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2015/9/2

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独のイノベーション力に黄信号、10年後には中国に抜かれる恐れ

この記事の要約

ドイツのイノベーション力は10年後に中国に抜かれる可能性が高い――。米国企業がそんな判断を持っていることが、在ドイツ米国商工会議所(AmCham Germany)が1日発表したアンケート調査結果で分かった。 AmCham […]

ドイツのイノベーション力は10年後に中国に抜かれる可能性が高い――。米国企業がそんな判断を持っていることが、在ドイツ米国商工会議所(AmCham Germany)が1日発表したアンケート調査結果で分かった。

AmCham Germanyはコンサルティング大手アクセンチュアの協力を受けてドイツで事業を展開する米系会員企業を対象にアンケートを実施した。それによると、「イノベーションの分野で現在、最先端を行くのはどの国だと思いますか」との質問でドイツは28%の回答を獲得。米国(同62%)には水をあけられたものの、中国(4%)を大きく上回った。

一方、「10年後の2025年時点にイノベーションの最先端を行く国」については中国が38%で、米国に並んでトップとなった。ドイツと答えた企業は12%にとどまった。

米国企業の対独直接投資も昨年は前年比6%強減の1,030億ユーロに落ち込んでおり、AmCham Germanyのフランク・リーメンシュペルガー副会長は「ドイツはもはや魅力的な投資対象国ではない」との見方を示した。

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