2014/9/3

チェコ・スロバキア

韓国ヨンサン、スロバキアで自動車部品生産へ

この記事の要約

韓国のヨンサン・グロネットが子会社ヒェンナムを通じ、スロバキアに自動車部品工場を開設する。起亜自動車と現代自動車の現地工場向けにプラスチック部品を生産する計画で、1,200万ユーロの投資を予定している。 チェコとポーラン […]

韓国のヨンサン・グロネットが子会社ヒェンナムを通じ、スロバキアに自動車部品工場を開設する。起亜自動車と現代自動車の現地工場向けにプラスチック部品を生産する計画で、1,200万ユーロの投資を予定している。

チェコとポーランドとの国境に近い北部のクラスノ・ナド・キスツォウに工場を建設する。ワイパーブレード、ホースなどを生産し、起亜のジリナ工場と現代のノショヴィツェ工場(チェコ)に納入する。

工場棟の面積は8,500平方メートルで、10月に着工し、来年2月に完工する。経済省によると、雇用創出規模は当初250人で、最大750人に増える見通し。

ヨンサンはウクライナと西アフリカのマリでも工場を運営する。また、東欧、アジア、アフリカをカバーする取引網を擁する。(1CZK=4.93JPY)(東欧経済ニュース7月2日号「現代モービス、チェコにヘッドランプ工場建設へ」を参照)