電子、電機

電機業界、14年生産成長率予測を上回る

独電気・電子工業会(ZVEI)は9日、独業界の2014年の生産高が物価調整後の実質で前年比2.5%増となり、13年末に示した予想(2.0%増)をやや上回ったと発表した。業界の景気は昨年末から回復傾向にあり、今年も1.5%

自動発券機にインクカートリッジ搭載、防犯対策で

ドイツ鉄道(DB)は10日、自動発券機の防犯対策を発表した。発券機の内部にインクカートリッジを設置するというもので、これにより犯罪グループによる発券機荒らしを防止する考えだ。 DBへの取材をもとに『南ドイツ新聞』が報じた

華為技術、ハンガリーに100億フォリント追加投資

中国の通信機器大手である華為技術は6日、ハンガリーに100億フォリント弱(約3,250万ユーロ)を追加投資すると発表した。ブロードバンド網を拡張するとともに、現地開発センターを強化する。 華為技術は現地の電気通信企業と提

ベラルーシでオートメーション技術のメッセ開催

ベラルーシの科学技術委員会のシュミリン委員長は同国のBelTA通信に対し、15年中に日本や韓国とロボット技術に関する共同プロジェクトを立ち上げる考えを示した。首都ミンスクで3日から開催されているオートメーション技術やロボ

製造業売上12月は0.6%増に

ドイツ連邦統計局が9日発表した2014年12月の製造業売上指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.6%増となり、2カ月ぶりに拡大した。ユーロ圏(ドイツを除く)売上が4.6%増えて全体をけん引。国内

シーメンス―管理部門を中心に7800人削減へ―

電機大手の独シーメンスは6日、人員削減計画を発表した。昨年打ち出した組織再編計画「ヴィジョン2020」に伴う措置で、管理部門を中心に従業員7,800人を整理する。ロイター通信が社内情報として報じたところによると、人員削減

シーメンスが7800人削減、管理部門中心に

電機大手の独シーメンスは6日、人員削減計画を発表した。昨年打ち出した組織再編計画「ヴィジョン2020」に伴う措置で、管理部門を中心に従業員7,800人を整理する。白物家電合弁(ボッシュ・シーメンス・ハウスゲレーテー)の持

ABB、14年利益は7%減

スイスの重電大手ABBが5日発表した2014年12月通期の純利益は25億9,400万ドルとなり、前期から7%減少した。受注残高が少なかったほか、送配電網、発電設備などを手がけるパワーシステム部門の不振が響いた。売上高は5

小売売上5年連続で増加、14年は+1.4%に

ドイツ連邦統計局が1月30日発表した2014年の小売売上指数は物価調整後の実質で前年を1.4%上回り、4年来の大きな上げ幅となった。同指数の増加は5年連続。ネット販売を主力とする通販が7.5%増と全体をけん引し、コスメテ

マーレ―米デルファイの熱システム部門買収か―

独自動車部品4位メーカーのマーレ(シュツットガルト)が米競合デルファイ・オートモティブの熱システム部門買収を狙っているもようだ。空調システム事業を拡大して、競合に後れを取っている電子部品系の事業を強化する意向だ。経済紙『

インフィニオン―業績見通し引き上げ―

半導体大手の独インフィニオン(ミュンヘン)は1月29日の決算発表で、2015年9月通期の業績見通しを上方修正した。ユーロ安ドル高が進んだためで、売上成長率を従来予測の約8%から「約12%プラスマイナス2%」への変更。売上

インテル―独同業ランティクを買収―

半導体世界最大手の米インテルは2日、独同業ランティク(Lantiq)を米投資会社ゴールデン・ゲート・キャピタルから買収することで合意したと発表した。スマートホーム分野で事業を強化する狙い。取引金額は公表していない。買収手

ソーラーワールド―業績回復、EBITDAが黒字に―

太陽電池大手の独ソーラーワールドが2日発表した2014年暫定決算の利払い・税・償却前利益(EBITDA)は1億900万ユーロの黒字となり、前年の赤字(1億4,700万ユーロ)から大幅に改善した。販売が好調だったほか、自動

フォイト―人員削減へ、産業サービス部門は放出―

独機械大手フォイト(ハイデンハイム・アン・デア・ブレンツ)のフベルト・リーンハルト社長は2日、経営不振の製紙機械部門を中心に人員削減を行うことを明らかにした。従業員の半数が所属する産業サービス部門も売却する考えで、同社の

アルノ―コスト削減へ―

キッチン家具製造の独アルノは2日、収益力強化に向けた計画を発表した。ドイツでの生産体制を柔軟化するほか、国内管理事業の集権化とブランド・製品の整理を実施。事業コストを削減する意向だ。 同社はドイツに計4工場を持つ。それぞ

シーメンス、10~12月期は減益

電機大手の独シーメンスが1月27日発表した2014年10~12月期(第1四半期)の純利益は10億7900万ユーロとなり、前年同期からで25%減少した。製造部門が減益となったほか、金利などの要因も利益を押し下げた。売上高は

フィリップスが大幅減益、医療機器と照明部門が不振

欧州電機大手のフィリップス(オランダ)が1月27日発表した2014年10~12月期(第3四半期)決算の純利益は1億3,400万ユーロとなり、前年同期の4億1,200万ユーロから大幅に落ち込んだ。医療機器、照明部門が振るわ

エレクトロラックスの収益改善、10~12月も黒字

家電大手のエレクトロラックス(スウェーデン)が1月28日発表した2014年10~12月期(第3四半期)決算は、最終損益が9億6,900万クローナ(約1億3,000万ユーロ)の黒字となり、前年同期の赤字(9億8,700万ク

シーメンス―10-12月期減益に―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が27日発表した2014年10-12月期(第1四半期)の税引き後利益は10億9,500万ユーロとなり、前年同期比で25%減少した。製造部門が減益となったほか、金利などの要因も利益を押し

スズロン―独子会社センヴィオン売却―

風力発電大手の印スズロンは22日、独子会社センヴィオン(旧リパワー・システムズ)の全株式を米投資会社センターブリッジに売却すると発表した。取引金額は10億ユーロで、センヴィオンの業績が好調に推移すれば5,000万ユーロが

ショット―大幅増益に、スイスフラン急騰で対策検討へ―

特殊ガラス大手の独ショット(マインツ)が22日発表した2014年9月通期決算の営業利益(EBIT)は1億3,500万ユーロとなり、前期比で83%増加した。医薬品包装材部門と耐熱セラッミックガラスなどを手がけるホームテック

SMAソーラー

パワーコンディショナー大手の独SMAソーラーは26日、従業員1,600人を6月末までに削減すると発表した。これまでは整理規模を600人としていたが、事業見通しが厳しいことを受けて大幅に拡大。全社員(4,667人)の約3分

IoTへの関心高まる=ICT企業アンケート

独情報通信技術業界連盟(Bitkom)は22日、国内の情報通信技術(ICT)企業を対象に実施したアンケート調査の結果を発表した。それによると、「ハイテク分野で今年最も重要なテーマは何ですか」との質問で回答(複数回答可)が

VWとBMWが充電スタンドを米国に設置へ

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)とBMWは22日ワシントン・オートショーで、米国に充電スタンドを共同設置する計画を明らかにした。電気自動車(EV)の普及を後押しするとともに、充電規格をめぐる争いで優位に立つことが

ソーラー産業の雇用規模、60%以上縮小

独ソーラー産業の就労者数は現在5万人未満で、2011年の12万8,000人から60%以上減少した。太陽電池価格の急落が響いた格好で、韓ハンファグループの独子会社ハンファQセルズもドイツ国内での生産を2月末で打ち切る。業界

「自動運転のテスト走行区間を年内設置」=交通相

ドイツのアレクサンダー・ドブリント交通相は『フランクフルター・アルゲマイネ』紙のインタビューで、自動運転車のテスト走行区間を年内にも設置することを明らかにした。ドイツでは現在、自動運転が法的に制限されているため国内メーカ

ハンファ―独での太陽電池生産を中止へ―

韓国のハンファグループは21日、独太陽電池子会社ハンファQセルズがドイツ国内での生産を3月1日付で中止すると発表した。価格競争が厳しさを増しているためで、同事業を主に、生産コストの低いマレーシアに移管。独従業員を550人

インフレ率3年連続低下、14年は0.9%に

ドイツ連邦統計局は16日、2014年消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、インフレ率(消費者物価の変動率)は0.9%で、前年の同1.5%から低下。3年連続で落ち込んだ。エネルギー(光熱費と自動車燃料)価格が平均2

フォスロー―筆頭株主がTOBへ―

鉄道設備大手フォスロー(ヴェルドール)の筆頭株主ハインツヘルマン・ティーレ氏(監査役会長)は20日、同社に対する株式公開買い付け(TOB)方針を明らかにした。フォスローへの影響力を高めることで、同社が昨年12月に打ち出し

四川長虹、チェコ事業を強化

中国の家電大手、四川長虹はこのほど、チェコ事業強化の方針を固めた。2年以内にニンブルクのテレビ工場の近隣に白物家電工場を新設する。まずは冷蔵庫から始め、徐々に他の家電にも手を広げる。ニンブルク市と結んだ昨年7月の基本合意

中国の対欧州M&A、14年は07年の3倍に

コンサルティング大手アーンスト・アンド・ヤング(E&Y)が16日発表したレポートによると、中国企業が2014年に欧州で実施した企業買収・出資(年末までに買収・出資手続きが終了しなかった案件を含む)は計163件と

独電機業界、生産成長率で1.5%見込む

独電気電子工業会(ZVEI)は20日、独業界の生産高が物価調整後の実質で今年は1.5%増加するとの予測を発表した。世界の様々な地域で景気が上向くと予想しており、業界売上高も約1.8%増の1,740億ユーロに拡大するとみて

独洋上風力発電の容量1ギガワット突破

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は15日、国内洋上風力発電パークの発電容量(送電を行っているもの)が昨年末時点で1,049.2メガワット(MW)となり、初めて1ギガワット(1,000MW)を突破したと発表した。昨年1年間に

ティッセンクルップがDBに賠償、エレベーターカルテルで

エレベーターのカルテルを結んでいた独ティッセンクルップが被害者のドイツ鉄道(DB)に賠償金を支払うことで合意した。『南ドイツ新聞』が報じ、DBが追認したもので、同紙によると支払額は2,000万ユーロに上るもようだ。ティッ

マンツ―電池製造装置で受注4,000万ユーロ―

ハイテク機械メーカーの独マンツ(ロイトリンゲン)は7日、電池製造装置を複数の企業から計約4,000万ユーロ受注したと発表した。同社は主力製品である太陽電池製造装置の需要減を受けて電池分野の強化を進めてきた経緯があり、この

1.5万世帯が蓄電池保有

ドイツの太陽光発電業界団体BSWソーラーは8日、蓄電池を保有する国内世帯の数が1万5,000(推定)を突破と発表した。購入に際し助成金を受けられるほか、蓄電池の価格が急速に下がっていることが需要拡大につながっているようだ

三菱重工業―シーメンスとの製鉄機械合弁が始動―

三菱重工業は7日、シーメンスと共同設立した製鉄機械の合弁会社が8日から営業を開始すると発表した。三菱重工は同合弁により製品ラインアップを拡充するとともにグローバル展開を加速。市場環境が厳しさを増すなかで競争力を強化する意

2015年1月1日付の法令改正

【労働・医療・社会保障】 ・全国・全業界一律の最低賃金導入(時給8.5ユーロ) ・労使が折半する公的年金の保険料率、0.2ポイント減の18.7%に ・年金受給開始年齢を1カ月増の65歳4カ月に引き上げ(1950年生まれが

フィリップス―医療機器分野で大型買収―

電機大手の蘭フィリップス(アムステルダム)は12月17日、米医療機器大手ボルケーノを買収すると発表した。フィリップスは照明部門を分社化するとともに、ヘルスケア部門とライフスタイル家電部門を新設する新会社「ヘルステック」に

アウディ

フォルクスワーゲン(VW)の高級車子会社アウディは2018年までに量産タイプの電気自動車(EV)2種類を市場投入する計画だ。ルーパート・シュタートラー社長が『フランクフルター・アルゲマイネ』紙のインタビューで明らかにした

東洋鋼鈑、トルコ合弁工場が着工

トルコの製鋼会社トスヤル・ホールディングと東洋鋼鈑の合弁工場が3日、トルコ南部のオスマニエで着工した。投資規模は5億米ドル超で、来年秋に生産を開始する見通しだ。トルコは高付加価値の平鋼製品の国産化で貿易赤字の圧縮を狙う。

トムトム

ナビゲーションシステム大手の蘭トムトムは6日、自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)から新規受注を獲得したと発表した。VWが米国で販売する乗用車のナビ機器向けに第2四半期から地図アプリを供給する。受注額は明らかにしてい

中国のドイツ企業買収が活発化

中国資本によるドイツ企業の買収が活発化しているもようだ。独コンサルティング企業ギンコウ・ツリー・アドバイザーズのデータをもとに12月27日付『ヴェルト』紙が報じたところによると、中国企業が2014年に独で実施した主な買収

3G通信のセュリティに問題、独IT企業が指摘

欧州の3G通信規格であるUMTSにセキュリティ上の重大な弱点があることが明らかになった。ドイツのITサービス企業SRLabsが12月に行った実演で明らかにしたもので、アメリカ国家安全保障局(NSA)によるメルケル独首相の

独ICT市場成長率、今年は0.6%に

独情報通信業界連盟(Bitkom)は5日、2015年の国内情報通信技術(ICT)市場規模が前年比0.6%増の1,543億ユーロとなり、2年連続で拡大するとの予測を発表した。情報技術(IT。ソフト、ハード、サービスからなる

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