ドイツ銀が米英当局に25億ドル支払いへ
米国と英国の金融監督当局は23日、ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)など国際的な指標金利の不正操作に関与していたドイツ銀行に対し総額25億ドルの制裁金を科すとことで同行と合意したと発表した。制裁額は同操作問題で罰金支払 […]
米国と英国の金融監督当局は23日、ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)など国際的な指標金利の不正操作に関与していたドイツ銀行に対し総額25億ドルの制裁金を科すとことで同行と合意したと発表した。制裁額は同操作問題で罰金支払 […]
ドイツ銀行は27日、中期経営戦略「シュトラテギー2020」の概要を発表した。収益力を向上させるとともに、金融規制の強化に対応することが狙いで、リテール(小口金融)子会社ポストバンクの過半数株を放出して連結対象から除外。投
独2位銀行のコメルツ銀行(フランクフルト)は28日、機関投資家向けに新株を発行し、市場資金およそ14億ユーロを調達したと発表した。新銀行自己資本規制バーゼル3に対応することが狙いで、狭義の中核自己資本比率(CET1比率)
独銀行2位のコメルツ銀行(フランクフルト)がアジア事業を順調に拡大している。中堅企業向け事業部門(Mittelstandsbank)のアジア事業統括責任者であるエディット・ヴァイマイル氏が23日明らかにしたもので、顧客数
レンタカー独最大手のジクスト(プルラハ・イム・イザールタール)は14日、リース子会社ジクスト・リーシングの新規株式公開(IPO)方針を発表した。同子会社の事業拡張資金を確保するとともに、主力のレンタカー事業を加速する狙い
スマートフォンをレジでかざすだけで決済できるNFC(近距離無線通信)スマホ決済のパイロットプロジェクトが15日、首都ベルリンで始まった。小売大手数社と移動通信サービスの国内3大大手が立ち上げたもので、ドイツのNFCスマホ
独連邦銀行(中銀)は17日、国内世帯の2014年第4四半期(10~12月)の金融資産総額が前期比1.4%増の5兆724億ユーロとなり、過去最高を更新したと発表した。低金利というマイナス要因にもかかわらず、雇用の安定と所得
ドイツ金融大手のコメルツ銀行が、ポーランド子会社のMバンク(出資比率:70%)を通じて新しい銀行取引の形を模索している。オンライン取引を中心としたリテール銀行事業に注目し、ノウハウを吸収中だ。合同プロジェクトの形で実用化
スイスのプライベートバンク、フォントーベル(チューリヒ)は3月25日、英国の資産管理会社トゥエンティフォー・アセット・マネジメントの資本60%を取得し傘下に収めると発表した。同国でのプレゼンスを強化する狙い。取引金額は明
ドイツの銀行業界が電子決算サービスを共同で立ち上げる見通しだ。これまでは貯蓄銀行グループが参加を見合わせていたが、現在参加の方向で最終調整を進めており、年末にサービスを開始する。『フランクフルター・アルゲマイネ』紙などが
ドイツ銀行が子会社ポストバンク(フランクフルト)を含むリテール事業の分離・上場を検討している。資産を圧縮することで今後厳しくなる銀行の自己資本規定に対応する狙い。同行は計3つのシナリオを検討しているものの、リテール事業の
独連邦銀行(中銀)は19日、国内消費者の支払いに関する調査結果を発表した。それによると、決済(家賃など定期的な支払を除く)の方法として昨年、最も多かったのは現金で、件数ベースのシェアは79.1%に達した。11年の前回調査
ドイツのショイブレ財務相は17日、中国の馬凱副首相とベルリンで会談し、中国の主導で設立予定のアジアインフラ投資銀行(AIIB)の設立メンバーになる意向を表明した。AIIBは米国の影響力が強い世界銀行および、日米が最大の出
独2位銀行のコメルツ銀行(フランクフルト)は12日、米当局に制裁金14億5,200万ドル(11億9,600万ユーロ)を支払うことで合意したと発表した。米国の資金洗浄規制とイランなどに対する制裁規定に違反したため。今回の合
格付け大手のフィッチは12日、経営危機に陥り国有化された墺ヒポ・アルペ・アドリア銀行の受け皿機関ヘタ・アセット・レゾリューションで債務削減(ヘアカット)が行われた場合、ドイツの銀行が被る損失総額はオーストリアの銀行を上回
米連邦準備理事会(FRB)は11日、米国で事業を展開する大手銀行を対象に実施したストレステスト(健全性審査)の第2弾の結果を発表した。計31行のうち三菱UFJフィナンシャルグループの米子会社(MUFGアメリカズ・ホールデ
NYSEユーロネクストとの合併計画を欧州連合(EU)の欧州委員会が承認しなかったのは不当としてドイツ取引所が提訴していた係争で、欧州司法裁判所(ECJ)の一般裁判所は9日、訴えを退ける判決(訴訟番号:T-175/12)を
保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)が2月26日発表した2014年12月期決算の営業利益は前期比3.3%増の104億200万ユーロに拡大した。生命・医療保険部門が好調で全体が強く押し上げられた格好。売上高は10.4%増の
レンタカー大手の独シクストは2月24日、リース子会社シクスト・リーシングの新規株式公開(IPO)を検討していると発表した。主力のレンタカー事業の資金力に影響を与えることなくリース事業を拡大することが狙い。シクストは同子会
ドイツ連邦財務省は17日、生命保険の乗用金に関する政令案(保険料返還準備金政令案)を発表した。州代表との合意に基づく内容で、被保険者への配当が拡大する見通しだ。同案は連邦政府と州政府の代表で構成される連邦参議院(上院)の
独不動産金融大手のアアレアル・バンク(ヴィースバーデン)は22日、旧ヴェストLB(ノルトライン・ヴェストファーレン州立銀行)の子会社で現在はヴェストLBの資産受け皿機関、EAA(エルステ・アップヴィックルングスアンシュタ
独銀大手コメルツ銀行(フランクフルト)が12日発表した2014年12月期の営業利益は前期比40%増の10億2,200万ユーロと大幅に拡大した。貸倒引当金が前期の17億4,700万ユーロから11億4,400万ユーロへと減少
出資対象をネットビジネス分野のスタートアップ企業に絞った独投資会社ロケット・インターネット(ベルリン)は6日、オンライン・フードデリバリー事業の強化方針を明らかにした。世界の市場規模が3,240億ユーロと大きく今後の成長
再保険世界最大手の独ミュンヘン再保険が5日発表した2014年12月期の最終利益は32億ユーロとなり、前期の33億ユーロから3%減少した。元受子会社エルゴの組織再編に伴い約4億5,000万ユーロの減損損失を計上ことが響いた
独最大手銀行のドイツ銀行(フランクフルト)が1月29日発表した2014年10-12月期(第4四半期)の純損益は4億4,100万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(13億6,500万ユーロ)から大幅に改善した。投資銀行部門
ケーブルテレビ独3位のテレ・コロンブスは23日、フランクフルト証券取引所で株式市場にデビューした。ドイツでの新規株式公開(IPO)は同社が今年初めて。初値は10.70ユーロで、公開価格を7%上回った。時価総額は5億6,0
独金融大手のコメルツ銀行(フランクフルト)が個人顧客、中小企業事業の販売組織を簡素化する。業務の迅速化が狙いで、管理職のなかの1クラスを全面的に廃止する。マルティン・ツィールケ取締役(個人顧客担当)が経済紙『ハンデルスブ
ドイツの不動産取引市場はこれまでに引き続き今年も拡大する見通しだ。会計監査・コンサルティング大手のアーンスト・アンド・ヤング(E&Y)が不動産投資家およそ130人を対象に実施したアンケート調査をもとに13日明らかにしたも
老舗プライベートバンクのベーレンベルクは6日、企業向けの資金調達支援事業でバイエルン州立銀行と提携すると発表した。ベーレンベルクが増資や新規株式公開(IPO)など投資銀行分野のノウハウ、バイエルン州立銀が融資分野のノウハ
独日刊紙『フランクフルター・アルゲマイネ』は9日、計24の銀行、保険会社、ファンド会社を対象に実施した2015年の為替相場に関する予想アンケート調査結果を明らかにした。それによると、ユーロの対米ドル交換レートの予想平均は
保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)は12月18日、米損保子会社ファイヤーマンズ・ファンド・インシュアランス(FFIC)の個人顧客事業を米競合ACEに売却すると発表した。現地損保事業を再編する計画の一環で、企業向け事業は
保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)は12月18日、米損保子会社ファイヤーマンズ・ファンド・インシュアランス(FFIC)の個人顧客事業を米競合ACEに売却すると発表した。現地損保事業を再編する計画の一環で、企業向け事業は
独ユニオン・インベストメントがプラハの大型ショッピングモール「パラディウム」を5億6,500万ユーロで買収することが9日明らかになった。これはチェコのビル不動産の取引額として過去最高だ。投資家はチェコの景気回復と堅実な財
フランクフルト証券取引所を運営するドイツ取引所はDAXに次ぐドイツの株価指数であるMDAXの銘柄を4日付で入れ替えた。これまでMDAXに採用されていた有料テレビ大手スカイ・ドイチュラントがスカイ・ジャーマン・ホールディン
英大手銀行HSBCがドイツのM&A(合併・買収)仲介事業拠点を金融都市フランクフルトから、独法人(HSBCトリンカウス)の所在地であるデュッセルドルフに移管した。広報担当者などへの取材をもとに『フランクフルター
保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)が再生可能エネルギー向けの投資を大幅に拡大する。低金利を受けて国債などに替わる投資先の拡充が重要になっているためだ。投資子会社アリアンツ・キャピタル・パートナーズ(ACP)のデビッド・
独2位銀行のコメルツ銀行が顧客預金にマイナス金利を適用する考えだ。同行への問い合わせなどをもとに『ウォール・ストリート・ジャーナル』が19日付の独オンライン版で報じたもので、大口預金を持つ大手企業、機関投資家から手数料の
ユーロ圏初の人民元決済業務を中国銀行が17日、ドイツの金融都市フランクフルトで開始した。独連邦銀行(中銀)と中国人民銀行(同)の3月の合意に基づく措置で、ドイツ企業の対中取引に弾みがつくと期待されている。 人民元で取引す
保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)は6日、配当を今後、拡大する方針を明らかにした。機関投資家などの要求を受けた措置で、配当性向(当期純利益のうち配当に回る金額の割合)をこれまでの40%から50%に拡大。また、将来の成長
独コメルツ銀行(フランクフルト)が6日発表した2014年第3四半期(7~9月)の最終利益は2億2,500万ユーロとなり、前年同期(7,500万ユーロ)の3倍に拡大した。リスク資産の圧縮と貸倒引当金の減少がプラス要因で、営
自動車部品大手の独ヘラー(リップシュタット)は10月31日、新規株式公開(IPO)計画を発表した。市場資金を国外事業の強化などに充てる意向で、フランクフルト証券取引所とルクセンブルク証券取引所で11月11日に株式を公開す
独最大手銀行のドイツ銀行(フランクフルト)が10月29日発表した2014年7-9月期(第3四半期)の最終損益は9,200万ユーロの赤字となり、前年同期の黒字(5,100万ユーロ)から大きく悪化した。訴訟関連の引当金を計8
独中部チューリンゲン州の信用組合であるドイツ・スカートバンク(Deutsche Skatbank)が11月1日付で、個人顧客を対象にマイナス金利を適用した。個人顧客の預金から金利を取り立てるのは同行がドイツで初めて。民間
欧州中央銀行(ECB)は26日、ユーロ圏の主要130銀行を対象に実施した包括的な健全性検査の結果を公表した。資本不足で「不合格」となったのは25行で、ドイツの銀行でもミュンヒェナー・ヒポテーケンバンクが該当したものの、同
自動車の盗難事件は東部の国境地域で最も頻繁に起きている。価格比較サイト「プライスフェアグライヒ・デーエー(Preisvergleich.de)」が22日、明らかにしたもので、外国人による自動車盗難が増えていることと関連が
自分自身の経済状況が「とても良い/良い」と感じるドイツ市民が全体の58%に達し、過去10年間の最高に達していることが、貯蓄銀行(Sparkasse)の上部団体である独貯蓄銀行・振替銀行連合会(DSGV)が23日発表したレ
英クローズ・ブラザーズ・グループ傘下の独投資銀行クローズ・ブラザーズ・ザイトラーは20日、仏同業のオッド(パリ)が同社を買収すると発表した。取引価格は4,600万ユーロ。クローズ・ブラザーズ・グループは事業を英本国に絞り
ドイツ東部の中小、新興企業は将来性が高くても事業資金の調達が難しいもようだ。銀行は自己資本規制の強化を受けてこうした企業への融資を抑制。同地はベンチャーキャピタルの視野に入りにくいことが追い打ちをかける。事態の打開に向け
コンサルティング大手のベイン・アンド・カンパニーは20日、ドイツの銀行業界が大きな変動に見舞われるとの見方を明らかにした。競争激化と低金利、規制強化が圧力となり、コストを最大30%圧縮しなければならなくなるためで、国内の
フランクフルト証券取引所を運営するドイツ取引所は16日、モーリシャスの新興企業アフリカ証券取引所(AFSX)と提携すると発表した。ドイツ取引所の電子取引システム「クセトラ」と同システム関連のサポートサービスを提供する。