電子、電機

Beiersdorf AG―業績回復、1-3月期増収増益に―

コスメティック用品・粘着テープ大手の独Beiersdorf(ハンブルク)が6日発表した2010年1-3月期決算の営業利益(EBIT)は前年同期比28.3%増の1億8,600万ユーロと大幅に拡大した。景気の回復を受け特に粘 […]

TDK、ハンガリー工場閉鎖

TDKがハンガリーのレーチャグ工場を閉鎖する。現地MTI通信が5日、レーチャグ市長の言葉を引用して伝えた。TDKは5月末から6月初めをめどに同工場の操業を停止し、従業員145人を解雇する。TDK東京本社広報はFBCの取材

電気自動車の販売、ニッチメーカーが先行

電気自動車(EV)の普及台数を2020年までに100万台とする目標を掲げるドイツでEVを量産する大手自動車メーカーはまだない。そうしたなかニッチメーカーのスマイル(所在地アウプ)はこれまでに自社生産の3輪EV「City

パナソニック、セルビアに工場建設へ

パナソニックがセルビア中部スヴィライナツに1,500万ユーロを投じて工場を建設する計画だ。現地ニュースサイト『B92』が4月30日、報じた。 \ スヴィライナツのミラノビッチ副町長によると、工場の面積は1万8,000平方

多接合型太陽電池で変換効率41.4%を実現

フラウンホーファー太陽エネルギー研究所(ISE)の物理学者フランク・ディムロート氏は昨年1月、3層構造の多接合型太陽電池で変換効率41.4%を実現した。従来のシリコン太陽電池の変換効率は20%に満たない。同氏はこの功績を

アルカテル・ルーセント(2010年1-3月期決算)

2010年1-3月期(第1四半期)決算の最終損益は5億1,500万ユーロの赤字で、赤字幅は前年同期から28%拡大。部品不足で生産に支障をきたしたことが響いた。売上高は9.8%減の32億4,000万ユーロ。 \

独パラゴン、今年は黒字の見通し

昨年10月に倒産し経営再建中の独自動車部品・センサーメーカー、パラゴン(デルブリュック)は3日、今後の事業見通しを明らかにした。それによると、(10年)の売上高は、金融危機以前(07年)のほぼ半分の5,800万ユーロにな

電気自動車サミット開催、バッテリーが最大テーマに

電気自動車(EV)の分野で世界トップになることを目指しドイツ政府が立ち上げた「エレクトロモビリティ・サミット」の初会合が3日、開催され、メルケル首相を中心に産業界、学会、自治体、消費者団体の代表が活発な意見を交えた。今後

Siemens AG―利益目標引き上げ―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は4月29日の決算発表で、2010年9月通期の利益目標を上方修正した。主要市場で景気回復の兆しが出ているためで、中核3部門(産業、エネルギー、ヘルスケア)の営業利益をこれまでの60

Infineon AG―売上・利益予測引き上げ―

半導体大手の独Infineon(ミュンヘン)は4月28日の決算発表で、2010年9月通期の業績見通しを上方修正した。自動車をはじめとする顧客産業からの需要が力強く回復しているためで、売上成長率を従来予測の「20%以上」か

ヒューレットと鴻海、ロシアで試験生産開始

米コンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)と台湾の電子機器受託製造大手フォックスコン(鴻海精密)は4月28日、サンクトペテルブルクのシュシャリ地区で試験生産施設を開所した。「HP」「HP Pro」「コンパック(

電気自動車普及の戦略発表、充電システムを早期統一へ

欧州委員会は4月28日、EU内でのエコカー開発・普及に向けた戦略を発表した。電気自動車が主流となることを見越し、その普及を積極的に推進する方針で、充電システムの規格を早期に統一することなどを目指す。 \ エコカーには電気

シーメンス(2010年1-3月期決算)

2010年1-3月期(第2四半期)決算の純利益は15億ユーロで、前年同期から48%増加。売上高は4%減の182億ユーロと伸び悩んだが、コスト削減効果で増益を達成した。 \

インフィニオン・テクノロジーズ(2010年1-3月期決算)

2010年1-3月期(第2四半期)決算の最終損益は7,900万ユーロの黒字で、前年同期の赤字(2億5,800万ユーロ)から改善。自動車、ICカード業界などからの需要が増え、収益が拡大した。黒字は3四半期連続。売上高は55

フィンランドが原発2基新設へ

フィンランド政府は21日の閣議で原子力発電所2基の新設計画を了承した。ロシアへのエネルギー依存度を弱めるほか、旧式の石炭発電所を停止して二酸化炭素(CO2)の排出削減も進める意向だ。建設計画は今後、議会の承認を経て成立す

Nokia Oyj―利益率見通し引き下げ―

世界最大の携帯電話機メーカーNokia(フィンランド・エスポー)は22日の決算発表で、2010年の売上高営業利益率を従来見通しの12~14%から11~13%に下方修正した。同社が強い低価格帯スマートフォン市場で価格が急速

TomTom

ナビゲーション機器とソフトウエアの有力メーカー蘭TomTomが26日発表した2010年1-3月期(第1四半期)決算の最終損益は300万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(3,700万ユーロ)から改善した。製品価格の下落が

独製造業、資源効率で改善の余地大

ドイツのメーカーの大部分は資源とエネルギーの利用で無駄が多い――。ドイツ技術者協会(VDI)が昨年6月に設立した資源・効率・温暖化防止センター(ZRE)のヨハネス・ラックマン社長は『ヴェルト』紙に対しこのように発言。効率

フレキシブルOLEDの低コスト生産技術開発

フレキシブル有機発光ダイオード(OLED)を低コストで生産する技術を、フラウンホーファー光マイクロシステム研究所(IPMS)と同電子ビーム・プラズマ技術研究所(FEP)の研究チームが開発した。「ロール・ツー・ロール(ro

三洋ハンガリー、太陽電池パネル生産倍増に向け設備搬入

ハンガリー北部のドログ工場で太陽電池パネルの生産をほぼ倍増させる計画を進めている三洋電機の現地子会社は20日、新生産施設への設備搬入を開始したと明らかにした。新施設では第1ラインを今年9月末、第2ラインを12月までに稼動

独太陽電池大手のチェコ子会社、09年度は増収減益

独太陽電池大手ショットソーラーのチェコ子会社ショットソーラーCRはこのほど、2009年9月期の通期売上高が94億8,900万コルナと、前の年度から62.5%増加したと発表した。純利益は2,275万コルナで、前年度から2億

エリクソン、ノーテルから韓国合弁会社の過半数株取得

通信インフラ機器大手のエリクソン(スウェーデン)は21日、経営破たんしたカナダ同業ノーテルが韓国で展開する合弁会社の過半数株を取得することで合意したと発表した。これによりエリクソンは韓国通信機器市場での基盤を大きく強化す

フィリップス(2010年1-3月期決算)

2010年1-3月期(第1四半期)決算で2億ユーロの純利益を計上し、前年同期の赤字(5,900万ユーロ)から黒字に転換。新興市場での販売増加に加え、合理化効果もあって収益が改善した。売上高は12%増の56億8,000万ユ

STマイクロエレクトロニクス(2010年1-3月期決算)

2010年1-3月期(第1四半期)の最終損益は5,700万ドルの黒字で、前年同期の赤字(5億4,100万ドル)から改善。自動車、コンピューター業界を中心に半導体需要が回復し、収益を押し上げた。前年同期に多額の投資損失を計

ノキア(2010年1-3月期決算)

2010年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は3億4,900万ユーロで、前年同期の1億2,200万ユーロから急増。スマートフォンの販売が好調で、収益を押し上げた。売上高は3%増の95億ユーロ。携帯電話機の販売台数は16

エリクソン(2010年1-3月期決算)

2010年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は12億6,000万クローナ(1億7,400万ドル)で、前年同期から27%減少。顧客の通信会社が設備投資を手控えたことで販売が落ち込んだほか、合理化費用が響いて大幅減益となっ

Gildemeister AG―二次電池メーカーを買収―

工作機械大手の独Gildemeister(ビーレフェルト)はこのほど、再生可能エネルギー子会社a+f GmbH(ヴュルツブルク)がレドックス・フロー電池メーカーの墺Cellstrom GmbHの資本50.001%を独Yo

Lantiq Deutschland GmbH―IPOを検討―

有線通信用の半導体チップを手がける独Lantiq(ノイビーベルク)が新規株式公開(IPO)を検討中だ。同社は米投資会社のGolden Gate Capitalが半導体大手Infineonから昨年買収した当該事業をもとに設

ソニー―3D液晶テレビを独市場に投入―

ソニーはサッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の開催に合わせてドイツ市場に3次元映像の表示に対応した3D液晶テレビを投入する。一部のメディアが16日報じた。18機種の3D液晶テレビとともに、「Play Stati

Koninklijke Philips Electronics NV―4四半期連続で黒字に―

電機大手の蘭Philipsが19日発表した2010年1-3月期(第1四半期)決算の最終損益は2億100万ユーロの黒字で、前年同期の赤字(5,700万ユーロ)から改善した。景気回復のほか、事業再編も奏功、09年4-6月期か

ドイツの再可エネ投資、10年で2倍以上に

ドイツにおける再生可能エネルギーへの年間投資額は今後10年で2倍以上に拡大し、2020年には280億ユーロを超える見通しだ。再生可能エネルギー全国連盟(BEE)の依頼で調査を実施したスイスのPrognosはこのような結論

ASML(2010年1-3月期決算)

2010年1-3月期(第1四半期)決算で1億700万ユーロの純利益を計上し、前年同期の赤字(1億1,700万ユーロ)から黒字に転換。冷え込んでいた受注の回復が加速し、収益を押し上げた。売上高は7億4,200万ユーロで、前

ソニー、スロバキア工場を鴻海精密に売却

ソニーは3月31日、スロバキアのニトラにある液晶テレビ生産子会社の株式90%を台湾の電子機器受託製造(EMS)大手フォックスコン(鴻海精密)に売却することで合意したと発表した。ソニーは残り10%の株式を継続保有する。鴻海

シーメンスの電動機会社、減収減益に

独シーメンスの電動機製造子会社であるチェコのSiemens Elektromotoryがこのほど発表した2009年9月通期決算は最終利益が1億390万コルナとなり、前年度から6,550万コルナ減少した。売上高も22億8,

Roth & Rau AG―大幅な業績回復を見込む―

太陽電池の製造装置メーカーの独Roth & Rau(ケムニッツ近郊ホーエンシュタイン・エルンストタール)は今年、大幅な業績回復を見込んでいる。第1四半期に蘭競合OTB Solarの買収手続きが完了したうえ、世界

Rohwedder

先ごろ倒産申請を出した機械メーカーRohwedderが清算されることが決まった。手持ち資金が少なく、事業を継続できないと判断されたため。管財人は今後、各事業の売却先を模索していく。同社は自動車、電機、医療機器メーカーや電

代替燃料で駆動する飛行機、競争が本格化

水素燃料や太陽電池など、化石燃料を使用しない飛行機の開発競争が加速している。スイスSolar Impulsは7日、太陽エネルギーのみを駆動源とする飛行機「Solar Impulse HB-SIA」の初試験飛行に成功。高度

マイクロ波で魚の鮮度測定が簡単に

ブレーメンのスタートアップ企業Sequidが、魚肉の鮮度を簡単に計測できるレーザースキャナー「RFQ Scan 3.0」を開発した。誘電分光法と呼ばれる手法によって魚肉鮮度の判定指標であるK値やATP、トリメチルアミン(

OKIデータ、ロシアでIT機器販売2社と提携

OKIデータは30日、ビジネス用プリンターと複合機の販売、保守サービスでロシアのIT機器販売大手2社と提携したと発表した。OKIデータは両社との提携でロシアの営業力を強化。ロシア売上高を2009年の1,500万米ドルから

ノキア、ロシア販売網を3倍に拡大

フィンランドの携帯電話機器大手ノキアは、ロシアの販売網を拡大する。同社のユーラシア地域販売責任者を務めるSaeijs氏が22日、ブルームバーグに明らかにした。人口5万人以上の都市を対象に出店を強化し、今後2年半で店舗数を

Loewe AG―3Dテレビは市場の様子みて投入―

高価格帯の民生家電を製造する中堅メーカーLoewe(クローナハ)は25日の決算発表会で、世界の有力メーカーが販売競争を開始した3Dテレビについて、まずは市場の動向を見守る方針を明らかにした。同社初の3Dテレビは9月にベル

ドイツの民間研究開発、南部3州がけん引

ドイツ産業界の研究開発(R&D)は南部3州のバーデン・ヴュルテンベルク(BW)、バイエルン、ヘッセンの3州が圧倒的にリードしていることが、研究開発や教育の促進団体である科学促進者連盟(Stifterverban

Siemens AG―IT部門分社化で4,200人削減―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は18日、IT部門SISの従業員3万5,000人のうち4,200人を整理すると発表した。秋に予定するSISの分社化を踏まえ、同部門が自立経営できる基盤を作りだすことが狙いで、201

Robert Bosch GmbH―半導体の新工場稼働―

独自動車部品大手のRobert Bosch(ゲルリンゲン)は18日、ドイツのロイトリンゲンに建設していた半導体工場を稼働させた。新工場への投資は総額6億ユーロと同社の単発の投資案件としては過去最大の規模で、従業員数は拡張

コニカミノルタのルーマニア子会社、3割増収見込む

コニカミノルタのルーマニア子会社は、今年の売上高を前年比約30%増の1,800万ユーロと見込んでいる。同社のIgnat社長が現地経済紙『ジアルル・フィナンチアル』に語った。同社はこれに先立ち、銀行最大手のルーマニア商業銀

AldiとLidl、特許無断使用で複数企業から提訴

映像データ圧縮方式の1つであるMPEG-2に関わる特許が侵害されたとして、特許を保有する複数の企業がディスカウントストア大手のAldiとLidlを相手取ってデュッセルドルフ地方裁判所に裁判を起こした。両社が販売するテレビ

電気自動車や燃料電池でオペルが業界連携に意欲

自動車大手の独オペルが電気自動車(EV)用バッテリーや燃料電池など今後の技術のカギを握る分野で業界が連携することに前向きな姿勢を示している。同社のリタ・フォルスト技術開発主任技師は『南ドイツ新聞(SZ)』に対し「モーター

上部へスクロール