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2012/7/4

企業情報

Volkswagen AG―ギアボックス問題、中国当局が「欠陥なし」判定―

この記事の要約

Volkswagen(VW)の中国販売車で大きなノイズなどが発生しドライバーの苦情が増えている問題で、同国の消費者保護当局が「品質上の欠陥は現時点で確認できない」との文書を6月19日付でVWに通知したもようだ。現地紙『第 […]

Volkswagen(VW)の中国販売車で大きなノイズなどが発生しドライバーの苦情が増えている問題で、同国の消費者保護当局が「品質上の欠陥は現時点で確認できない」との文書を6月19日付でVWに通知したもようだ。現地紙『第一財経日報』が報じた。

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不具合が起きているのは乾式クラッチを採用した7速DSG「DQ200」の搭載モデル。大きなノイズや振動、自動車の突然停止などの問題を訴える顧客の議論が数カ月前からインターネット上で繰り広げられていた。

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これに対しVWは当初、リコール(無料の回収・修理)の見合わせを商品検査当局の中国国家質量監督検験検疫総局(AQSIQ)から了承されたかのような印象を振りまいたため、AQSIQは態度を硬化。同社はこれを受けて5月、DSGについて品質保証期間を従来の2年(ないし走行6万キロ)から10年(走行16万キロ)へと大幅に引き上げることを決定した。

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同紙によると、AQSIQはリコールの実施を命令しないもよう。

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