ベーリンガー・インゲルハイム―バイオ医薬品工場を新設―
独製薬2位のベーリンガー・インゲルハイムは12月22日、オーストリアの首都ウィーンにバイオ医薬品の生産拠点を設置すると発表した。自社製品と受託製造製品の増加を見据えた措置で、2021年から操業を開始する予定だ。 細胞培養 […]
独製薬2位のベーリンガー・インゲルハイムは12月22日、オーストリアの首都ウィーンにバイオ医薬品の生産拠点を設置すると発表した。自社製品と受託製造製品の増加を見据えた措置で、2021年から操業を開始する予定だ。 細胞培養 […]
独バイオ企業メディジーン(マルティンスリート)は12月18日、がん免疫治療事業の大幅強化方針を明らかにした。その一環で乳がん治療薬「Endotag」の権利を台湾の提携先企業Syncoreに譲渡。売却益を同事業の強化に充て
住友化学は12月21日、新たな化学品安全性評価システムの構築に向けて独化学大手BASFと共同研究を開始することで合意したと発表した。安全な化学品の提供と動物試験を削減するシステムの構築を目指す。背景には近年、◇農薬や医薬
ハンガリー製薬最大手のリヒター・ゲデオン(Richter Gedeon)は1月4日、欧州医薬品審査庁(EMA)が骨粗しょう症治療剤「テリパラチド」のバイオ後続品(バイオ医薬品の後発品)の承認申請を受理したと発表した。独ヘ
ドイツ連邦統計局が12月22日発表した11月の輸入物価指数(2010年=100)は前年同月比3.5%減の99.1となり、節目となる100を3カ月連続で下回った。エネルギー価格が28.5%減と大幅に下落したことが最大の押し
製薬大手の独バイエル(レバークーゼン)は12月21日、スイスのバイオ新興企業クリスパー・セラピューティクスと提携すると発表した。折半出資の合弁会社をロンドンに設立するほか、クリスパー・セラピューティクスに3,500万ドル
欧州製薬大手の仏サノフィと独ベーリンガーインゲルハイムは12月15日、事業交換に向けた交渉を行っていることを明らかにした。それぞれが強みを持つ分野を強化するための事業再編が目的で、サノフィの動物用医薬品事業、ベーリンガー
英製薬大手アストラゼネカが買収攻勢を強めている。同社は12月16日、武田薬品工業の呼吸器系疾患治療薬事業を買収すると発表。17日には米・オランダ系同業のアセルタ・ファーマの買収で合意した。 武田薬品からは慢性閉塞性肺疾患
製薬大手の独ベーリンガー・インゲルハイムは15日、仏同業サノフィと資産交換することで合意したと発表した。自社の一般医薬品(OTC)事業を譲渡してサノフィの動物薬事業(メリアル)を取得。動物薬事業の売上高を約38億ユーロに
後発医薬品世界最大手のテバ(イスラエルのペタク・チクヴァ)は9日、独子会社ラティオファームのウルム本社工場にバイオ医薬品の生産施設を設置すると発表した。投資額は1億ユーロのケタ台の後半で、テバが行う個々の投資では過去最大
ドイツ企業の96%がデジタル化を事業のチャンスと考えていることが、独情報通信業界連盟(Bitkom)が10日に発表したアンケート調査結果で分かった。その一方で、競合に比べてデジタル化が遅れているとの回答も56%と多く、B
独化学工業会(VCI)は9日、同国の化学・製薬業界の売上高が来年は前年比1.5%増の1,936億ユーロに拡大するとの予測を発表した。国外市場がけん引車になるとみている。国内の業界生産高は1.5%増、出荷価格は横ばいを見込
ドイツ連邦統計局が15日発表した死因統計によると、2014年の死亡者数は86万8,356人で、前年から2.8%減少した。最大の死因はこれまで同様、循環器系疾患で、全体の38.9%を占める(グラフ参照)。同疾患による死者の
ポーランド西部のポズナンで先ごろ、ポズナン大学やポーランド科学アカデミー(PAN)などが設立したハイテク研究センター「WCAT(Wielkopolska Centre of Advanced Technologies)」
工業ガス大手の独リンデは7日、米国の医療ガス供給会社アメリカン・ホームペイシェントを買収すると発表した。同国事業の強化が狙い。買収金額は明らかにしていない。来年1~3月期の買収手続き完了を見込む。 アメリカン・ホームペイ
製薬大手の独メルク(ダルムシュタット)は7日、抗がん剤「エボホスファミド(Evofosfamide)」の認可申請を断念すると発表した。治験の結果が思わしくなかったためで、同薬に投入予定だった資金を他の抗がん剤や免疫疾患治
製造業の輸出見通しが改善しているもようだ。Ifo経済研究所が11月25日発表した同月の独製造業輸出期待指数は7.5となり、前月の5.9から1.6ポイント上昇。4月から続く低下傾向に歯止めがかかった。 Ifoは企業景況感調
製薬大手の米ファイザーは基礎研究と前臨床研究を手がけるセンターのドイツ開設計画を凍結した。『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が報じたもので、凍結の理由は明らかにされていない。同社のドイツでの研究開発はこれまで、臨床試験
米製薬大手ファイザーは23日、アイルランド同業のアラガンと経営統合で合意したと発表した。事実上はファイザーによる買収で、製薬業界では史上最大の合併・買収となる。誕生する新会社は売上高でスイスのノバルティスを抜き、世界最大
化学大手の独メルク(ダルムシュタット)は18日、ライフサイエンス大手の米シグマ・アルドリッチを同日付で買収すると発表した。欧州連合(EU)の欧州委員会から買収計画への許可が下りすべての独禁審査が終了したため。同買収により
製薬・化学大手の独メルクは20日、アフリカ事業の売上高を2020年までの5年間で15年の2億ユーロ(見通し)から5億ユーロに拡大する計画を発表した。アフリカは人口成長率が最も高く中間層も急速に増えていることから、同社は販
連邦統計局が18日発表した独鉱工業界の2014年の実物投資額(従業員数20人以上の企業が捕捉対象)は前年比2.1%増の577億4,800万ユーロに拡大した。伸び率が最も大きかったのはゴム・樹脂製品業界で13.2%を記録。
米医療器材大手のベクトン・ディッキンソン(BD)は先ごろ、ハンガリー西部のタタバーニャにある生産拠点で新工場の起工式を行った。投資額は約60億フォリント(約1,930万ユーロ)で、医薬品メーカー向けの試薬の生産が目的。当
仏製薬大手サノフィと同業の英アストラゼネカは20日、それぞれが保有する化合物のうち、交換可能な約21万の化合物を相互に交換・利用することで合意したと発表した。医薬品の開発コストが増加の一途をたどるなか、新薬の候補となる化
工場・生産設備のネット化である「インダストリー4.0(I4.0)」分野のソフトウエアをすでに利用しているか導入を検討する独メーカーの51%が、同ソフトの利用により売上高が増加すると考えている――。独情報通信業界連盟(Bi
製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)は12日の決算発表で、2015年12月期の業績見通しを引き上げた。米ライフサイエンス大手シグマ・アルドリッチの買収手続きを近日中に終了し決算に組み込むためで、売上高を従来予測の
スイス製薬大手のロシュ(バーゼル)は12日、欧米の4工場を閉鎖すると発表した。このところ力を入れる特殊医薬品は特別な設備を備えた工場で小規模生産することから、旧式の4工場は不要と判断した。 閉鎖対象となるのはアイルランド
独製薬2位のベーリンガー・インゲルハイムは11日、研究開発に2016~20年の5年間で総額110億ユーロを投資すると発表した。特に免疫、呼吸器・循環器疾患、がん、中枢神経システム疾患分野を強化する考え。投資額のうち50億
米後発薬大手のマイランは13日、アイルランドの製薬大手ペリゴに対する株式公開買い付け(TOB)が不成立に終わったと発表した。同日までの株式公開買い付け期限までにTOBに応じた株式は40%にとどまり、経営権取得に必要な50
スイス製薬大手のロシュは12日、欧米の4工場を閉鎖すると発表した。このところ力を入れる特殊医薬品は特別な設備を備えた工場で小規模生産することから、旧式の4工場は不要と判断した。 閉鎖対象となるのはアイルランドのクレアカッ
独製薬・化学大手のメルク(ダルムシュタット)が12日発表した2015年7~9月期(第3四半期)の最終利益は3億6,400万ユーロとなり、前年同期から46.3%増加した。製薬、ライフサイエンス、液晶の3部門すべてで増益を確
特殊化学大手の独エボニック(エッセン)が4日発表した2015年7-9月期(第3四半期)決算の営業利益(EBITDAベース、調整済み)は前年同期比31%増の6億5,300万ユーロと大幅に拡大した。飼料添加剤や医薬品産業向け
経済協力開発機構(OECD)は4日、「図表で見る医療2015年版」を発表した。ドイツは医療の質が高いものの、予防医療や将来の医療人材確保で大きな課題を克服しなければならないとしている。 15歳以上のドイツ人に占める肥満の
ハンガリー製薬最大手のゲデオン・リヒター(Gedeon Richter)が5日発表した2015年1-9月期決算の営業利益(EBITDA)は758億7,100万フォリント(約2億4,130万ユーロ)となり、前年同期比で54
米医療機器メーカーのボヴィー・メディカル(Bovie Medical)は2日、ブルガリアの受託生産メーカー、ボヴィー・ブルガリアを50万ユーロで買収したと発表した。製品開発やサプライチェーンの管理の一本化が目的となる。
セルビアとカナダが経済分野での提携を強化する。カナダ・セルビア・ビジネス協会(CANSEE)が4日にベオグラードで開催した両国初のビジネスフォーラムで、特に資源開発、エネルギー、水力発電建設、製薬分野での提携に力を入れる
アイルランド製薬大手のシャイアーは2日、米同業のダイアックスを59億ドルで買収することで合意したと発表した。ダイアックスは希少病の医薬品に特化した製薬会社。同じく希少病薬を中核とするシャイアーは、買収によって同分野での基
英製薬大手アストラゼネカは6日、米同業ZSファーマを買収することで合意したと発表した。買収額は27億ドル。多くの新薬の特許が切れ、ジェネリック薬(後発医薬品)に攻勢にさらされる中、ZSファーマの高カリウム血症治療薬を取り
ハンガリー製薬最大手のゲデオン・リヒターが5日発表した2015年1~9月期決算の営業利益(EBITDA)は758億7,100万フォリント(約2億4,130万ユーロ)となり、前年同期比で54.9%増加した。カリプラジンなど
ドイツ連邦統計局が10月28日発表した2015年9月の輸入物価指数(2010年=100)は前年同月比4.0%減の99.6へと低下し、10年4月以来の低水準となった。エネルギー価格が31.9%減と大幅に下落したことが最大の
バイオ医薬品開発の独キュアヴァク(チュービンゲン)は3日、民間の投資家から総額1億ユーロの資金を調達したと発表した。医薬品開発を加速し、同社初の製品を2020年代初頭に市場投入することが狙い。キュアヴァクは事業の国際化に
総合医療大手の独フレゼニウス(バート・ホンブルク)は10月29日の決算発表で、2015年12月期の利益見通しを引き上げた。点滴用後発医薬品を手がける子会社カービの業績が好調なためで、株主帰属の純利益の伸び率を従来予測の1
製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)が10月29日発表した2015年7-9月期(第3四半期)の営業利益(EBIT)は15億6,500万ユーロとなり、前年同期比で16.3%増加した。3部門すべてが2ケタ台の増益を確
独化学工業会(VCI)が3日発表した独業界(製薬を含む)の7-9月期(第3四半期)の売上高は前期比2.5%減となり、2四半期ぶりに落ち込んだ。世界のほとんどの地域で売り上げが後退。鉱工業生産が安定している欧州も振るわず、
独製薬・化学大手のバイエルが10月29日発表した2015年7~9月期(第3四半期)の純利益は9億9,900万ユーロとなり、前年同期から20.9%増加した。3部門すべてが2ケタ台の増益を確保し、収益を押し上げた。売上高は1
欧州製薬大手のノバルティス(スイス)が10月27日発表した2015年7~9月期(第3四半期)決算の純利益は18億1,200万ドルとなり、前年同期から42%減少した。販売が低迷したほか、訴訟絡みの引当金が収益を圧迫した。