マクロ経済

ブルガリア、1~11月の輸出30%拡大

ブルガリア国家統計局が9日発表した2011年1~11月の貿易統計によると、輸出額は362億レフと、前年同期から30.6%拡大した。11月単月の輸出額は19.1%増の34億レフだった。一方、11月の輸入額は前年同月比6.0 […]

ウクライナ、11年成長率は5%

ウクライナ経済が順調に回復に向かっている。アザロフ首相は11日、2011年の実質GDP成長率が前年の4.2%を上回る約5%に達したと発表した。名目国内総生産(GDP)は暫定ベースで1兆1,170億フリブナに上った。第3四

ベラルーシ、インフレ率が109%に

ベラルーシ統計局は10日、2011年のインフレ率が過去最高の109%に達したと発表した。 \ 2011年12月の消費者物価指数は前年同月比で208.7%上昇。工業製品価格指数、食品価格指数もそれぞれ249.4%、225%

「ユーロ債務危機はドイツの責任」に反論、ULCは高水準

ドイツ経済の好調は他のユーロ加盟国の犠牲の上に成り立っているとする見方への学術的な反論が登場した。有力研究機関IWドイツ経済研究所のミヒャエル・ヒューター教授は16日のプレス発表で統計データの分析結果を提示。ドイツの人件

2011年GDP成長率、内需主導で3%に

ドイツ連邦統計局が11日発表した2011年の国内総生産(GDP)成長率は物価調整後の実質で3.0%(速報値)となり、2年連続で3%台に乗った。昨年に引き続き内需がけん引。外需も成長に寄与した。GDPの規模は金融・経済危機

2011年卸売物価7.5%上昇、30年来の上げ幅に

ドイツ連邦統計局が16日発表した2011年の卸売物価指数は前年を7.5%上回り、30年来の大きな上げ幅となった。最大の押し上げ要因は石炭・石油で15.3%上昇。穀物・たばこ・種苗・飼料も35.0%増と大幅に上がった。鉱石

11月のユーロ圏生産者物価、5.3%上昇

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表した2011年11月のユーロ圏の生産者物価指数(建設業を除く)は、前年同期比で5.3%上昇した。上げ幅は前月の5.5%から縮小したものの、なお高水準で推移している。(表参照) \ E

S&Pがユーロ圏9カ国を格下げ、仏は最上級から転落

大手格付け会社の米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は13日、ユーロ圏9カ国の長期信用格付けを引き下げたと発表した。信用不安問題へのEUの対応を不十分と判断したもので、フランスとオーストリアが最上級の「ト

財政規律違反でハンガリーに圧力、欧州委が制裁を勧告

欧州委員会は11日、ハンガリーの財政健全化に向けた取り組みが不十分だとして、EU財務相理事会に同国への制裁措置発動を勧告する方針を明らかにした。加盟国に財政赤字を国内総生産(GDP)比3%以内に抑えることを義務づけた安定

11年の独GDP伸び率は3%、10-12月はマイナスに

ドイツ連邦統計局が11日発表した2011年の同国の国内総生産(GDP)の実質伸び率(速報値)は3%となり、前年の3.6%から縮小したものの堅調を維持した。ただ、伸びの大部分は上期に記録したもので、10-12月期はユーロ圏

11月のユーロ圏鉱工業生産指数、0.1%低下

EU統計局ユーロスタットが12日発表したユーロ圏の2011年11月の鉱工業生産指数(季節調整済み)は前月比で0.1%低下し、前月と同水準の落ち込みとなった。同指数の低下は3カ月連続。(表参照) \ 分野別では、エネルギー

トルコの11年輸出高、過去最高の1346億ドルに

トルコの輸出が大きく伸びている。2011年の輸出高は前年から18.2%増え、過去最高の1346億ドルに達した。トルコ輸出業者会(TIM) のデータによると、自動車産業の輸出高は前年比17.4%増の200億ドルに拡大し、化

11年のロシア民生家電、市場規模240億ドル規模に

英調査会社のバーティカル・エッジが12月30日発表した『ロシア民生家電リポート(2012年第一四半期号)』によると、同市場は昨年、239億5,000万米ドルに拡大したもようだ。携帯電話端末、コンピューター、デジタルテレビ

ウクライナ、11年の鉄鋼生産堅調

ウクライナの主力産業である鉄鋼業が、2008年のリーマンショックに端を発した世界金融危機の打撃から着実に回復している。業界情報サイトSteelOrbisによると、2011年の鉄鋼製品の生産高(速報ベース)は3,037万3

ドイツ国債、利回り上昇見通し

ドイツ国債(10年物)の利回りは現在の1.86%から今年半ばに2.1%、年末には2.46%へと上昇する。また、ユーロ高ドル安が進み、年末には1ユーロ=1.35ドルまでドルが下がる――。6日付の『フランクフルター・アルゲマ

2011月小売売上成長率、名目3%弱の見通し

ドイツ連邦統計局は5日、2011年の国内小売売上高が前年比で名目2.7~2.9%増となり、2年連続で2%台の成長を確保するとの見通しを明らかにした。雇用安定を背景に個人消費が拡大したことが反映された格好。物価変動を加味し

11月輸出8.3%増に

ドイツ連邦統計局が9日発表した2011年11月の輸出高は前年同月比8.3%増の949億ユーロ(暫定値)だった。増加幅は10月の3.9%を上回ったものの、1~11月の平均(12.1%)を下回っており、世界経済の成長鈍化が反

政府債務比率、11年は54%

ポーランドの2011年末時点の政府債務残高は対国内総生産(GDP)でおよそ54%となる見通しだ。ラジヴィウ財務次官が12月30日、明らかにした。 \ 同財務次官は、「11年末のズロチのレートなどを考慮に入れた政府債務の対

11月製造業受注4.8%の大幅減に

ドイツ連邦経済省が6日発表した2011年11月の製造業受注指数は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月比-4.8%(暫定値)と大きく落ち込んだ。比較対象の10月は同+5.0%(修正値)と大幅に伸びており、その反動が出

政府部門の財政収支、11年第3四半期は4千億Ftの赤字

ハンガリー中央統計局(KSH)が3日発表した2011年第3四半期(7~9月)の一般政府部門の財政収支は4,040億フォリントの赤字ととなり、国内総生産(GDP)に占める赤字の比率は5.7%だった。第3四半期の歳入は前年同

製造業売上11月は減少

ドイツ連邦統計局が10日発表した2011年11月の製造業売上高(指数)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比1.1%減(暫定値)となり、2カ月ぶりに後退した。国内売上が1.5%減、国外が同0.6%減で、国外の内訳

11月の工業生産指数4.2%上昇、プラスに転換

ハンガリー統計局(KSH)が6日発表した2011年11月の工業生産指数(季節・労働日数調整済み)は前月比で4.2%上昇し、先月のマイナス0.8%から5ポイント改善した。前年同月比では労働日数調整前・済みとも3.5%上昇し

大口需要家向け電力の先物価格が下落

メーカーなど大口需要家向けの電力の先物価格が下落している。ライプチヒ電力取引所EEXのベースロード電力2013年物の価格は3日夜、1メガワット時当たり52.19ユーロとなり、13カ月来の低水準を記録した。 \ 福島原発事

チェコ、11月の工業生産高5.4%プラスに

チェコ統計局(CSU)が6日発表した、11月の工業生産高(季節調整済み)は前年同月比で5.4%プラスとなり、10月の同1.7%から大きく改善した。 \ 業種別にみると、自動車(大型・小型トレーラーを含む)、機械・機器、エ

スロバキア、11年インフレ率は4.5%―アナリスト予測

スロバキアで物価上昇圧力が強まっている。現地通信社『SITA』が銀行のアナリストを対象に実施したアンケート調査によると、2011年のインフレ率は平均4.5%で、過去3年間で最高水準となる見通しだ。昨年11月時点での過去1

トルコ、インフレ懸念

トルコでインフレ懸念が高まっている。12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で10.45%上昇し、中央銀行が2011年の上限目標値とする5.5%を大幅に上回った。2011年の経済成長率は8%と好調だが、今年はインフレ

ユーロ圏インフレ率が2.8%に縮小、追加利下げの余地拡大

EU統計局ユーロスタットが4日発表したユーロ圏の2011年12月の消費者物価指数上昇率(インフレ率、速報値)は前年同月比2.8%となり、前月の3%から0.2ポイント縮小した。インフレ率の低下は7月以来。依然として欧州中央

ユーロ圏景況感、12月も悪化

欧州委員会が6日発表した2011年12月のユーロ圏の景況感指数(ESI、標準値100)は93.3となり、前月の93.8から0.5ポイント低下した。景況感の悪化は10カ月連続で、2009年11月以来2年ぶりの低水準に落ち込

ユーロ圏小売業、落ち込み加速

EU統計局ユーロスタットが6日発表したユーロ圏の2011年11月の小売業売上高(速報値・数量ベース)は前年同月比で2.5%減少し、7カ月連続で落ち込んだ。下げ幅は前月の0.7%から大きく膨らんだ。(表参照) \ EU27

ユーロ圏製造業、10月新規受注は1.6%増

EU統計局ユーロスタットが5日発表した2011年10月の製造業受注統計によると、ユーロ圏の新規受注は前年同月比で1.6%増となり、前月と同水準の伸びを記録した。(表参照) \ 分野別では中間財が1.4%、資本財が2.7%

新規雇用数が人員削減の約3倍に

ドイツの労働市場が好調だ。日刊紙『フランクフルター・アルゲマイネ』の調べによると、ドイツで2011年に予告された新規採用(100人以上が対象)の規模は合わせて約9万人に達し、人員削減予告の同3万5,000人を大きく上回っ

2011年失業者数は20年来の低水準に

ドイツ連邦雇用庁(BA)が3日発表した2011年の平均失業者数は前年から26万3,000人減の297万6,000人へと後退し、20年来の低水準となった。景気回復と生産年齢人口の減少がプラスに働いた格好。失業率も0.6ポイ

2011年インフレ率2.3%に

ドイツ連邦統計局は12月29日、2011年の消費者物価指数は前年比の上昇率(インフレ率)が2.3%になるとの見通しを明らかにした。暖房用と自動車燃料が全体を強く押し上げた格好。欧州中央銀行(ECB)が警戒水準とする2%を

有給休暇の不完全消化、被用者の37%が該当

2009年に有給休暇を完全消化しなかったフルタイムの被用者は36.8%に上ることがドイツ経済研究所(DIW)の最新週報に掲載された論文で分かった。雇用規模の小さな企業と、若手や採用から間もない被用者でその傾向が強いという

チェコの景況感が悪化

チェコ統計局(CSU)が27日発表した2011年12月の景況感指数は前月比1.9ポイント低下となった。欧州債務危機の影響により企業、消費者ともに景況感が悪化した。前年同月比では12.5ポイントの悪化。ただ、金融危機による

チェコ経済減速へ、製造業PMIが2カ月連続で悪化

英金融大手のHSBCとマークイットが2日発表した12月のチェコ製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.2となり、前月の48.6からやや改善したものの、景気の分岐点となる50を下回った。今後の見通しを示す構成指数が悪化し

ブルガリアの12月景況感、前月並み

ブルガリア統計局(NSI)が12月28日発表した2011年12月の企業景況感は前月とほぼ同じ水準となった。業界別では製造業とサービス業がやや改善した反面、建設業で悪化した。経済の先行き不透明感が重荷となっているもようだ。

来月末に臨時首脳会議、財政新条約・雇用対策が主題に

EUのファンロンパイ大統領(欧州理事会常任議長)は20日、臨時のEU首脳会議を来年1月30日に開催すると発表した。金融の安定と雇用対策について話し合う。金融では、財政規律強化に向けた新条約が主要議題となるもようだ。 \

ユーロ圏労働コスト上昇率、7-9月は2.7%

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表した2011年7-9月期のユーロ圏の労働コスト(時間当たり)上昇率は、物価変動を加味しない名目ベースで前年同期比2.7%となり、前期の3.3%から0.6 ポイント縮小した。(表参照)

ユーロ圏建設業、10月は低迷

EU統計局ユーロスタットが19日発表した2011年10月のユーロ圏建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比2.8%減となり、6月以来4カ月ぶりに落ち込んだ。前月は0.1%増だった。(表参照) \ 分野別では、建設

独企業景況感2カ月連続で改善

Ifo経済研究所が20日発表した2011年12月のドイツ企業景況感指数(2005年=100)は107.2となり、前月の106.6から0.6ポイント上昇した。改善は2カ月連続。事業の現状判断を示す指数は3カ月連続で横ばいの

消費者景況感は横ばい

市場調査大手のGfKが20日発表したドイツ消費者景況感指数の2012年1月向け予測値は前月と同じ5.6となり、これまでに引き続き長年の平均であるゼロを大きく上回った。景気と所得の見通しがともに改善、高額商品の購入意欲に関

クリスマス商戦空振りか

ドイツのクリスマス商戦が低迷している。独小売業中央連盟(HDE)によると、降臨祭(クリスマス前の約1カ月)第3週目(今年は11~17日)の小売売上は同第1、第2週をわずかに上回る水準にとどまったもよう。売り上げは通常、ク

ポーランドとハンガリー、インフレ率が加速

ポーランド中央統計局(GUS)が13日発表した2011年11月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比で4.8%上昇した。上げ幅は10月の4.3%から0.5ポイント拡大し、市場の予想を上回った。ズロチ安で輸入コストが膨ら

ユーロ導入後の物価安定、インフレ率は平均1.6%に

ユーロの現金導入が行われた2002年1月からおよそ10年が過ぎた今月16日、ドイツ連邦統計局は消費者物価の変動率に関する統計を発表した。それによると、02年1月~11年11月のインフレ率は平均1.6%にとどまり、ユーロ現

11月鉱工業生産、予想を上回る8.7%増

ポーランド中央統計局(GUS)が20日発表した11月の鉱工業生産高(速報値)は、前年同月比8.7%増となり、ブルームバーグ通信のアナリスト予測中央値(5.7%)を大幅に上回った。10月に比べても、2.2ポイント上昇した。

機械業界、2012年生産高を下方修正も

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は19日の記者会見で、独業界の2012年生産高予測を前年比4%増の約1,970億ユーロに据え置いた。ただ、市場の先行き不透明感は強まっており、今後の景気動向次第では下方修正する可能性もあると

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