東欧市場への初進出で、同市場での事業拡大を計画している。現地子会社ヴァージン・モバイル・ポーラ

豪州企業がルブリン石炭事業免許を獲得

豪州の探鉱会社プレーリー・ドーンズ・メタルズがポーランド東部のルブリン県における石炭事業免許4件を取得した。合計183キロ平方メートルの地域が対象だ。 \ 地元の石炭大手ボグダンカの持つ炭鉱の近くに位置しているが、ボグダ

エアロゾル、ズゴジェレツに化粧品容器工場建設

独化粧品大手マクシム・グループのポーランド子会社であるエアロゾル・インターナショナルは、南西部ズゴジェレツには1億8,000万ズロチ(4,400万ユーロ)を投資して化粧品容器の生産と充填を行う工場を建設する。PAP通信が

ポーランド金融業界で大幅な人員削減

ポーランドの金融業界が全体として2,500人の人員削減を計画している。経済見通しの悪化を受けた措置で、経営環境が厳しくなる前にコストを削減する狙いだ。『ジェチポスポリタ』紙が報じた。業界ウォッチャーは、さらに買収合併にと

ポーランドでアルコポップスの人気上昇

ポーランドでアルコポップス(蒸留酒ベースのカクテル飲料)の人気が高まっている。昨年の売上高は7,400万ズロチと前年実績を32.1%上回った。一人当たり消費量もまだ少なく、英市場調査会社のユーロモニター・インターナショナ

国内ガス田の試験生産開始

ポーランドの国営ガス企業PGNiGは16日、中西部ビエルコポルスカ県の「コモジェ3K」ガス井で試験生産を開始したと発表した。埋蔵状況をより具体的に把握した上で、来年からの商業生産を目指す。コモジェ・ガス田は10億立方メー

息子の疑惑で首相劣勢~ポーランド

過去に多くの汚職問題に揺れたポーランドで初めて再選を果たしたドナルド・トゥスク首相。そのクリーンなイメージが、いかさま投資会社の倒産問題で曇っている。この投資会社の出資していた格安航空会社に息子が顧問として関わっていたた

ポーランド政府、経済成長予測を2.5%で維持

ポーランド財務省は21日、今年の国内総生産(GDP)が2.5%拡大するという従来の予測を維持することを明らかにした。鉱工業生産の成長率が今後鈍るのはほぼ確実だが、現時点では予測を引き下げる必要はないとの判断だ。 \ 中央

ビジネスサービス部門が好調

ポーランドがビジネスサービス拠点として存在感を強めている。同国には現在、シェアード・サービス・センター(SSC)やビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)センターなどのサービスセンターが340カ所あり、従業員数は8

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