原子力・天然ガスは「持続可能」、欧州委が正式認定
●東欧諸国は原子力・天然ガス共に「持続可能」案を支持 ●今後最大6カ月かけて最終案について協議 欧州委員会は2日、環境問題の解決に貢献する持続可能な経済活動かどうかを仕分ける「EUタクソノミー」をめぐり、一定の条件下で原 […]
●東欧諸国は原子力・天然ガス共に「持続可能」案を支持 ●今後最大6カ月かけて最終案について協議 欧州委員会は2日、環境問題の解決に貢献する持続可能な経済活動かどうかを仕分ける「EUタクソノミー」をめぐり、一定の条件下で原 […]
欧州会計監査院(CEA)は1月31日、EUのエネルギー課税やエネルギー補助金に関する報告書を公表した。課税制度に関しては、エネルギー源ごとの温室効果ガス排出量が税率に反映されておらず、EUが進める気候変動政策との整合性が
高級ブランド大手の伊ドルチェ&ガッバーナは1月31日、今年から全製品で毛皮の使用を中止すると発表した。動物愛護に反する毛皮を利用した衣料などへの拒否感が若者を中心に広がっているためで、今後は人工的に作るフェイク
欧州委員会は2日、環境問題の解決に貢献する持続可能な経済活動かどうかを仕分ける「EUタクソノミー」をめぐり、一定の条件下で原子力と天然ガスを脱炭素化に貢献するグリーンな投資対象と認定する委任規則の最終案を発表した。両エネ
仏タイヤ大手のミシュランは1月28日、夏用タイヤの新製品としてスポーツタイヤ「パイロットスポーツ5」とコンフォートタイヤ「プライマシー4+」を発売したと発表した。どちらも旧製品よりグリップ力が高められているほか、競合製品
フィンランドのタイヤ大手ノキアンタイヤズは1月26日、材料の93%をリサイクル素材または再生可能資源とするコンセプトタイヤ「グリーン・ステップ(Green Step)」を発表した。タイヤ製品の持続可能性を高める方針に沿っ
独商用車大手ダイムラー・トラックは1月31日、再生可能エネルギーの利用と送電網統合を手がけるネクストイラ・エナジー・リソーシズ、資産運用大手ブラックロックと共同で米国にトラック用充電・水素補給インフラを共同構築することで
化学大手の独ランクセスは1月31日、持続可能な防腐剤の分野でイタリア企業マトリカと協業すると発表した。植物油に由来する生分解性の原料をマトリカから調達して、洗剤や塗料、染料向けの防腐剤に加工する。拡大する需要を取り込む狙
●チェコは新車販売が増加もBEVは減少 ●正反対のスロバキア、BEVは助成金なしの「自力」成長 チェコの新車市場は2021年、前年比1.9%増とわずかな増加にとどまった。増加が期待された完全電動車(BEV)は前年実績を6
●「エンヤックiV」などBEVの販売好調が貢献 ●同社は排出量を30年までに20年比で50%未満に抑える方針 シュコダ自動車は1日、昨年、欧州で販売した車両の二酸化炭素(CO2)平均排出量が欧州連合(EU)の基準を下回っ
●30年までに年5万トン前後の水素生産能力を整備 ●カーボンニュートラルを50年までに達成する目標 石油大手でポーランド国営のPKNオルレンが、国内およびチェコ、スロバキアで「水素ハブ」を9カ所整備する計画だ。生産・供給
●揚水発電施設の貯水池に設置する ●設備容量は22kWpとなる予定 チェコ電力大手の国営CEZはこのほど、浮体式の太陽光発電設備を導入すると発表した。揚水発電施設の貯水池に、発電設備容量が22キロワットピーク(kWp)の
スウェーデン政府は27日、原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場を同国南部のフォルスマルクに建設する計画を承認したと発表した。建設が始まれば、フィンランドに続いて世界で2例目となる。2030年代
EUの欧州銀行監督機構(EBA)は24日、域内の銀行に環境や社会問題、ガバナンス(企業統治)に関連したリスクについての情報開示を義務付けるルールを補完する実施技術基準(Implementing Technical Sta
仏自動車大手のルノーと中国の浙江吉利控股集団(Geely Holding)は21日、韓国における新車開発で協力することで合意したと発表した。吉利が車両技術を提供し、釜山にあるルノーサムスン(RSM)の工場で2024年から
スイスの電池メーカー、ルクランシェは19日、同国の鉄道事業者BLSがブリエンツ湖で運行する観光船「MSユングフラウ号」にバッテリーシステムを供給したことを明らかにした。これにより、1954年に建造された同船はディーゼルエ
鉄鋼大手の独ティッセンクルップは19日、製造工程での二酸化炭素(CO2)排出量を50%削減した電磁鋼板を初めて出荷したと発表した。製法は国際的な認証機関の認証を受けていることから、購入企業はカーボンフットプリントのバラン
化学大手の独コベストロは19日、米バイオ企業ジェノマティカと共同で植物ベースのヘキサメチレンジアミン(HMDA)の量産に初めて成功したと発表した。化石資源ベースの従来品に替わる炭素中立の製品を求める顧客が増えていることに
フランクフルト証券取引所を運営するドイチェ・ベルゼは19日、広州先物取引所(GFEX)と排出権分野の協業で基本合意したと発表した。中国と世界のその他の地域で二酸化炭素(CO2)排出量取引の先物市場の発展を支援していく。脱
●電動SUV「エンヤックiV」のシートカバーに採用 ●1台分の生地生産には約1,000本のペットボトルが必要 環境意識の高まりを反映し、自動車業界でも環境負荷を低減した車づくりに取り組む動きが活発化している。チェコのシュ
●リコマースは昨年夏、ルーマニア同業を買収し同国に進出 ●目標は「東欧最大の整備済み中古スマホ販売会社」 整備済み中古スマホの販売を手がける仏リコマース(Recommerce)が、同じフランスの流通大手カルフールとルーマ
●計画はEV用バッテリーとしての需要拡大をにらんだもの ●当局は環境破壊を懸念する激しい抗議行動に直面 セルビア政府は20日、豪資源大手リオ・ティントによるリチウム鉱山開発計画を破棄すると発表した。環境破壊を懸念する激し
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は24日、欧州連合(EU)域内(非加盟国のノルウェーとアイスランドを含む)でグループが昨年、販売した乗用車の二酸化炭素(CO2)排出量が許容上限を下回ったことを明らかにした。一昨年
インド鉄鋼大手のタタ製鉄は14日、英中部カンブリア州にあるシャップフェル第4石灰窯の改修工事を終えて操業を開始したことを明らかにした。投資額は約400万ポンド。改修により、石灰生産の効率と環境性が向上し、サウスウェールズ
ベルギーの環境団体トランスポート&エンバイロメント(T&E)は13日、2023年から海運業を欧州連合(EU)排出量取引制度(EU-ETS)の適用対象とする欧州委員会の提案について、小型商船や漁船などを対象から除
スウェーデン商用車大手のボルボグループは14日、北米市場でクラス8の大型電気トラック「VNRエレクトリック」の第2世代モデルを発売したと発表した。バッテリー容量を最大で2倍以上に引き上げて航続可能距離を85%伸ばしたほか
仏自動車大手ルノーは13日、2030年までに欧州で販売する乗用車を100%電気自動車(EV)にする計画を明らかにした。これまでは同年までに90%をEVにする目標を掲げていた。欧州連合(EU)が35年までにハイブリッド車を
ドイツのロベルト・ハーベック経済・気候相(緑の党)は11日の記者会見で、炭素中立実現に向けた取り組みの強化方針を打ち出した。前政権が行ってきた取り組みでは二酸化炭素(CO2)排出削減目標と再生可能エネルギー拡大目標を達成
ドイツ連邦統計局が12日発表した2021年の卸売物価指数は前年比9.8%増となり、第1次石油危機のただ中にあった1974年以来の大きな上げ幅を記録した。石油製品(上昇率32.0%)、鉱石・金属(同44.3%)が特に水準を
特殊化学大手の独エボニックは14日、スロバキア中部のスロベンスカー・ルプチャにあるプラント内にバイオ界面活性剤の生産施設を建設すると発表した。石油を用いない環境に優しい洗剤やシャンプーの需要増に対応する。 1億ユーロのケ
化学大手の独コベストロは17日、豪鉄鉱石大手フォーテスキュー・メタルズ・グループ(FMG)傘下のフォーテスキュー・フューチャー・インダストリーズ(FFI)からグリーン水素とその派生物の供給を受けることで基本合意したと発表
●サイトは農家の資金不足解消に向け投資家とつなぐもの ●持続可能な取り組みも支援 農業向けクラウドファンディングのプラットフォームを運営するリトアニアのヘビーファイナンス(Heavy Finance)はこのほど、100万
独複合企業ティッセンクルップは13日、電解プラント・エンジニアリング子会社ティッセンクルップ・ウーデ・クロリンエンジニアズの社名をティッセンクルップ・ヌセラ(nucera)」に改めると発表した。ヌセラは新しいを意味する「
●食品販売店と提携し、消費期限が近い食品を最大80%引で提供 ●利用者は国内で1万人以上 持続可能な食品サービスを目指すルーマニアのボナップ・エコ(bonapp.eco)が、昨年11月に開始したシード資金調達ラウンドでこ
化学大手の独BASFは12日、海洋天然ガスの商業利用実現に向け中国の石油化学大手中海石油化学(China BlueChemical)、エンジニアリング大手中国五環工程(Wuhuan Engineering)と開発協業する
●同社は後付け式のライフライン監視システムを運営 ●すでに欧州、アジア、豪州の30カ国強に進出 省エネ・省資源ソリューションを手がけるブルガリアの新興企業シングズログ(ThingsLog)は、このほど行ったシードラウンド
独エネルギー大手EnBWは17日、英石油大手BPと共同で洋上風力発電用の海域を英国で確保したと発表した。両社が洋上風力発電海域を同国で獲得するのは2度目。スコットランドの英国王室領を管理する公益法人クラウン・エステート・
培養肉などに利用可能なナノファイバー材料の開発製造を手掛ける。独自技術により、ナノファイバー生産で一般的なエレクトロスピニング法に比べ生産の高速化と省エネを実現した。また、エレクトロスピニング法で作られるナノファイバーが
乗用車大手の独BMWグループが12日発表した主力ブランドBMWの2021年販売台数は前年比9.1%増の221万3,795台となり、過去最高を更新した。競合メルセデスベンツ(5.0%減の205万4,962台)を抜いて高級車
●PHVの販売台数は89%増加 ●首位のトヨタは乗用車販売の75%がHV チェコ自動車輸入事業者協会はこのほど、2021年のハイブリッド車(HV)の販売台数が前年比82%増の2万3,000台に急増したことを明らかにした。
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が12日に発表した2021年のグループ新車販売台数は前年比4.5%減の888万2,000台となり、2011年以来10年ぶりの低水準を記録した。減少は2年連続。半導体不足で生産調整を
●長引く許認可手続きと、環境保護上の反対運動が理由 ●EVサプライチェーンを構築する政府の目論見に黄信号 豪資源大手のリオ・ティントは18日、セルビアにおけるリチウムの生産開始が2027年に遅れる見通しを明らかにした。許
電機大手の独シーメンスは17日、路信号子会社ユネックス・トラフィックを伊モビリティ技術・サービス大手のアトランティアに売却することで合意したと発表した。事業ポートフォリオ整理の一環。9億5,000万ユーロで譲渡する。9月
●EU助成金2億5,000万ユーロを産炭地での産業転換に役立てる ●褐炭火力発電所は排出権の価格高騰ですでに採算割れ スロベニア政府は13日、2033年までに石炭を電源として使用することを中止する方針を固めた。デッドライ
ドイツ連邦陸運局(KBA)が17日発表した電動車(乗用車)の2021の新車登録台数は68万1,876台となり、前年(39万4,940台)を72.7%上回った。乗用車新車登録に占める割合は13.5%から約2倍の26.0%へ
フォルクスワーゲン(VW)グループの高級車メーカー、アウディとポルシェが自動車レース「F1(フォーミュラ1)」に参戦する方向だ。VWのヘルベルト・ディース社長はすでにゴーサインを出しているといい、交渉がまとまり監査役会が
ベルギーの環境団体トランスポート&エンバイロメント(T&E)は13日、2023年から海運業をEU排出量取引制度(EU-ETS)の適用対象とする欧州委員会の提案について、小型商船や漁船などを対象から除外する原案の
仏自動車大手ルノーは13日、2030年までに欧州で販売する乗用車を100%電気自動車(EV)にする計画を明らかにした。これまでは同年までに90%をEVにする目標を掲げていた。EUが35年までにハイブリッド車を含むガソリン
●英パワーハウスエナジーの加熱式ガス化技術(DMG)を実用化 ●プラントは最大で1日40トンの廃プラから2~3トンの水素を生産 ロンドンに本拠を置くポーランド系企業ハイドロジェン・ユートピア・インターナショナル(HUI)
●米国向けバッテリーソリューションの開発製造・販売でも提携 ●イノバットは24年までに複数のギガファクトリーを建設する計画 電気自動車(EV)など持続可能な事業に投資する米アイディアノミクス(Ideanomics)は4日