物価圧力は低下見通し、値上げ計画の企業が5カ月連続で減少
インフレ率が高止まりしている。これまで物価を最も強く押し上げてきたエネルギー価格は上昇率が低下しているものの、他の商品、サービス分野への波及が時間差で進行しているためだ。ただ、値上げの動きはすでにピークに達したとみられる […]
インフレ率が高止まりしている。これまで物価を最も強く押し上げてきたエネルギー価格は上昇率が低下しているものの、他の商品、サービス分野への波及が時間差で進行しているためだ。ただ、値上げの動きはすでにピークに達したとみられる […]
ドイツ連邦統計局と連邦経済省が7日発表した1月の製造業新規受注指数(2015年=100)は物価・季節・営業日数調整後の実質で前月比1.0%増(暫定値)となり、2カ月連続で拡大した。ユーロ圏外が大きく伸びて全体をけん引した
乗用車大手の独メルセデスベンツは3日、西南ドイツのクッペンハイム工場内で使用済みの車載リチウムイオン電池をリサイクルするパイロット施設の定礎式を行った。廃電池から電池材料を取り出すノウハウを集めたうえで、中長期的にリサイ
独複合企業ティッセンクルップは1日、鉄鋼子会社ティッセンクルップ・スチールが水素製鉄プラントを独設備大手SMSグループに発注したと発表した。炭素中立実現に向けた同社初の水素製鉄プロジェクトに投入する。 デュースブルク工場
ドイツ機械工業連盟(VDMA)が3日発表した独業界の1月の新規受注高は物価調整後の実質で前年同月を18%下回り、4カ月連続で2ケタ減となった。景気の先行き不透明感を背景に企業が投資を見合わせているほか、比較対象の2022
欧州自動車大手のステランティスは2月16日、傘下の仏プジョーのSUV「3008」と「5008」の欧州モデルにハイブリッド(HV)仕様車を設定したと発表した。新開発の48Vハイブリッドシステムを搭載し、トルクの向上と、最大
欧州連合(EU)加盟国は2月24日、ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアに対する追加制裁案を全会一致で承認した。制裁内容の一部をめぐり協議は難航したが、侵攻開始から1年となる同日までに新たな制裁を発動するという公約をなん
独農業機械大手フェントは2月27日に同国南部のシュトラウビングで開催された地元バイエルン州政府のイベント(水素サミット)で燃料電池トラクターのプロトタイプ第1号を初公開した。同トラクターは独北部ニーダーザクセン州ハーレン
製造業でサプライチェーンひっ迫の緩和がこれまでに引き続き進んでいるもようだ。Ifo経済研究所が2月の独企業アンケート調査をもとに27日に発表したところによると、原材料・部品が不足しているとの回答は前月の48.4%から45
●部品の「内製化」によりサプライチェーンの混乱にも対応可能 ●金属部品は重量600キロまで対応できる チェコの国有電力CEZとその原子力プラント子会社シュコダJSは2月22日、3Dプリンタの導入で設備の稼働休止時間を短縮
●侵攻開始から1年を前に新制裁を発動するという公約を果たす ●戦費調達阻止のためアスファルトや合成ゴムなどを輸入制限 欧州連合(EU)加盟国は2月24日、ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアに対する追加制裁案を全会一致で
ドイツ連邦統計局が2月28日発表した1月の輸入物価指数(2015年=100)は前月比1.2%減の135.4へと低下した。エネルギー価格の下落を受けて5カ月連続で低下。過去最高となった昨年8月(149.1)に比べると9.2
化学大手の独BASFは2月28日、同社が日揮グローバルと共同開発した二酸化炭素(CO2)回収技術「ハイパクト(HiPACT)」をINPEXの「ブルー水素・アンモニア製造・利用一貫実証試験」に提供すると発表した。同実証試験
軸受大手の独シェフラーは米国に工場を建設する意向だ。同国で施行されたインフレ抑制法(IRA)はシェフラーの自動車、産業向け事業に大きなメリットをもたらすため。クラウス・ローゼンフェルト社長は日曜版『ヴェルト』紙のインタビ
EU加盟国は24日、ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアに対する追加制裁案を全会一致で承認した。制裁内容の一部をめぐり協議は難航したが、侵攻開始から1年となる同日までに新たな制裁を発動するという公約をなんとか果たした形だ
欧州委員会のフォンデアライエン委員長は15日、ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアに対する欧州連合(EU)の追加制裁案を発表した。軍事利用される工業製品や電子部品などの輸出禁止を柱とする内容。禁輸規模は約110億ユーロに
独Ifo経済研究所のクレメンス・フュスト所長は17日付『フランクフルター・アルゲマイネ(FAZ)』紙への寄稿文で、独・欧州が取るべき産業政策を提言した。米国のインフレ抑制法(IRA)に対抗するため巨額の助成政策が検討され
ドイツ連邦統計局が17日発表した1月の生産者物価指数(2015年=100)は前月比1.0%減の156.5(暫定値)となり、4カ月連続で低下した。過去最高となった昨年9月(172.5)に比べると9.3%低い水準。物価を最も
ドイツ連邦統計局は16日、2022年の貿易収支は797億ユーロの黒字となったものの、黒字幅は前年の1,753億ユーロを54.5%下回ったと発表した。天然ガスや石油などエネルギー価格の高騰で輸入が膨らんだことが背景にある。
ドイツ国内の暖房販売台数が昨年は前年比5%増の98万台となり3年連続で拡大したことが、独暖房産業全国連盟(BDH)の発表で分かった。環境に優しいヒートポンプが特に大きく増えて全体をけん引した。 ヒートポンプの販売台数は2
フランクフルト証券取引所を運営するドイツ取引所は17日、採用基準が最も厳しい「プライム・スタンダード」の銘柄入れ替えを発表した。最大手企業40社を対象とする株価指数DAXにコメルツ銀行を採用する。工業ガス大手リンデがフラ
●タイヤおよび製薬業界における受注好調を受けたもの ●オランダと中国の工場を含め、全社的に製造活動を増強 産業用ハイテク機械大手のVMI(オランダ)は16日、ポーランド西部レシュノの工場を拡張したと発表した。タイヤおよび
●水素生産への活用や、SMRの国内生産も視野に入れる ●ロールスロイスのSMRは加圧水型で、出力は470MWe ポーランドの国営産業グループ、インダストリア(Industria)が小型モジュール炉(SMR)の国内導入に向
●ギガファクトリーはポーランドのバッテリー大手ICPTが設置 ●バッテリーセルはスロバキアのイノバットから調達 ポーランドのバッテリー製造大手インパクト・クリーンパワーテクノロジー(ICPT)が設置するギガファクトリー向
●攻撃用ドローンを提供するイランの7団体も制裁対象に加える ●同制裁により前線で使われるハイテク製品すべてが輸出禁止に 欧州委員会のフォンデアライエン委員長は15日、ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアに対する欧州連合(
欧州委員会のフォンデアライエン委員長は15日、ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアに対するEUの追加制裁案を発表した。軍事利用される工業製品や電子部品などの輸出禁止を柱とする内容。禁輸規模は約110億ユーロに上る。 新た
産業用ハイテク機械大手のVMI(オランダ)は16日、ポーランド西部レシュノの工場を拡張したと発表した。タイヤおよび製薬業界における受注好調を受けたもので、新たに3つの生産・組立施設を設置した。投資額は明らかにしていない。
●サドルをユーザーの体形や好みに応じてオーダーメード ●専用キットで座骨の幅を測定し、よりフィットする完成品に 自転車エンジニアリングを手掛けるチェコ新興企業のポセドラ(Posedla)はこのほど、世界初となるカスタマイ
ドイツ商工会議所連合会(DIHK)は9日に発表した企業景気アンケート調査レポートのなかで、2023年の国内総生産(GDP)が前年比で実質横ばいになるとの予測を提示した。昨年秋の前回レポートではマイナス3.0%を予想してい
ドイツ連邦統計局が10日発表した2022年のロシアからの輸入高は前年比6.5%増の353億ユーロに拡大した。数量ベースでは41.5%減と大幅に縮小したものの、主な輸入品であるエネルギーの価格が高騰したことから輸入が拡大し
電機大手の独シーメンスは8日、2023年9月通期の業績予測を引き上げた。第1四半期(10~12月)決算が好調だったうえ、サプライチェーンひっ迫の緩和で受注の消化が進むと予想されるためで、売上成長率(為替とポートフォリオの
連邦統計局のデータをもとにドイツ機械工業連盟(VDMA)が13日発表した同国の2022年の機械輸出高は前年比6.1%増の1,924億ユーロ(暫定値)となり、過去最高を更新した。物価を加味した実質ベースでは1.3%減少した
ドイツ工作機械工業会(VDW)が9日に発表した独業界の2022年の生産高は前年比10%増の141億4,000万ユーロ(暫定値)となり、2年連続で拡大した。新規受注高も2ケタ増となっており、フランツクサファー・ベルンハルト
クボタは1日、仏農作業機器メーカーのB.C.テクニック・アグロ・オーガニックを買収すると発表した。これによって製品群に除草機が加わる。買収額は明らかにしていない。 ノルウェー子会社のクバンランドを通じて、B.C.テクニッ
ドイツ連邦統計局と連邦経済省が6日発表した昨年12月の製造業新規受注指数(2015年=100)は物価・季節・営業日数調整後の実質で前月比3.2%増となり、2021年9月以来の高い伸びを記録した。大型受注で水準が強く押し上
ドイツ連邦統計局と連邦経済省が7日発表した2022年12月の鉱工業生産指数(2015年=100)は物価・季節・営業日数調整後の実質で前月比3.1%減の95.0(暫定値)となり、3月以来の大きな下げ幅を記録した。建設と中間
ドイツ機械工業連盟(VDMA)が2日発表した独業界の2022年の新規受注高は物価調整後の実質で前年を4%割り込んだ。年初時点では好調だったものの、ロシアのウクライナ進攻に伴う経済環境の悪化を受けて需要が縮小。第4四半期に
クボタは1日、仏農作業機器メーカーのB.C.テクニック・アグロ・オーガニックを買収すると発表した。これによって製品群に除草機が加わる。買収額は明らかにしていない。 ノルウェー子会社のクバンランドを通じて、B.C.テクニッ
ドイツのロベルト・ハーベック経済・気候保護相とオーストラリアのクリス・ボウエン気候保護・エネルギー相は1月27日、気候保護分野でパートナーシップを締結することで合意した。エネルギー分野のパートナーシップを両分野のパートナ
Ifo経済研究所が1月25日発表した1月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は90.2となり、前月を1.6ポイント上回った。同指数の改善は4カ月連続。今後6カ月の見通しを示す期待指数が3.2ポイント増の86.4と
ドイツ連邦統計局が1月31日に発表した2022年の輸入物価指数は前年比26.3%増となり、1974年以来48年ぶりの大幅上昇を記録した。エネルギー価格が111.2%上がったことが最大の押上要因で、エネルギーを除いた上昇率
独グリーンエネルギー企業HH2Eは1月26日、独東部のボルナにグリーン水素工場を建設する計画を明らかにした。HH2Eは先ごろ、同国北東部のルブミンにグリーン水素工場を設置すると発表したばかり。2030年までに国内の生産能
エンジン大手の独ドイツ(Deutz)は1月30日、ダイムラー・トラックと協業合意したと発表した。ダイムラーのエンジンを独自改良して顧客に販売する。開発費を抑制するとともに、製品ポートフォリオを拡充し顧客基盤を拡大する考え
Ifo経済研究所が1月31日に発表した同月のドイツ価格計画指数(DI)は35.4ポイントとなり、前月の40.1ポイント(修正値)から低下した。同指数の下落は4カ月連続。製造、サービス、建設、流通の4部門すべてで数値が下が
●内訳は「A320neo」8機、「A321neo」4機 ●エアバスとウズベキスタン航空は1993年以来、取引関係にある 欧州航空機大手のエアバスは20日、ウズベキスタン航空から「A320neo」を8機、「A321neo」
ドイツ連邦統計局が20日発表した12月の生産者物価指数(2015年=100)は前月比0.4%減の158.1となり、3カ月連続で低下した。過去最高となった9月(172.5)に比べると8.3%低い水準。物価を最も強く押し上げ
独エンジン大手ドイツ(Deutz)は19日、新事業戦略「デュアル+」を発表した。炭素中立へと向かう市場動向を踏まえゼロエミッションのグリーンな技術の開発を加速するとともに、化石燃料を用いる従来型のエンジン事業も当面、強化
ロボットを利用した風力発電機の予知保全サービスを提供する。地上からの遠隔操作ロボットがブレードやタワーの亀裂などの損傷を検査し、データを地上に送信して操縦者による保守作業を可能にする。このほど実施したシリーズAラウンドで
独複合企業ティッセンクルップは17日、エンジニアリング子会社ティッセンクルップ・ウーデがアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ国営石油(ADNOC)と、アンモニアから水素を分離する大規模なクラッキング設備を共同開発すること
独電力設備大手シーメンス・エナジーのクリスティアン・ブルッフ社長は13日ベルリンで、イラクのザヤド・アルリジ電力相と提携合意を結んだ。ムハンマド・スダニ首相の訪独に合わせたもので、ロベルト・ハーベック経済相およびイラクの