2014/11/5

ロシア

GAZ、ブルテンとの合弁工場を開所

この記事の要約

ロシア商用車最大手のGAZは10月28日、スウェーデンの留め具大手ブルテンと設立した合弁会社がニージニー・ノブゴロドに開設した新工場の開所式を行った。自動車産業向けの留め具を生産し、GAZグループのほか、国外メーカーも含 […]

ロシア商用車最大手のGAZは10月28日、スウェーデンの留め具大手ブルテンと設立した合弁会社がニージニー・ノブゴロドに開設した新工場の開所式を行った。自動車産業向けの留め具を生産し、GAZグループのほか、国外メーカーも含めロシアや独立国家共同体(CIS)諸国に工場を持つ自動車メーカーに供給する。

両社は総額1,200万ユーロを投じて1万2,500平方メートルの既存工場を改装し、イタリアや日本、中国メーカーの製造設備を導入した。

新工場は9月末から部分操業していた。当初の生産能力は年4,000トンで、将来は年6,000~8,000トンに引き上げる。

合弁工場の開設は、ロシアの自動車産業が取り組む自動車部品の現地生産や輸入工業製品を国内で生産する国産化戦略に沿ったもので、世界水準の部品を生産することを目指して最新の生産設備を導入したという。

ブルテンにとってはロシア初の工場で、スウェーデン、ドイツ、ポーランド、中国に次ぐ5番目の工場となる。