石油・石炭・ガス

MOL、イラク北部で油田発見

ハンガリーの石油ガス大手MOLは9日、イラク北部で油田の探鉱に成功したと発表した。声明によると、クルディスタン地域のAkri-Bijeel鉱区に試掘井「Bijell-1」を掘削し、深度3,646~3,831メートルで油ガ […]

マジャールテレコム、エネルギー小売事業に参入

ハンガリー通信最大手マジャールテレコムは11日、エネルギー小売事業に参入すると発表した。従来の顧客層と広範なネットワークを活かし、収益基盤を拡充するのが狙い。 \ ハンガリーでは昨年7月にエネルギー市場が完全自由化され、

給油所の買収・新設に制限

ロシア政府は、石油小売市場における公正な競争を確保するため、一定以上のシェアを有する企業が新たにガソリンスタンドを建設したり、他社のガソリンスタンド網の買収を禁じる法案を準備中だ。10日付けの『モスコウ・タイムス』が報じ

ガスプロムネフチ、09年は大幅減益

ガスプロムの石油子会社ガスプロムネフチがこのほど発表した2009年通期決算は、売上高が前年比29%減の241億6,600万米ドル、利払い・税・償却前利益(EBITDA)が31%減の59億7,700万米ドルとなった。原油・

国際帝石、アゼルバイジャン領カスピ海域で追加開発

国際石油開発帝石ホールディングスは9日、英石油大手BPなどと共同開発するアゼルバイジャン領カスピ海域のACG鉱区で、大規模な追加開発計画がアゼルバイジャン政府により承認されたと発表した。国際帝石はBPなどとともに計60億

Eon AG―09年最終益は5%減に―

独エネルギー最大手Eon(デュッセルドフル)が10日発表した2009年通期決算の最終利益は前年比5%減の53億ユーロに縮小した。産業顧客向け電力・ガス販売が減少したことや、ガス販売価格の下落が響いた。売上高は6%減の81

露エネルギー相、競合パイプライン計画との統合拒否

ロシアのシュマトコ・エネルギー相は15日、ロシア産天然ガスを中・南欧に供給するパイプライン「サウス・ストリーム」と、欧州連合(EU)が米国の後援を受けて進める競合計画の「ナブッコ」を統合させる案について、「まったく議論し

ポーランド政府、バイオガス施設建設を助成へ

ポーランド政府が、バイオガスによる熱電供給施設の建設を支援する新たな助成制度の創設を検討している。日刊紙『ジェチポスポリタ(Rzeczpospolita=RZ)』によると、温暖化ガス排出権の売却益を元手に、早ければ今年6

DKG-EAST、ナジカニジャに工場棟建設

石油ガス産業向け設備機器を手がけるハンガリーのDKG-EASTが、5億8,200万フォリントを投資して南西部ナジカニジャの中核工場に3,600平方メートルの新工場棟を建設する。8日付けの現地紙『ナピガズダシャーグ(Nap

バッテンフォール、独送電網子会社を売却

スウェーデン電力大手のバッテンフォールは12日、ドイツで高圧送電網を運営する子会社「50Hertz Transmission」をベルギーの送電網事業者エリアと豪投資会社インダストリー・ファンド・マネジメント(IFM)に売

英BP、ブラジルなどで石油資産取得

石油大手の英BPは11日、米デボン・エナジーからブラジル、メキシコ湾、アゼルバイジャンの石油資産を総額70億ドルで買収すると発表した。BPはブラジルで初めて油田権益を取得するほか、メキシコ湾の油田開発でトップの地位を強固

ロシア、欧州向け送ガス管敷設でクロアチアと合意

ロシアとクロアチアは2日、ロシア産天然ガスを黒海経由で南欧に輸送するパイプライン「サウス・ストリーム」をクロアチア国内に敷設する合意文書に調印した。ロシアはこれでサウス・ストリームの通過国6カ国から同意を取り付けたことに

Eon AG―米電力・天然ガス事業を売却か―

エネルギー大手の独Eon(デュッセルドルフ)が米電力・天然ガス子会社Eon USを売却するもようだ。消息筋の情報として各種メディアが2日報じた。同社はコメントを控えている。 \ Eon USはケンタッキー州ルイビルに本社

PKN、シェールガス開発を計画

ポーランドの石油最大手PKNオルレンは提携先と共同で、国内で「シェールガス」と呼ばれる非在来型の天然ガス開発に乗り出す計画だ。ポーランド経済紙『Dziennik Gazeta Prawna』によると、PKNは石油・ガス採

石油ガス大手MOL、12年までに利益倍増目指す

ハンガリーの石油・ガス最大手MOLは1日、2010~12年の中期経営計画を発表した。原油生産量の拡大や精製事業の効率化により、2009年に3,766億フォリント(19億米ドル)だった利払い・税・償却前利益(EBITDA)

「中ロのガス価格交渉は継続中」=中国エネルギー局高官

価格を巡る意見の対立から難航している中国とロシアの天然ガスの輸入交渉を巡り、中国国家エネルギー局(NEA)の高官は3日、ロイター通信に対し「交渉は継続中だ」と述べ、合意に達したとの中国国営新華社通信の報道を否定した。 \

2月の原油・ガス生産、過去最高を更新

ロシアのエネルギー省が2日発表した2月の資源・エネルギー統計によると、国内の原油生産量は1,008万バレル/日(bpd)、天然ガス生産量は20億7,000万立方メートルで、いずれも月間ベースで過去最高を更新した。 \ 原

APモラー・マースク(2009年12月通期決算)

2009年12月通期決算で10億2,000万ドルの純損失を計上し、前年の黒字(34億6,000万ドル)から赤字に転落。不況で海運需要が冷え込み、収益が悪化した。通期の赤字は初めて。売上高は21%減の485億ドルだった。

蘭NWR、09年に赤字転落

中東欧で炭鉱事業を手がける蘭ニュー・ワールド・リソーシズ(NWR)が2月24日発表した2009年通期決算(速報値)は、最終損益が6,159万6,000ユーロの赤字に転落した。前期は3億5,163万9,000ユーロの黒字だ

石油最大手PKNが黒字転換

ポーランドの石油最大手PKNオルレンが2月25日発表した2009年10-12月期連結決算は、営業利益が3億3,400万ズロチとなり、前年同期の43億2,700万ズロチの赤字から黒字に転換した。純利益も2億8,300万ズロ

1月輸入物価、15カ月ぶりに上昇

ドイツ連邦統計局が1日発表した2010年1月の輸入物価指数は前年同月比プラス1.4%となり、08年10月以来15カ月ぶりに上昇した。エネルギー価格が11.3%上がり全体を押し上げた格好で、原油と石油製品を除いたコアの同物

石油2位ロトス、09年10-12月期に黒字回復

ポーランド2位の石油会社であるグルーパ・ロトス(Grupa Lotos)が2月23日発表した2009年10-12月期決算は、純利益が2億2,360万ズロチとなり、前年同期の8億8,200万ズロチの赤字から黒字に復帰した。

インフレ率、2月は0.4%に低下

連邦統計局が2月26日発表した同月の消費者物価指数(一部の州のデータに基づく速報値)は前年同月比プラス0.4%で、インフレ率は1月の0.8%から低下した。食料品の価格が州により0.1~2.1%下がったことが大きい。石油製

エクソンとMOL、天然ガス開発事業から撤退

石油・ガスの開発を手がけるカナダのファルコン・オイルアンドガスはこのほど、ハンガリー南東部マコーにおける天然ガスの探鉱・開発事業から、パートナーである米エクソンモービルとハンガリーのMOLが撤退すると発表した。 \ 3社

Evonik Industries AG―再可エネ用の巨大蓄電池開発へ―

化学大手のEvonik(エッセン)は1日、風力、太陽光などの再生可能エネルギーで発電された電力を蓄える世界最大のリチウム・セラミック二次電池を開発すると発表した。発電量が風力や天候に左右される再可エネ電力の弱点を巨大バッ

ハイテク企業への税優遇導入へ

ロシアのクドリン副首相兼財務相は2月19日の閣議後の記者会見で、天然資源に依存した経済構造から脱却するため、先端技術など新たな国家収入源となる分野に取り組む企業に対して税優遇措置を実施する考えを明らかにした。 \ 石油・

RWE(2009年12月通期決算)

2009年12月通期決算の純利益は36億ユーロで、前年の26億ユーロから急増。オランダ電力大手エッセントの買収効果が反映された。売上高はエネルギー需要の落ち込みで2.5%減の480億ユーロに後退した。 \

ガスプロム、天然ガス取引でスポット価格一部導入へ

ロシア国営ガス企業ガスプロムと独エネルギー大手エーオン・ルールガスはこのほど、天然ガス取引で取引量の一部にスポット価格を導入することで合意したもようだ。エーオン・ルールガスのベルンハルト・ロイタースベルク社長の発言として

天然ガス価格の原油価格連動を部分廃止へ

天然ガス世界最大手のガスプロムと独元売り最大手エーオン・ルールガスが天然ガスの取引価格を原油価格に連動させるこれまでの商習慣を部分的に改めることで合意した。今後は取引量の一部を天然ガスのスポット価格に連動させるようにする

シュトクマン・ガス田、欧州にもLNG輸出へ

天然ガス世界最大手のガスプロムは、バレンツ海のシュトクマン・ガス田で生産する液化天然ガス(LNG)の一部を欧州に輸出する方針を固めた。世界的なLNG需要の低下と、主要仕向け先に想定していた米国で供給過剰となっているため。

独生産者物価、1月は下落幅3.4%に

連邦統計局が19日発表した2010年1月の独生産者物価指数は前年同月比で3.4%低下した。エネルギー価格が8.3%下がり、全体を押し下げた格好。エネルギーを除いたコアの物価変動率はマイナス1.2%だった。生産者物価の下落

エーオンとガスプロム、スポット連動併用で合意

天然ガス世界最大手のガスプロムと独ガス元売り最大手エーオン・ルールガスが天然ガスの取引価格を原油価格に連動させるこれまでの商習慣を部分的に改めることで合意した。今後は取引量の一部を天然ガスのスポット価格に連動させるように

ロスネフチ、上流事業に50億米ドル投資

ロシアの石油最大手で国営のロスネフチは今年、油田開発や生産など上流事業に最大で50億米ドルを投資する計画だ。投資資金の大半は東シベリアのバンコール油田と、西シベリアのハンティ・マンシ自治管区にある鉱床の開発に充てるという

「ノルド・ストリーム」が4月始動へ、フィンランドが正式承認

ロシア産天然ガスをバルト海経由でドイツに運ぶ海底パイプライン「ノルド・ストリーム」の運営会社は12日、敷設ルートにあたるフィンランド南部の海域を管轄する地方当局から敷設が許可されたと発表した。パイプラインが領海を通過する

ハンガリーMOL、純損益が黒字転換

ハンガリーの石油・ガス大手MOLが15日発表した2009年10-12月期連結決算は、純損益が273億フォリントとなり、前年同期に計上した334億フォリントの赤字から黒字転換した。営業利益は前年同期比15.6倍増の258億

ブルガリア、トルコとLNG基地建設で合意

ブルガリアのボリソフ首相とトライコフ経済・エネルギー相はこのほど、トルコを訪問し、液化天然ガス(LNG)の受入基地を共同で建設することに合意した。同基地はトルコ領マルマラ海沿岸の2カ所に建設。ブルガリア黒海沿岸のロゼネッ

独卸売物価、1月は1.9%上昇

連邦統計局が11日発表した2010年1月のドイツ卸売物価指数は前年同月比プラス1.9%となり、2カ月連続で上昇した。石油製品・石炭類が15.5%上がり、全体を押し上げた格好。鉱石・金属・金属半製品は11.1%低下した。農

石油最大手PKNオルレン、09年第4四半期は赤字

ポーランドの石油最大手PKNオルレンは2日、2009年10-12月期の最終損益(速報値)が1億ズロチ(3,510万ユーロ)の赤字になったと発表した。精製マージンが1バレル当たり2.2米ドルと、前年同期の7.7ドルから71

ロイヤル・ダッチ・シェル(2009年10-12月期決算)

英蘭石油大手のロイヤル・ダッチ・シェル がこのほど発表した2009年10-12月期(第4四半期)決算の最終損益は19億6,000万ドルの黒字となり、前年同期の赤字(28億1,000万ドル)から回復した。原油価格の上昇に加

BP(2009年10-12月期決算)

英石油大手のBP はこのほど発表した2009年10-12月期(第4四半期)決算で42億9,500万ドルの純利益を計上し、前年同期の赤字(33億4,400万)から黒字に転換した。原油価格が前年同期から上昇したほか、コスト削

石油最大手PKNオルレン、09年第4四半期は赤字

ポーランドの石油最大手PKNオルレンは2日、2009年10-12月期の最終損益(速報値)が1億ズロチ(3,510万ユーロ)の赤字になったと発表した。精製マージンが1バレル当たり2.2米ドルと、前年同期の7.7ドルから71

Aral AG―燃料販売を5%拡大―

英BPの独ガソリンスタンド子会社Aral(ボーフム)は2日、2009年の自動車燃料販売量が前年比約5%増の830万トンに拡大したと発表した。中小のスタンド事業者を系列に組み込んだことが奏功。国内市場が0.2%増の3,52

ロスネフチ、イルクーツクで油田発見

ロシアの石油最大手ロスネフチはシベリア南部のイルクーツク州の鉱区でサヴォスチャノヴォ油田を発見した。同国の天然資源省によると、同油田の可採埋蔵量は1億6,020万トンで、戦略的鉱床(最低7,000万トンの可採採掘量)の条

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