独ガス最大手が政府に支援要請、調達コスト膨張で
ドイツの天然ガス輸入最大手ユニパーは6月29日、公的支援を受ける方向で政府と協議していると発表した。ロシアからの供給の大幅減を受けて調達コストが大幅に膨らみ、今後の資金繰りに懸念が出てきたため。ガス業界が置かれている厳し […]
ドイツの天然ガス輸入最大手ユニパーは6月29日、公的支援を受ける方向で政府と協議していると発表した。ロシアからの供給の大幅減を受けて調達コストが大幅に膨らみ、今後の資金繰りに懸念が出てきたため。ガス業界が置かれている厳し […]
欧州連合(EU)は6月24日の首脳会議で、クロアチアが欧州単一通貨ユーロを導入することを正式承認した。これによってユーロ圏は2023年から20カ国に拡大する。 ユーロ導入には前段階である欧州為替相場メカニズム(ERM2)
●政策金利7%、利上げ幅は1.25ポイント ●7月に総裁が入れ替わり。次期総裁は利上げに反対の立場 チェコ中央銀行(CNB)は22日、主要政策金利である14日物レポ金利を1.25ポイント引き上げ、7%に設定した。利上げは
●2023年1月1日から導入 ●これによりユーロ圏は20カ国に拡大 欧州連合(EU)は24日の首脳会議で、クロアチアが欧州単一通貨ユーロを導入することを正式承認した。これによってユーロ圏は2023年から20カ国に拡大する
●インフレ率が70%を超える中、14%に据え置き ●ウクライナ戦争の終結により物価上昇も鈍化と期待 トルコ中央銀行は23日の金融政策決定会合で、主要政策金利である7日物レポ金利を14%に据え置いた。金利据え置きは6会合連
●国際金融市場はこの展開をすでに織り込み済み ●対外債務の不履行はロシア革命の1918年以来で初めて ロシアの外貨建て国債の未払い猶予が27日で期限切れとなり、「債務不履行」となった。政府の支払い能力には問題がないが、ウ
Ifo経済研究所が24日発表した6月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は92.3となり、前月を0.7ポイント下回った。減少は3カ月ぶり。ウクライナに軍事侵攻したロシアとの外交政策上の駆け引きが経済に影を落として
市場調査大手GfKが28日発表したドイツ消費者信頼感指数の7月向け予測値はマイナス27.4ポイントとなり、5月に記録した過去最低(-26.6ポイント=確定値)を更新した。エネルギーと食品価格の高騰が直撃している。 景気の
ドイツの機械メーカーの87%が現在、サプライチェーンに「大きな」ないし「深刻な」支障を抱えていることが、業界団体VDMAが21~23日に実施した会員企業アンケート調査で分かった。4月上旬の前回調査から8ポイント増加。昨年
ドイツ連邦統計局が24日発表した1-3月期の住宅価格指数(暫定値)は前期比0.8%増だった。上げ幅は昨年7-9月期の4.1%、同10-12月期の3.1%に比べ大幅に縮小している。需給のひっ迫は続いているものの、住宅金利の
EUは24日の首脳会議で、クロアチアが欧州単一通貨ユーロを導入することを正式承認した。これによってユーロ圏は2023年から20カ国に拡大する。 ユーロ導入には前段階である欧州為替相場メカニズム(ERM2)に最低2年間加わ
EU統計局ユーロスタットが20日に発表したユーロ圏の4月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比3.0%増だった。増加は4カ月連続。上げ幅は前月の3.4%を下回った。(表参照) 分野別では建築が3.9%増、土木
EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の2022年1~3月期の労働コスト(時間当たり)上昇率は、物価変動を加味しない名目ベースで前年同期比3.2%だった。上げ幅は前期の1.9%を大きく上回った。(表参照) 労
英政府統計局(ONS)が22日に発表した5月のインフレ率は前年同月比9.1%だった。前月から0.1ポイント上昇し、1982年3月以来、約40年ぶりの高水準に達した。 英国ではエネルギー価格の上昇を受けて、4月から電気・ガ
チェコ中央銀行(CNB)は22日、主要政策金利である14日物レポ金利を1.25ポイント引き上げ、7%に設定した。利上げは9会合連続。市場は0.75ポイントの上げ幅を予想していた。インフレが高進する中、物価の安定を確保する
ドイツ連邦統計局が20日発表した5月の生産者物価指数は前年同月比33.6%増となり、統計を開始した1949年以降で最大の上昇率を6カ月連続で更新した。サプライチェーンの混乱とロシアのウクライナ侵攻がこれまでに引き続き反映
ドイツ連邦統計局が20日発表した4月の製造業受注残高指数(2015年=100)は物価・営業日数・季節調整後の実質で前月を1.0%上回る150.6(暫定値)へと上昇した。上昇は3カ月連続。原料・部品不足に伴う生産低迷がロシ
独自動車工業会(VDA)は20日、2022年の国内乗用車新車登録台数を従来予測の前年比5%増の275万台から同3%増の270万台へと引き下げた。下方修正は5月初旬に次いで2度目。当初は280万台を予想していた。受注は好調
独鉄鋼業界の労使は14日、北西部地区(ノルトライン・ヴェストファーレン、ニーダーザクセン、ブレーメン)の賃金を8月から6.5%引き上げることで合意した。インフレ高進を受け30年来の大幅ベースアップとなった。期間は2023
欧州自動車工業会(ACEA)が16日に発表したEU(マルタを除く26カ国)の5月の新車乗用車の販売(登録)台数は79万1,546台となり、前年同月から11.2%減少した。販売低迷は11カ月連続。サプライチェーンの混乱で新
EU統計局ユーロスタットが15日に発表したユーロ圏の4月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比0.4%の上昇となった。(表参照) 分野別では資本財が0.2%低下したが、エネルギーが5.4%、中間材が0.7%、非
EU統計局ユーロスタットが15日に発表した4月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は324億ユーロの赤字だった。ロシアのウクライナ侵攻で輸入依存が高いエネルギーの価格が急騰したことが響き、前年同月
EU統計局ユーロスタットが17日に発表した5月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は速報値と同じ前年同月比8.1%だった。前月の7.4%から大きく拡大し、過去最高を更新した。(表参照) 分野別ではエネ
ドイツポストの小包子会社DHLは13日、個人顧客向けの配達料金を7月1日付で引き上げると発表した。輸送費用、人件費、その他の費用の上昇を顧客に転嫁する。 国内小包の最も安い料金カテゴリーである「DHLペックヒェンS」は3
●インフレリスクを下げるため積極的な金融引き締めを維持 ●5月のインフレ率は13.9%、3カ月で5.3ポイント上昇 ポーランド中央銀行(NBP)は8日、主要政策金利である7日物レファレンス金利を0.75ポイント引き上げ、
●政策金利を1.5ポイント引き下げ、9.5%に ●物価上昇は鈍化、金融緩和を通じ経済を下支え ロシア中央銀行は10日の金融政策決定会合で、主要政策金利の7日物入札レポ金利を11%から1.5ポイント引き下げ、9.5%とする
ドイツのロベルト・ハーベック経済・気候相は12日、石油大手に対する独禁規制の強化方針を表明した。市場が寡占状態にあり、競争原理を通した製品価格の低下が起こりにくい現状を改める狙い。物価高騰を受けて実施した自動車燃料税軽減
ドイツ連邦銀行(中銀)は10日、今年の実質国内総生産(GDP)成長率を従来予測(昨年12月)の4.2%から1.9%へと引き下げた。ウクライナへのロシアの軍事侵攻や物価高騰、輸出の低迷を踏まえ、大幅に下方修正した。 コロナ
欧州中央銀行(ECB)は9日にアムステルダムで開いた定例政策理事会で、国債などの資産を買い取る量的金融緩和を7月1日に終了することを決めた。また、7月の理事会で0.25%の利上げを実施する意向も表明した。利上げは2011
ドイツ連邦統計局が14日発表した5月の消費者物価指数(確定値)は前年同月比7.9%増となり、インフレ率は東西ドイツ統一後の最高を3カ月連続で更新した。サプライチェーンのひっ迫で物価が高騰していたところに、ロシアのウクライ
ドイツ連邦統計局が14日発表した5月の卸売物価指数は前年同月比の上げ幅が22.9%に上った。過去最高となった前月(同23.8%)をやや下回ったものの、ロシアのウクライナ侵攻を背景に3カ月連続で20%超の高水準を記録した。
ドイツ連邦統計局は13日、中国からの輸入高が4月は167億ユーロとなり、前年同月を52.8%上回ったことを明らかにした。上海のロックダウンが始まった3月28日以降、同国の貨物輸出は大幅に減ったものの、中国発の海運貨物が欧
ドイツ連邦統計局と連邦経済省が8日発表した4月の鉱工業生産指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.7%増の96.2(暫定値)となり、大幅減となった前月からやや回復した。ただ、ウクライナ
電気電子工業会(ZVEI)が9日発表した独電機業界の4月の新規受注高は前年同月を11.8%上回った。2ケタ増は5カ月連続。ロシアのウクライナ侵攻(2月24日開始)で景気の見通しが不透明になったにもかかわらず3月以降も2ケ
建設資材不足が深刻化している。Ifo経済研究所の5月の企業アンケート調査によると、建材が不足しているとの回答は建築業界で前月比2.4ポイント増の56.6%に達し、調査を開始した1991年以降の最高を記録した。土木業界も4
欧州中央銀行(ECB)は9日にアムステルダムで開いた定例政策理事会で、国債などの資産を買い取る量的金融緩和を7月1日に終了することを決めた。また、7月の理事会で0.25%の利上げを実施する意向も表明した。利上げは2011
EU統計局ユーロスタットは8日、2022年1~3月期の域内総生産(GDP)統計の確定値を発表した。ユーロ圏のGDP伸び率は前期比0.6%。既報値では0.3%だったが大幅に上方修正され、前期の0.2%を大きく上回った。(表
EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の4月の小売業売上高(速報値・数量ベース)は前年同月比3.9%増となり、上げ幅は前月の1.6%から拡大した。前月は速報値で0.8%増だったが、上方修正された。(表参照)
小売業で品不足が深刻化している。Ifo経済研究所のアンケート調査によると、発注した商品の入荷が遅れているとの回答は80.1%に達し、前月の67.1%から大きく上昇。過去最高となった昨年12月(81.6%)とほぼ同水準まで
●景気の腰折れを防ぐため小幅の利上げに ●中銀は厳格な金融政策を長期間維持と表明 ハンガリー中央銀行は5月31日、政策金利を0.5ポイント引き上げ、5.9%にすると発表した。利上げは12会合連続。市場は1ポイントの上げ幅
●「現政権は金利を引き上げず、今後も引き下げる」と言明 ●インフレ高進は「トルコの抱える問題の一つに過ぎない」 トルコのエルドアン大統領は6日、閣議後のテレビ演説で、利上げを実施しない方針を改めて確認した。5月のインフレ
●自動車燃料含む「運輸」は107.6%に拡大 ●アナリストは第3四半期に80%超えの予想 トルコ統計局(TUIK)が3日発表した5月の消費者物価指数(CPI)の上げ幅は前年同月比で73.50%となり、前月の同69.97%
サプライチェーンのひっ迫やロシアのウクライナ侵攻、中国の厳格な新型コロナウイルス感染拡大防止策を背景とする物価高騰への対策が重要な政策課題として浮上している。ドイツではインフレで圧迫されている家計の包括的な支援策が1日付
欧州連合(EU)は3日、ウクライナに軍事侵攻したロシアに対する追加制裁を正式決定し、4日付でロシア産石油の輸入禁止措置を発動した。ロシア産原油への依存度が高いハンガリーなどに配慮して、パイプライン経由の輸入は当面対象外と
ドイツ連邦統計局と連邦経済省が7日発表した4月の製造業新規受注指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で105.5(暫定値)となり、前月を2.7%下回った。減少は3カ月連続。ウクライナ戦争が激化し
ドイツ連邦統計局が3日発表した4月の輸出高(暫定値)は営業日数・季節調整ベースで前月比4.4%増の1,264億ユーロへと拡大した。増加は2カ月ぶり。ユーロ加盟国向けが5.9%、欧州連合(EU)域外向けが4.7%の幅で増加
ドイツ連邦雇用庁(BA)が5月31日発表した同月の失業者数は226万人となり、前月を5万人下回った。コロナ禍の発生で悪化した労働市場の回復が続いており、季節要因を加味したベースでも4,000人減少した。デートレフ・シェー
ドイツ機械工業連盟(VDMA)は5月30日、独業界の2022年の実質生産成長率を従来予測の4%から1%へと大幅に引き下げた。ロシアのウクライナ侵攻とサプライチェーンのひっ迫を受けたもの。サプライチェーンの状況は中国のロッ
ドイツ機械工業連盟(VDMA)が3日発表した同国の4月の機械新規受注高は前年同月を実質7%下回った。減少は2カ月連続。ウクライナ戦争やサプライチェーンの逼迫、中国の景気低迷が響いた。 国内受注が17%減と大きく落ち込んだ
ドイツ工作機械工業会(VDW)は5月31日、独業界の今年の生産成長率予測を引き下げた。サプライチェーンのひっ迫を受けたもので、従来予測の14%から8%へと下方修正した。 1-3月期の新規受注高は前年同期を44%上回った。