電子、電機

シーメンスのドレッサー・ランド買収、欧州委が無条件承認

欧州連合(EU)の欧州委員会は6月29日、独電機大手シーメンスによる米タービン、コンプレッサー大手ドレッサー・ランドの買収計画を承認したと発表した。当初は競争法上の懸念を示していたが、問題がないことが判明したため、無条件

シューラー―中国企業を買収―

プレス機械大手の独シューラー(ゲッピンゲン)は23日、中国の同業、揚州鍛圧機械(Yadon)を買収することで合意したと発表した。新たな顧客企業を獲得して現地事業を強化する狙い。取引金額は公表しないことで合意した。 Yad

コンチネンタル―独北部工場で人員削減へ―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)が独北部のギフホルンにある工場で人員削減を実施する。同工場で生産する電動モーターの需要低迷などを受けた措置。フランク・ユルダン取締役が地方紙『ハノーバー・アルゲマイネ・ツァイ

メルク―有機EL材料工場を建設―

化学大手の独メルクは19日、本社所在地ダルムシュタットで有機EL(OLED)材料工場の起工式を行った。同分野で2018年までに世界有数のメーカーになる考え。液晶分野で培ったノウハウを活用するとしている。 約3,000万ユ

日立ハイテク―独キアゲンと提携、遺伝子検査分野で―

日立ハイテクノロジーズは18日、ライフサイエンス・分子診断大手の独キアゲンと事業提携すると発表した。同提携により遺伝子検査事業に参入。最注力分野と位置付けるバイオ・ヘルスケア事業を拡大していく。 日立ハイテクはライフサイ

独電機輸出が好調、4月も6%増に

独電気電子工業会(ZVEI)が22日発表した独電機業界の2015年4月の輸出高は前年同月比6.0%増の135億ユーロとなり、これまでに引き続き拡大した。ユーロ圏外向けが好調で全体が押し上げられた格好。1~4月の累計は51

エレクトロアウトの助成策拡大をメルケル首相が明言

ドイツのメルケル首相は15日に開催されたエレクトロモビリティに関する産学官の会合で、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッドカー(PHV)などのエレクトロアウト(電気駆動車)の普及を促進させるために助成策を拡大する考え

ボッシュ―始動モーター・発電機事業を合弁化・売却へ―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は9日、始動モーター・発電機事業を合弁化ないし売却する方針を発表した。同事業の業績は安定しているものの、合弁化・売却により成長見通しが高まると判断した。ボッシュは「モノのイン

SMAソーラー―シーメンスと提携、メガソーラー向け事業で―

パワーコンディショナー製造の独SMAソーラー(ニーステタール)は10日、電機大手のシーメンスとメガソーラー向けのソリューション提供で提携すると発表した。SMAはグローバル企業であるシーメンスと手を組むことで受注チャンスを

ウィンコール・ニックスドルフ―身売り交渉か―

ATM、POSシステム大手の独ウィンコール・ニックスドルフ(パーダーボルン)が自社売却に向けて米競合ディボールドと交渉しているとの観測が浮上している。『フランクフルター・アルゲマイネ(FAZ)』紙が10日付で報じた。同社

オスラム―分社化計画にゴーサイン―

照明大手の独オスラム(ミュンヘン)は12日、一般照明事業の分社化計画を監査役会が承認したと発表した。家庭やオフィスで用いられる白熱灯、LEDランプ事業を今後設立する新会社に移管。オスラムは経営資源を自動車向けなどの特殊照

ドイツテレコム―企業向けクラウド売上を倍増へ―

電気通信大手のドイツテレコム(ボン)は15日、企業向けクラウドサービスの欧州売上高を2018年までに現在の約10億ユーロから20億ユーロに倍増させる目標を発表した。これまで手薄だったパブリッククラウド事業を強化。同分野に

サンライズ・メディカル

車椅子メーカーの独サンライズ・メディカルは11日、投資会社エキストンが同社を英投資会社ノルディック・キャピタルに売却することで合意したと発表した。エキストンがサンライズ・メディカルを放出するとの観測は2月の時点で報じられ

独電機業界受注、5月は5%増に

独電気電子工業会(ZVEI)が9日発表した独業界の2015年4月の新規受注高は前年同月を5.0%上回った。ユーロ圏外が7.9%増と全体をけん引。ユーロ圏(ドイツを除く)と国内もそれぞれ5.9%、2.7%伸びた。 1~4月

ロボット・自動化装置業界、売上記録更新

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が11日発表した独ロボット・自動化装置業界の2014年の売上高(国内売上と輸出の合計)は前年比9%増の114億ユーロとなり、過去最高を記録した。業界の景気は現在も好調で、1~4月の新規受注高

独分析・バイオ・検査機器業界、今年も売上増に

独光学・医療機器、メカトロニクス業界団体Spectarisは12日、同団体に加盟する分析・バイオ・検査機器企業およそ330社の売上高が今年は国内で約5%、国外で約6%増加するとの予測を発表した。西欧市場はこれまでに引き続

独ゲーム機売上、昨年は31%増加

独ゲームソフト業界団体インタラクティブ・エンターテイメント・ソフトウェア連盟(BIU)が15日発表した家庭用ゲーム機の2014年の国内売上高(市場規模)は前年比31%増の7億7,400万ユーロと大きく伸びた。マイクロソフ

シリコン工場建設に政府系金融機関が融資

ドイツの政策金融機関KfWは11日、独企業PCCのシリコン工場建設プロジェクトに融資すると発表した。シリコンは半導体や太陽電池の原料で、ドイツの製造業にとって重要な資源であるため、支援を決めた。 PCCはアイスランド北部

スロバキアのケフネツ市、ハイテク工業団地建設へ

スロバキア中部のケフネツ(Kechnec)市が、ハイテク工業団地の建設に乗り出す。同市のコンコリ市長が8日、ウェブ紙『TASR』に明らかにしたもので、情報通信分野の企業を誘致して雇用を創出したい意向だ。 計画されているハ

独SMAソーラーがシーメンスと提携、メガソーラー事業で

パワーコンディショナー製造の独SMAソーラーは10日、シーメンスとメガソーラー向けのソリューション提供で提携すると発表した。SMAはグローバル企業であるシーメンスと手を組むことで受注チャンスを拡大。シーメンスは成長市場の

ボッシュ、始動モーター・発電機事業を合弁化・売却へ

自動車部品大手の独ボッシュは9日、始動モーター・発電機事業を合弁化または売却する意向を表明した。同事業の業績は安定しているものの、合弁化・売却により成長見通しが高まると判断した。ボッシュは「モノのインターネット」を軸に事

シーメンス―過去最大の受注、エジプトから80億ユーロ―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は3日、エジプト政府から熱電併給型ガス発電設備と風力発電設備を受注したと発表した。受注額は80億ユーロで、同社史上最大。これまではドイツ鉄道(DB)から受注した高速鉄道「ICx」の47

フォルクスワーゲン―中国でEV生産へ―

自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は3日、中国同業・上海汽車(SAIC)と現地で共同展開する合弁会社・上海大衆(SVW)で電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHV)を生産すると発表した。同国の深刻な大気汚

ケルバー―たばこ製造機械部門で人員削減へ―

機械大手の独ケルバー(ハンブルク)は3日、たばこ製造機械部門で人員整理を行うと発表した。世界的な喫煙規制の強化を背景にたばこ需要が減少し、同社製品の販売も大きく落ち込んでいることに対応する。 たばこ製造機械部門の従業員4

スマホ決済の利用に前向きな消費者は3割

スマートフォンを店舗の専用端末にかざすだけで決済を済ませることができる近距離無線通信(NFC)の利用に前向きなドイツの消費者は29%に上ることが、独情報通信業界連盟(Bitkom)が8日に発表したアンケート調査結果で分か

第1四半期の卸売売上1.4%増に、消費関連が好調

ドイツ連邦統計局が3日発表した2015年第1四半期(1~3月)の卸売売上指数(暫定値)は前年同期比で実質(物価調整値)1.4%増加した。消費関連製品が2.0%増えてけん引。生産関連製品も1.0%伸びた。 伸び率が最も大き

台湾スマホ大手のHTC、ブルノにサービスセンター設置

台湾のスマートフォンメーカー宏達国際電子(HTC)が今月15日、チェコ・ブルノにアジア以外で初のサービスセンターを設置する。欧州市場を対象とした修理業務を手がける。今後数カ月で500人を雇用する計画だ。 HTCの投資規模

ノルトゼーヴェルケ・エムデン―経営破たん―

洋上風力発電用のタワーを製造するノルトゼーヴェルケ・エムデンは5月29日、会社更生手続きの適用をアウリヒ区裁判所に申請した。支払い不能に陥る恐れが大きいため。同社では昨年9月から操短が行われていた。従業員188人が影響を

アルノ―子会社売却―

事業再編中の独システムキッチンメーカー、アルノ(プレンドルフ)は5月30日、子会社インプルス・キュッヒェンを家具製造・販売の墺シュタインホフ・メーベルに売却すると発表した。傘下ブランド間の重複を削減するとともに、売却益で

独電機輸出好調、3月伸び率は過去最高の12.6%に

独電気電子工業会(ZVEI)が5月26日発表した独電機業界の2015年3月の輸出高は150億ユーロとなり、前年同月比で12.6%増加した。ZVEIによると、伸び率は過去最高。1-3月期(第1四半期)も前年同期比7.6%増

独議会から情報流出、サイバー攻撃で

ドイツの下院である連邦議会が数日間にわたってサイバー攻撃を受けた事件で、一部データの流出が確認されたことが分かった。同院の事務局が5月29日、dpa通信に明らかにしたもので、すでに対策を取ったという。詳細については回答を

六フッ化硫黄の排出量、昨年は13%増加

ドイツ連邦統計局が6月27日発表した同国の2014年の六フッ化硫黄(SF6)排出量は916.5トンで、前年を約13%上回った。全体の8割を占める電子・装置産業の排出量が9%増の736万トンに拡大。半導体産業と光ファイバー

TDKの独子会社エプコス、ハンガリー工場を拡張

TDKの独電子部品子会社エプコスは先ごろ、ハンガリー工場の拡張工事を完了したと発表した。自動車用部品の需要増大に対応するのが狙いで、100億フォリント(約3,230万ユーロ)を投じて西部のソンバトヘイにある2つの工場を統

中国の照明機器メーカー、ハンガリーにLED生産拠点建設へ

中国照明器具メーカーの上海飛楽音響股フン有限公司(シャンハイ・フェイロ・アコースティック)が、ハンガリー北東部のシャーロシュパタクにLED工場を建設する。先ごろ現地経済紙『ブダペスト・ビジネスジャーナル』が報じたもので、

ダイムラー―産業・家庭用蓄電池事業に参入―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は5月28日、子会社ドイチェ・アキュモティブで開発・製造するリチウムイオン電池の用途を自動車以外の分野にも拡大することを明らかにした。自動車向けの需要が現在、限られていることに

ラインメタル―ポーランドで戦車の共同開発へ―

軍需大手の独ラインメタル(デュッセルドルフ)がポーランドの国営同業PGZ(Polska Grupa Zbrojeniowa)と共同で装輪戦車を開発する。同社の確認を得た情報として経済紙『ハンデルスブラット』が報じたもので

ボッシュ―工具部門などを分社化―

独ボッシュ(シュツットガルト)が主力の自動車部品以外の事業を分社化する計画だ。広報担当者がdpa通信に明らかにしたもので、事業プロセスと財務情報の流れ、および統制の簡素化が狙い。分社化する事業の売却は念頭にないと強調して

明電舎―独避雷器メーカーを買収―

明電舎は5月29日、ドイツの持株会社トリデルタから避雷器製造子会社トリデルタ・ユーバーシュパヌングスアップライターを買収することで合意し、6月中に契約を完了する予定だと発表した。今回の買収により日本、中国、ドイツの3拠点

アップル―独の拡張現実ソフト会社を買収―

IT大手の米アップルがドイツのソフト会社メタイオ(Metaio)を完全買収したことが5月28日、明らかになった。メタイオはミュンヘンに拠点を置く拡張現実ソフト開発会社。アップルはメディアの問い合わせに対し「小規模企業を時

明電舎、独避雷器メーカーを買収

明電舎は5月29日、ドイツの持株会社トリデルタから避雷器製造子会社トリデルタ・ユーバーシュパヌングスアップライターを買収することで合意したと発表した。6月中の正式契約を見込む。この買収により日本、中国、ドイツの3拠点体制

ドイツ鉄道―中国製車両調達の方向、現地に事務所開設へ―

ドイツ鉄道(DB、ベルリン)が中国から車両と交換部品を調達する考えだ。ハイケ・ハナガルト取締役(調達担当)などが『フランクフルター・アルゲマイネ』紙に明らかにしたもので、現地に調達拠点を設置。同国の大手車両メーカー中国北

ダイムラー―ブレーメンとベルリン工場を近代化―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は21日と23日のプレスリリースで、ドイツ北部のブレーメンと東部のベルリンにある乗用車工場の近代化・拡張計画を発表した。投資額は計12億5,000万ユーロ。 ブレーメン工場は中

コンチネンタル―車載ソフト開発会社を買収―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は19日、車載ソフトウエアの開発事業者エレクトロビット・オートモティブをフィンランド企業エレクトロビット・コーポレーション(EC)から買収すると発表した。自動車のデジタル化が

マイクロソフト―独スタートアップ買収か―

米マイクロソフトがベルリンのスタートアップ企業6ヴンダーキンダーを買収するとの観測が浮上している。独経済誌『マネージャー・マガチン』が報じたもので、買収交渉は進展した段階にあるという。マイクロソフトは報道内容へのコメント

アウディ

自動車大手の独アウディは22日、中国の検索エンジン大手、百度(バイドゥ)と提携すると発表した。スマートフォンと車両の統合を推し進めるほか、ナビゲーションマップ、現在地検出、目的地指定機能などを共同開発する。アウディはまた

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