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2014/5/7

経済産業情報

ドイツのIT専門家が米NSAのサイトに侵入

この記事の要約

インターネットを利用して国際的に大規模な情報収集を行っている米国家安全保障局(NSA)のホームページへの侵入に、ドイツのIT専門家が成功した。独公共放送MDRのラジオ番組が2日、報じたもので、セキュリティホールを2つ見つ […]

インターネットを利用して国際的に大規模な情報収集を行っている米国家安全保障局(NSA)のホームページへの侵入に、ドイツのIT専門家が成功した。独公共放送MDRのラジオ番組が2日、報じたもので、セキュリティホールを2つ見つけたとう。

この人物はウエブサイトの脆弱性の発見を専門に手がける企業Unnexのマティアス・ウンゲチューム社長(24)。情報機関であるNSAのセキュリティホールを発見できるとは思っていなかったが、実際には比較的簡単で、一晩の作業で成功したという。

侵入後はホームページ上にあった「暗号解読者と暗号作成者(Codebreakers and Codemakers)」という文字を「あなた方のホームページを良く調べなさい(Durchleuchten Sie Ihre Homepage)」というドイツ語に書き換えた。また、NSAのデータバンクにアクセスし、データを引き出したという。

NSAに対してはすでにセキュリティホールの存在を電子メールで伝えた。米国の情報機関関係者に拉致される心配なないとみている。