マクロ経済

東欧の企業買収、2年連続減少

東欧地域の企業買収件数は、金融危機の影響で2 年連続の減少となった。M&Aコンサルティング会社の墺MPコーポレート・ファイナンス(MPCF)によると、同地域における09年の企業買収は約3,200件で、前年から激 […]

2月製造業売上は前月比横ばいに

連邦統計局が9日発表した2010年2月の独製造業売上高は物価・季節・営業日数調整後の実質で前月比プラマイゼロ(暫定値)となり、1月の同プラス1.2%(修正値)に比べ成長率が鈍化した。欧州を襲った寒波と積雪の影響を受けて個

製造業受注、2月は前月比横ばいに

連邦経済省が7日発表した2010年2月のドイツ製造業受注指数は物価・季節調整後の実質で前月比プラマイゼロだった。比較対象の1月は大型受注が多く同指数が5.1%増と大幅に上昇しており、エコノミストの間では2月はその反動でマ

ユーロ圏の10-12月期はゼロ成長、既報値から下方修正

EU統計局ユーロスタットが7日発表した2009年10-12月期の域内総生産(GDP)統計の改定値によると、ユーロ圏のGDP伸び率は前期比0%となり、既報値のプラス0.1%から下方修正された。前年同期比の伸び率はマイナス2

3月のユーロ圏インフレ率は1.5%、08年12月以来の高水準

EU統計局ユーロスタットが3月31日発表したユーロ圏の同月の消費者物価上昇率(インフレ率、速報値)は前年同月比1.5%と、前月の0.9%から急上昇し、2008年12月以来の高水準に達した。詳細は4月16日に公表されるが、

ユーロ圏景況感指数、3月は約2年ぶり高水準

欧州委員会が3月29日発表した同月のユーロ圏の景況感指数(ESI、標準値100)は97.7で、前月の95.9から1.8%上昇した。同指数は前月に11カ月ぶりに低下したが、再び上昇軌道に乗り、2008年5月以来、約2年ぶり

ユーロ圏小売業の低迷続く、2月売上高は1.1%減

EU統計局ユーロスタットが8日発表したユーロ圏の2月の小売業売上高(暫定値・数量ベース)は前年同月比で1.1%減となり、下げ幅は前月の0.6%から膨らんだ。売上高の減少は20カ月連続。雇用不安を背景とした個人消費の低迷が

2月のユーロ圏生産者物価、前年同月比0.5%下落

EU統計局ユーロスタットが7日発表したユーロ圏の2月の生産者物価指数(建設業を除く)上昇率は前年同月比マイナス0.5%となった。マイナスとなるのは14カ月連続。ただ、消費者物価の上昇と歩調を合わせてマイナス幅は縮小傾向に

ハンガリー中銀が利下げ継続、金利は過去最低更新

ハンガリー中央銀行(MNB)は29日、政策金利を0.25%引き下げて年5.5%にすると決定した。5.5%の政策金利は1990年の体制転換以来の最低。利下げは9カ月連続で、この間の利下げ幅は4%に達した。 \ MNBは2月

IMF、ボスニアへの融資継続を承認

国際通貨基金(IMF)は24日、ボスニア・ヘルツェゴビナ政府の財政改善に進歩が見られるとして同国への融資を再開し、1億3,840万ユーロを支払うことを承認したと発表した。 \ 世界的経済危機で深刻な打撃を受けた同国は昨年

ルーマニア中銀が3カ月連続利下げ、金利は過去最低に

ルーマニア中銀(BNR)は29日、政策金利を0.5ポイント引き下げ年6.5%にすると決定した。BNRの利下げは3カ月連続。金利は体制を転換させた1990年以降で最低の水準となった。 \ 同国の通貨レウは今年に入り対ユーロ

ロシア中銀が0.25%利下げ、金利は過去最低更新

ロシア中央銀行は26日、主要政策金利を0.25%ずつ引き下げると発表した。中銀の利下げは昨年4月以来12回目。29日から実施される。 \ 今回の利下げでリファイナンス金利は年8.25%、レポ金利は7.25%となり、それぞ

独企業景況感、3月は大幅改善

Ifo経済研究所が24日発表した2010年3月の独企業景況感指数は前月(95.2)から2.9ポイント上昇の98.1となり、大幅に改善した。ユーロ安のほか、厳しい寒波が過ぎ去り個人消費や建設工事が活発化したことが大きい。景

消費者景況感の悪化に歯止め

市場調査大手のGfKが3月25日に発表したドイツ消費者景況感指数の4月向け予測値は3.2となり、前月と同水準を保った。これまでは景気の先行き懸念を背景に同指数の緩やかな低下が続いていたが、ここにきて経済回復の継続を示す材

1時間当たりの人件費は30.9ユーロ、EUで上から8番目

独民間企業の人件費(賃金・給与支給額と間接労務費の合計)は昨年、1時間当たり30.90ユーロで、欧州連合(EU)27カ国中、上から8位となった。最も高いのはデンマーク(37.40ユーロ)、低いのはブルガリア(2.90ユー

3月インフレ率1.1%に、1%超は1年ぶり

ドイツ連邦統計局が国内各州の統計をもとに29日発表した2010年3月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比で1.1%上昇し、上げ幅は2月の同0.6%を大きく上回った。インフレ率が1%を超えるのは13カ月ぶり。灯油と自動車

ハンガリー失業率が急上昇、16年ぶり高水準に

ハンガリー中央統計局が29日発表した2009年12月-10年2月の平均失業率は11.4%となり、1994年以来の高水準に達した。失業者数は47万8,700人で、前年同期から10万人以上増加した。ハンガリーでは4月11日と

3月のユーロ圏消費者景況感、小幅改善

欧州委員会が22日発表したユーロ圏の3月の消費者景況感指数(速報値)はマイナス17.2となり、11カ月ぶりに低下した前月のマイナス17.4と比べてわずかな改善にとどまった。EU27カ国ベースではマイナス13.8と、前月の

ユーロ圏製造業新規受注、2カ月連続増加

EU統計局ユーロスタットが24日発表した1月の製造業受注統計によると、ユーロ圏の新規受注は前年同月比7%増となり、2カ月連続で伸びた。前月は9.5%増だった。受注は非耐久消費財を除く部門で増加。とくに鉄鋼、機械部品など中

10-12月のユーロ圏労働コスト、前年同期比2.2%上昇

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表した2009年10-12月期のユーロ圏の労働コスト(時間当たり)上昇率は、前年同期比2.2%(物価変動を加味しない名目ベース)で、約4年ぶりの低水準となった。前期は3%だった。労働コ

独企業景況感、3月は大幅改善

ドイツのIfo経済研究所が24日発表した3月の独企業景況感指数は98.1で、前月の95.2から2.9ポイント上昇した。ユーロ安のほか、厳しい寒波が過ぎ去り個人消費や建設工事が活発化したことが大きい。景況感は製造、小売、卸

ドイツの民間研究開発、南部3州がけん引

ドイツ産業界の研究開発(R&D)は南部3州のバーデン・ヴュルテンベルク(BW)、バイエルン、ヘッセンの3州が圧倒的にリードしていることが、研究開発や教育の促進団体である科学促進者連盟(Stifterverban

経営権温存型倒産のハードル引き下げで法改正へ

ドイツのザビーネ・ロイトホイザーシュナレンベルガー法相は18日ベルリンで開催された第7回独倒産法会議で、経営権温存型企業再建のハードルを引き下げる方向で倒産法を改正する意向を表明した。倒産に伴う経営権の喪失を恐れる経営者

2010年予算案、新規債務は過去最高の2倍に

独連邦議会は19日、2010年度予算案を与党の賛成多数で可決した。戦後最悪の不況を受け新規債務を過去最高の2倍の802億ユーロに引き上げたのが最大の特徴。ショイブレ財務相は危機への対応には巨額債務が不可欠だと述べ理解を求

経済危機で社員食堂も減収に、弁当志向高まる

経済危機の影響はドイツの社員食堂も及んでいる。独ホテル・飲食業連盟(Dehoga)によると、外部委託型の社員食堂の2009年売上高は前年比6.2%減の52億ユーロに縮小。減収幅は初めて外食業界(4.9%)を上回った。節約

今年の成長率は2.75%、IMFが上方修正

国際通貨基金(IMF)は15日、ポーランドの今年の国内総生産(GDP)成長率を当初予測の2.2%から2.75%に引き上げた。インフレ率は中銀の目標値に近い2.5%前後で推移すると予想、経済成長の幅は大きいものの金利を引き

鉱工業生産、2月は9.2%増

ポーランド中央統計局が17日発表した2月の鉱工業生産は前年同月から9.2%増となり、8.5%のプラスとなった1月から伸びが加速した。前月比では3.1%の増加だった。欧州の景気回復に伴う輸出の好調が寄与した。 \ 全34業

企業の3割、投資拡大を計画

ポーランド民間企業連盟(PKPP Lewiatan)が2月に実施した企業アンケートによると、「今年は09年よりも投資を拡大する」と回答した企業が34%に上り、「縮小する」の7%を大きく上回った。企業規模が大きいほど、拡大

2月のユーロ圏基礎インフレ率、最低水準の0.8%に低下

EU統計局ユーロスタットが16日発表した2月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率は速報値と同じ前年同月比0.9%となり、前月の1%から0.1ポイント低下した。価格変動が激しいエネルギー、食品、アルコール・たばこ

1月のユーロ圏建設業生産高、09年2月以来の大幅減

EU統計局ユーロスタットが17日発表したユーロ圏の1月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比12.5%減となり、23カ月連続で落ち込んだ。下げ幅は前月の2.5%から急拡大し、2009年2月以来の高水準に達した

「ドイツは貿易黒字削減を」、仏財務相が要求

ギリシャの財政危機に端を発するユーロの信認問題が思わぬ形でドイツに飛び火してきた。欧州連合(EU)をドイツとともにけん引するフランスのクリスティーヌ・ラガルド財務相が危機の責任の一端はドイツの貿易黒字にあるとして是正を要

1月の輸出不振、前月比6.3%減に

ドイツ連邦統計局が11日発表した2010年1月の輸出高は639億ユーロで、景気が急速に悪化していた前年同月からわずか0.2%の増加にとどまった。記録的な寒波と積雪の影響を受けて物流の動きが鈍ったことが響いたもようで、営業

09年個人消費、新車補助金効果でプラス成長に

2009年のドイツ経済が5%縮小するなかで0.4%のプラス成長を保った個人消費は、景気対策で導入された新車買い替え補助金に支えられていたことが確認された。連邦統計局が12日発表したところによると、自動車(中古車を含む)の

2010年失業者数、研究機関が大幅引き下げ

連邦雇用庁(BA)傘下の労働市場・職業研究所(IAB)は12日、2010年の独失業者数を従来予測の平均410万人から350万人へと大幅に引き下げた。失業者の増加数がこれまで小幅にとどまっているほか、ドイツ経済の成長率も以

ラトビア中銀が利下げ

ラトビア中央銀行は11日、政策金利であるリファイナンス金利を0.5ポイント引き下げ年3.5%とした。今年に入って初めての利下げで、翌日物預金金利も1%から0.5%に引き下げたほか、新たに金利1%の7日物預金ファシリティを

ユーロ圏鉱工業生産が1月に急上昇、89年8月以来の伸び

EU統計局ユーロスタットが12日発表したユーロ圏の1月の鉱工業生産指数(季節調整済み)は前月比で1.7%上昇し、上げ幅は前月の0.6%を大きく上回って1989年8月以来の高水準となった。前年同月比でも1.4%上昇し、20

独化学業界生産高、09年第4四半期は前期比5.3%増に

独化学工業会(VCI)が4日発表した2009年第4四半期(10~12月)の業界生産高は前期比で5.3%増加した。景気回復を反映したもので、世界の全地域で需要が拡大。設備稼働率は平均的水準(83~85%)をなお下回るものの

チェコ2月インフレ率、前年同月比0.6%

チェコ統計局が9日発表した2月の消費者物価上昇率(インフレ率)は、前年同月比0.6%となった。1月の同0.7%から0.1ポイントの低下で、市場予測の0.8%も下回った。 \ インフレの低下は、自動車(2.8%減)、衣服(

スロベニアの09年GDP、7.9%減

スロベニア統計局によると、2009年の同国のGDP(国内総生産)は前年比で7.9%減少した。マイナス成長になったのはユーゴ連邦からの独立後初めて。減少幅はユーロ参加国の中で最大となった。第4四半期は回復が期待されていたが

1月小売売上、前月比では増加

連邦統計局が3日発表した2010年1月の独小売売上は前月比(営業日数・季節要因調整値)が名目で0.1%増加、物価調整後の実質でも横ばいを保った。年初に所得税減税や子供手当の引き上げが行われ、消費者の購買力が上昇したことが

独製造業受注、1月は4.3%増に

ドイツ連邦経済省が5日発表した同国の2010年1月の製造業受注高は物価・季節要因調整後の実質で前月から4.3%増加し、09年12月の同1.6%減(修正値)から大幅に改善した。国内受注が7.1%増え、全体を強く押し上げた格

被用者の収入、昨年は戦後初の減少に

ドイツ連邦統計局が3日発表した国内被用者の2009年の年間勤労所得(支給額ベース)は平均2万7,648ユーロで、前年に比べ0.4%減少した。支給額が減少したのは戦後初めて。景気悪化を受けて残業が減るとともに、操短利用の拡

2月のユーロ圏インフレ率、前年同月比0.9%に低下

EU統計局ユーロスタットが2日発表したユーロ圏の2月の消費者物価上昇率(インフレ率、速報値)は前年同月比0.9%となり、前月の1%から0.1ポイント低下した。景気回復がもたつき、雇用不安で個人消費が低迷する中、物価上昇圧

1月のユーロ圏小売業売上高、前年同月比1.3%減

EU統計局ユーロスタットが3日発表したユーロ圏の1月の小売業売上高(暫定値・数量ベース)は前年同月比で1.3%減となり、19カ月連続で落ち込んだ。食品・飲料・たばこが0.2%増えた一方、非食品が1.5%減少した。個人消費

消費者景況感5カ月連続悪化、ギリシャ問題影落とす

市場調査大手GfKが2月24日発表したドイツ消費者景況感指数の3月向け予測値は3.2となり、2月の3.3(修正値)から0.1ポイント低下した。同景況感の悪化は昨年11月から5カ月連続。失業懸念の増大のほか、ギリシャのデフ

09年10-12月期GDP、外需の効果を内需が打ち消し

連邦統計局は2月24日、2009年第4四半期(10~12月)国内総生産(GDP)統計の詳細を発表した。それによると、輸出が前期比で実質3.0%増、輸入が同1.8%減となり、GDP成長率0%に対する外需(輸出-輸入)の寄与

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