2013/11/13

ハンガリー

マジャール・テレコム、7-9月期は37%減益

この記事の要約

ドイツテレコムのハンガリー子会社であるマジャール・テレコムが7日発表した2013年第3四半期の決算は、純利益が93億フォリント(4,238万米ドル)となり、前年同期から37%縮小した。比較対象となる前年同期実績が高水準だ […]

ドイツテレコムのハンガリー子会社であるマジャール・テレコムが7日発表した2013年第3四半期の決算は、純利益が93億フォリント(4,238万米ドル)となり、前年同期から37%縮小した。比較対象となる前年同期実績が高水準だったことに加え、経費が拡大したことで利益を圧迫した。一方で売上高は5.4%増の1,582億6,000万フォリントと、アナリスト予想を上回った。

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前年同期はマケドニア資産の売却などで53億フォリントの特別収入を計上し、利益が通常より高い水準となっていた。また、今四半期は経費が6%増の1,341億フォリントに膨らんだほか、通貨フォリントの対ユーロ為替相場の下落で金融損失が76.2%も拡大した。

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売上高はアナリスト予想の4.2%増を上回る5.4%の伸び率を記録した。電力再販、システムインテグレーション・IT、端末販売の各事業が健闘した。

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通期の税引き・利払い・償却前利益(EBITDA)目標は従来の9~12%減を維持する。ただし、減益率は最低値の9%に近い水準となるとみている。

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(1HUF=0.45JPY)

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ポーランド
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