建設、土木

6月企業景況感、改善幅が過去最大に

Ifo経済研究所が6月24日発表した同月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は前月の79.7から86.2へと6.5ポイント上昇し、2カ月連続で大きく改善した。改善幅は過去最大。新型コロナ危機の底打ちが鮮明になって […]

エストニアで初の「廃プラ舗装道路」完工、実証実験を実施

エストニアでこのほど、プラスチック廃材を混ぜたアスファルトで舗装した道路の建設事業の第1号が完了した。同国の気候に対応できるかどうか確かめるためのプロトタイプとして施工されたもので、来年の春に状態を調査する。 道路管理局

独でロックダウン再発動、西部NRW州で

ドイツ西部のノルトライン・ヴェストファーレン(NRW)州政府は23日、新型コロナウイルスの大規模な集団感染が発生したギュータースロー郡などを対象にロックダウン(都市封鎖)を再導入した。接触・営業規制の緩和後にロックダウン

ユーロ圏建設業生産高、4月は28%減

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の4月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比で28.4%減となり、下げ幅は前月の17.5%から大きく膨らんだ。新型コロナウイルス対策として大半の国が導入した経

緩和後初のロックダウン、NRW州が導入、巨大クラスター発生で

独西部のノルトライン・ヴェストファーレン(NRW)州政府は23日、新型コロナウイルスの巨大なクラスター(感染者集団)が発生したギュータースロー郡などを対象にロックダウン(都市封鎖)を再導入した。接触・営業規制の緩和後にロ

生産者物価の下げ幅、5月は2.2%に拡大

ドイツ連邦統計局が19日発表した5月の生産者物価指数は前年同月比2.2%減となり、下げ幅は前月の1.9%から拡大した。前年同月を割り込むのは4カ月連続。新型コロナ危機を受けてエネルギー価格が大幅に低下したことが最大の押し

「水上家屋」をプリントアウト~チェコ

チェコで今月、3Dプリント・ハウスが初めてお目見えする。建築スタジオ「スクールプト(Scoolpt)」のミハイ・トルパクさんが設計したもので、住宅貯蓄銀行ブジンカ(Burinka)と提携して「プリントアウト」し、水上に浮

ルーマニア原発事業者、株主総会が中国CGNとの提携破棄を承認

ルーマニア国営の原子力発電事業者ヌクレアルエレクトリカは12日、チェルナヴォダ原発に原子炉を新設する計画に関する中国広核集団(CGN)との提携を破棄する方針が株主総会で承認されたと発表した。取締役会は今後、発電力強化をめ

4月鉱工業生産18%減少、自動車は下落幅75%に

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が8日発表した4月の鉱工業生産指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比17.9%減(暫定値)となり、下げ幅は前月の8.9%(修正値)から大幅に拡大した。新型コロナウイル

英政府がロックダウン追加緩和、すべての小売業が再開へ

英国のジョンソン首相は5月25日、新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するため実施している外出・営業制限など「ロックダウン」措置を追加緩和すると発表した。6月1日から屋外市場、自動車ショールームの営業を再開。15日からはす

企業売上の減少幅が拡大、4月は14%に

ドイツ連邦統計は5月28日、国内製造、建設、流通、サービス業の4月の売上高が季節要因・営業日数調整ベースで前月を13.8%下回ったことを明らかにした。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために導入された営業制限措置などが響

ワルシャワで地下鉄駅が着工、M2号線延長で

ワルシャワ市西部のベモヴォ地区で5月28日、新しい地下鉄駅「ポフスタンツフ・シュロンスキフ(Pomstancow Slaskich)」の工事が始まった。2015年に開通したM2号線の延長に伴うものだ。今年4月の新区間運行

ポーランド、ロシア産ガスの輸入量低減

ポーランド国営の送ガス事業者ガスシステムはこのほど、ロシア北極圏のヤマル半島から天然ガスを輸送する「ヤマル欧州パイプライン」の輸入量がほぼゼロになったことを明らかした。両国間の天然ガスの輸送契約は5月17日に失効していた

ユーロ圏建設業生産高、3月は15%減

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の3月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比で15.4%減となり、3カ月ぶりのマイナスに転じた。新型コロナウイルス対策として多くの国で建設現場が閉鎖されたこと

英政府がロックダウン追加緩和、すべての小売業が再開へ

英国のジョンソン首相は5月25日、新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するため実施している外出・営業制限など「ロックダウン」措置を追加緩和すると発表した。6月1日から屋外市場、自動車ショールームの営業を再開。15日からはす

企業景況感が改善、制限緩和で先行きに薄明かり

各部門の景況感指数(現状判断指数と期待指数=ともにDI=の中央値)をみると、製造業はマイナス26.2となり、前月のマイナス37.7から11.5ポイント改善した。

現状判断と期待指数がともに大幅に好転している。

現状判断指数はやや悪化した。

第1四半期の建設許可4%増加

新築住宅の許可件数は6万8,257件で、前年同期を3.8%上回った。

3世帯以上の集合住宅も4.4%増の3万9,305件と好調だった。

1世帯住宅は0.3%増の2万1,297件。

スロバキア・ポーランド天然ガスインターコネクタ、工事が停止

スロバキアとポーランドの天然ガス網を結ぶインターコネクタ(接続管)の建設がストップした。

同企業の新経営陣が「ユーストリームによる200万ユーロの工賃未払いで、従業員解雇を余儀なくされた」と地元テレビ局に語ったことに対しては、「未払いはない」と否定し、「契約にのっとって近く工事が再開される」との見方を示した。

インターコネクタのスロベニア区間工事(全長100キロメートル)は従来、来年に完工するとされていた。

バレンツ海の新港建設計画が前進、北極海航路整備の一環

ロシア北西部アルハンゲリスク州のチブルスキ(Tsybulsky)知事はこのほど、北極海航路整備の一環であるバレンツ海沿岸港建設計画への投資額がすでに5億米ドルを超えたと明らかにした。

新港建設と連動し、ウラル地方と同港を結ぶベルコムウル(BelKomUr)鉄道も整備が進められている。

この鉄道はロシア北西部と中国を結ぶ幹線を構成するもので、完成するとシベリア、ウラル両地方からの輸送距離が800キロメートル短縮する。

ハンガリー、中国参加の鉄道幹線プロジェクトを機密扱いに

政府は同計画に対する中国輸出入銀行の融資を確実にするためと説明している。

中国輸出入銀行が総額5,780億フォリント(17億8,000万米ドル)に上る費用の85%を負担するほか、近代化工事を受注した企業連合に中国中鉄グループの電気化局集団と鉄九局集団が参加している。

中国はアジアと欧州を結ぶ流通ルートを整備する「一帯一路」構想の実現を主導する。

建設業にも新型コロナの影響、3月受注が10.5%減少

ドイツ連邦統計局が25日発表した3月の建設業新規受注高は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月を10.5%割り込んだ。

前年同月比(物価・営業日数調整値)の減少幅も10.3%と大きかった。

前年同月比(物価・営業日数調整値)は2.9%減だった。

ティッセンクルップが持株会社に転換、鉄鋼部門は合弁化も

鉄鋼と軍用船の2部門についてはグループ内にとどめるとしながらも、合弁化も視野に入れていることを明らかにした。

ティッセンの下で今後も事業を展開する部門は材料取引、産業部品、自動車部品、鉄鋼、軍用船の5部門。

一方、経営の重荷となっているプラント建設、パワートレイン・ソリューションズ、ばね・スタビライザー、インフラ、厚板、電池ソリューションズ事業およびイタリアのステンレス鋼生産子会社アッチャイ・スペチャーリ・テルニ(AST)については新設する受け皿部門「マルチトラックス」へと移管し、売却ないし事業拠点の閉鎖を検討する。

ティッセンクルップ―持株会社に転換、鉄鋼部門は合弁化も―

鉄鋼と軍用船の2部門についてはグループ内にとどめるとしながらも、合弁化も視野に入れていることを明らかにした。

ティッセンの下で今後も事業を展開する部門は材料取引、産業部品、自動車部品、鉄鋼、軍用船の5部門。

一方、経営の重荷となっているプラント建設、パワートレイン・ソリューションズ、ばね・スタビライザー、インフラ、厚板、電池ソリューションズ事業およびイタリアのステンレス鋼生産子会社アッチャイ・スペチャーリ・テルニ(AST)については新設する受け皿部門「マルチトラックス」へと移管し、売却ないし事業拠点の閉鎖を検討する。

イズミル地下鉄建設、仏ソシエテ・ジェネラルがEBRDと協調融資

仏銀行大手ソシエテ・ジェネラルが、トルコ南西部イズミルの地下鉄建設プロジェクトに2,500万ユーロを融資する。

欧州復興開発銀行(EBRD)がすでに融資している同プロジェクトの新路線建設に対するもので、EBRD協調融資スキームを使って実施する。

EBRDは現在、市内のユチョルと隣接市ブカをつなぐ別の地下鉄新路線(13.3キロメートル)の建設についても協調融資を計画している。

住友電工、独で大規模な送電線事業受注

住友電気工業は11日、ドイツの送電会社アンプリオンから大規模な送電線敷設事業を受注したと発表した。

住友電工は同プロジェクトで、独自に開発した業界最高水準となる525キロボルトの電圧に対応する架橋ポリエチレン絶縁ケーブル技術を採用した高圧直流ケーブルシステムを敷設する。

スドカーベルは住友電工の絶縁技術を採用した高圧直流ケーブルを製造するほか、工事やプロジェクト管理をサポートしていくという。

英が正常化に向け制限措置を段階的緩和、独は全店舗の再開容認

英国のジョンソン首相は10日、3月下旬に導入した外出制限を段階的に緩和する計画を発表した。

一方、ドイツのメルケル首相は6日、3月から実施していた制限措置を大幅に緩和し、飲食店などを含む全ての店舗の営業を認める方針を発表した。

これにより、政府は外出制限を緩和した後も、市民の移動や店舗の営業を制限したり、集会を禁止するなどの措置を講じることが可能になる。

3月鉱工業生産9%減少

製造業は11.6%後退した。

建設業は1.8%増加している。

製造が2.4%減少。

在露の中国企業、コロナ後に投資拡大の予定

ロシア中国友好平和発展協会と在ロシア中国起業家同盟が8日発表したアンケート調査で、ロシアに進出している中国企業の20%が、新型コロナウイルスの流行収束後に対ロ投資を拡大する予定であることがわかった。

「従来の水準を維持する」という企業も20%に上った。

同調査は先月20~26日に在ロ中国企業30社を対象に実施された。

住友電気工業―独で大規模な送電線事業受注―

住友電気工業は11日、ドイツの送電会社アンプリオンから大規模な送電線敷設事業を受注したと発表した。

住友電工は同プロジェクトで、独自に開発した業界最高水準となる525キロボルトの電圧に対応する架橋ポリエチレン絶縁ケーブル技術を採用した高圧直流ケーブルシステムを敷設する。

スドカーベルは住友電工の絶縁技術を採用した高圧直流ケーブルを製造するほか、工事やプロジェクト管理をサポートしていくという。

ベラルーシ東部で新石油パイプライン敷設、ドルジバ油送管と接続

同パイプラインはゴメル(Gomel)-ゴーリキー(Gorki)間の250キロメートルの区間で予定されているもので、ロシア産の石油を欧州に輸送する「ドルジバ(友好)」パイプラインと接続する計画。

同国南部のモジルスキーNPZ製油所には既にポーランドとウクライナを経由して原油が供給されており、ロシア以外の供給元が確保されている。

ベラルーシでは昨年4月、ドルジバ・パイプラインを通してロシアから供給された原油に汚染物質が混入しており、影響が出ていた。

英が正常化に向け制限措置を段階的緩和、独は全店舗の再開容認

英国のジョンソン首相は10日、3月下旬に導入した外出制限を段階的に緩和する計画を発表した。

一方、ドイツのメルケル首相は6日、3月から実施していた制限措置を大幅に緩和し、飲食店などを含む全ての店舗の営業を認める方針を発表した。

これにより、政府は外出制限を緩和した後も、市民の移動や店舗の営業を制限したり、集会を禁止するなどの措置を講じることが可能になる。

営業制限続けば3割の企業が3カ月以内に倒産

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために現在、行われている営業制限が継続されると、ドイツ企業の29.2%が3カ月以内に経営破綻する見通しだ。

「現在の営業制限措置が長期化した場合、御社はどの程度の期間、存続できると思いますか」との質問に、2カ月未満(「1カ月未満」と「1カ月」の合計)と回答した企業は計3.7%と比較的少なかったものの、「2カ月」は同10.2%、「3カ月」は15.3%に上った。

6カ月以内は計52.7%と過半数に達しており、調査担当者は「今後の倒産の波を示唆する懸念すべき数値だ」と警鐘を鳴らした。

伊サイペム、バルチック・パイプの敷設工事を受注

伊石油プラント大手のサイペムは4日、ポーランド国営送ガス事業者ガスシステムから、同国とデンマークを結ぶ天然ガスパイプライン「バルチック・パイプ」のオフショア区間の敷設工事を受注したと発表した。

ポーランドの天然ガス需要は年間およそ170億立方メートルで、その半分をロシアのガスプロムから調達している。

バルチック・パイプは、天然ガス調達先を多様化し、ロシアへの依存低減を目指す政府の方針を実現させるものだ。

ベルリン新空港10月末開港へ

ベルリン・ブランデンブルク空港の運営会社FBBは4月28日、同空港に対し建設監督当局の使用許可が下りたことを明らかにした。

同空港は当初、2012年6月の開港を予定していた。

このうち主力のテーゲル空港は新空港の開港から1週間以内に運営を停止する予定。

ハンガリーの大規模鉄道事業、中国輸出入銀行が融資

ハンガリー政府は先ごろ、ブダペストとセルビアの首都ベオグラードを結ぶ鉄道路線の近代化プロジェクトに対し、中国の政策金融機関、中国輸出入銀行が融資を行うことで合意したと発表した。

金額など詳細は明らかにされていないが、財務省によると、同行はプロジェクト総額の85%に相当する額を固定金利で融資する。

同プロジェクトではブダペスト・ソロクサール駅とセルビア側の国境の町ケレビヤの間の152キロメートルの区間を整備し、平均時速160キロメートルでの走行を実現する。

ハンガリーの大規模鉄道事業、中国輸出入銀行が融資

ハンガリー政府はこのほど、ブダペストとセルビアの首都ベオグラードを結ぶ鉄道路線の近代化プロジェクトに対し、中国の政策金融機関、中国輸出入銀行が融資を行うことで合意したと発表した。

金額など詳細は明らかにされていないが、財務省によると、同行は事業費の85%に相当する額を固定金利で融資する。

同プロジェクトではブダペスト・ソロクサール駅とセルビア側の国境の町ケレビヤの間の152キロメートルの区間を整備し、平均時速160キロメートルでの走行を実現する。

独企業の半数が操短、在宅勤務は76%が実施

業界別では流通が55%で最も高く、これに製造(53%)、サービス(48%)、建設(37%)が続いた。

営業・生産を停止したのは15%で、流通では23%、製造では19%に上った。

製造が87%と最も高く、これにサービス(76%)、建設(67%)、流通(60%)が続いた。

ロシア、高速鉄道幹線整備計画が凍結

ロシアのチェリャビンスクとエカテリンブルクを結ぶ高速鉄道幹線敷設計画が凍結された。

プロジェクト運営会社のウラル高速鉄道(USM)は、状況が落ち着けば計画が再開されるとみている。

チェリャビンスク―エカテリンブルク線建設計画は、最高速度300キロの高速鉄道幹線を複線で整備する内容。

企業景況感が過去最低に、すべての部門で大幅悪化

Ifo経済研究所が24日発表した4月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は前月の85.9から74.3へと急落し、過去最低を記録した。

現状判断指数(DI)と期待指数(同)は製造、サービス、流通、建設の4部門すべてで大幅に下落。

各部門の景況感指数(現状判断指数と期待指数の中央値)は例外なくマイナスの領域に沈んだ。

ポーランド~リトアニア間のガスパイプライン、工事発注進む

ポーランドとリトアニアのガス輸送パイプライン共同プロジェクト「ガス・インターコネクション・ポーランド・リトアニア(GIPL)」で、ポーランドが国内区間の建設に向けて動きだした。

ガスシステムは3月、リトアニア国境からククフまでの47キロメートルの区間工事を国内石油ガス設備建設大手のJTに発注済みだ。

GIPLは全長約500キロメートルで、完成後はポーランドからリトアニアへ天然ガスを年間27テラワット時(TWh/24億立方メートル)、リトアニアからポーランドへ同21TWh(19億立方メートル)輸送する計画だ。

独ティッセン、トルコPET容器メーカーから新工場を受注

独複合企業ティッセンクルップは先ごろ、トルコのプラスチック製包装容器メーカー、ケクサンペットパッケージング(Köksan)からポリエチレン・テレフタラート(PET)製造施設の建設を受注したと発表した。

新工場は2013年にティッセンが設置した既存施設に隣接する場所に建設される。

ケクサンは1968年の設立で、PETボトルやPETシート、PET樹脂を生産している。

ユーロ圏建設業生産高、2月は0.9%減

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の2月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比で0.9%減となり、マイナスに転じた。

EU27カ国ベースの建設業生産高も0.9%減少。

主要国はドイツが4.6%増となったが、スペインが7.2%減と大きく落ち込んだ。

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