2014/10/29

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

独自動車部品K&S、マケドニア工場を拡充

この記事の要約

独自動車部品大手のクロムベルク&シューベルト(K&S)は、マケドニアのビトラ市の拠点の生産能力を拡充する。23日付の独経済紙『ジュドオストオイローパ』が報じた。 ギリシャ国境に近いザベニ工業団地内に新 […]

独自動車部品大手のクロムベルク&シューベルト(K&S)は、マケドニアのビトラ市の拠点の生産能力を拡充する。23日付の独経済紙『ジュドオストオイローパ』が報じた。

ギリシャ国境に近いザベニ工業団地内に新工場を建設し、2,000人の雇用を創出する。昨年10月にも工場を開所しており、主にアウディ、BMW、メルセデス向けにケーブル部品を生産している。同地にはこれまで2,000万ユーロを投資したという。

K&Sは1902年創業の老舗企業で、シュトゥットガルト近郊のレニンゲンに本拠を構える。国内外に30以上の拠点を持ち、従業員数は2万6,000人。自動車の電気系統、ケーブル、プラスチック部品製造などに実績がある。