東欧市場における電気通信市場の動き

米IT企業パクテラ・エッジ、セルビアに開発拠点

●エンドツーエンドのデジタルサービスに関する開発を行う ●セルビアのIT産業の成長率は年率25%以上 米国に本拠を置くIT企業パクテラ・エッジ(Pactera Edge)は8月30日、セルビアに開発拠点を設ける計画を明ら

トルコの超小型衛星企業、来年2月に試験機打ち上げへ

●世界を網羅する低価格データサービスの実現を目的に掲げる ●試験機は世界最小の衛星規格「ポケットキューブ」を採用 トルコの超小型衛星スタートアップ、ハロースペース(Hello Space)が来年2月に初の試験機を打ち上げ

華為技、ロシア事業従業員を中央アジアに異動

●対ロ制裁に関連する二次制裁を回避する狙いか ●異動先はカザフとウズベク 通信設備大手の中国・華為技術(ファーウェイ)が、ロシア事業の従業員をカザフスタンとウズベキスタンへ異動させたもようだ。ウクライナ戦争を受けた欧米の

米ハネウェル、ルーマニアにオートメーションラボを設置

●ラボはブカレスト工科大と提携して運営 ●学生は最新技術に触れながら実用的なスキルを身に付けられる 米複合企業ハネウェルとルーマニアのブカレスト工科大学が提携して運営する産業用オートメーションラボが今月中旬、運営を開始し

エリクソン、年末までにロシア撤退を完了

●事業を段階的に縮小し、年末までに閉鎖する ●国内通信網の維持に向けたサポート会社を新設する可能性 スウェーデンの電気通信設備大手エリクソンが、年末までにロシアからの完全撤退を完了する。ロシア・ウクライナ戦争の長期化で、

英ボーダフォン、ハンガリー事業を現地企業に売却

●取引額150億フォリント、欧州事業再編と債務削減を図る ●新事業体は固定通信と携帯電話双方で国内2位の事業者となる 英携帯電話大手ボーダフォン・グループは22日、ハンガリー子会社ボーダフォン・ハンガリーを、同国のIT大

華為、ロシアでのオンライン販売を停止

●同社は4月初めからロシアでの業務の大半を停止 ●中国からのハイテク関連製品の輸入は減少 中国通信設備大手の華為技術(ファーウェイ)がロシアのオンラインショップを閉鎖した。独『ハンデルスブラット』がロシアメディアを引用し

ロシア、6G技術研究に300億ルーブル投資

●2025年までの導入を目指す計画 ●同国では現在、5Gの周波数帯域は諜報機関が利用 ロシア政府は、100ギガビット/秒を超える超高速通信を実現する第6世代移動通信システム(6G)の研究開発プログラムに300億ルーブル(

ロシア、外国IT企業への締め付け強化

●現地拠点を設けない企業に対し国内売上高の10%相当の罰金 ●IT大手に国内事務所開設を義務付ける法律は昨年7月に公布 ロシア下院は5日、国内に拠点を設ける義務に違反した外国のIT企業への罰則を強化する法案を承認した。I

NTTデータ、ルーマニア・シビウに新拠点開設

●新拠点はオフィスのほか劇場や教室を備える多機能スペース ●同社のルーマニア事業は従業員約2,000人、7都市に拠点を持つ NTTデータは6月30日、ルーマニアのシビウに新オフィスビルを開設したと発表した。同国事業拡大に

中国アリババ、イスラエルのR&D拠点を閉鎖

●経営陣の混乱の中、社員の米テック大手への転職が相次ぐ ●同拠点はAutoM技術や高度なテキスト検索を行う写真アプリを開発 中国電子商取引(EC)大手のアリババがイスラエルの研究開発(R&D)センターを閉鎖する

トルコ軍需大手、新型USVをお披露目

●「ミシュ(Mir)」は防衛的な小型対潜艦としての運用を想定 ●GNSS電波の妨害時にも航行を継続できる性能を持つ トルコでこのほど、軍需大手アセルサンが開発した自律運航船(USV)「ミシュ(Mir)」がお披露目された。

イスラエルのスタートアップ、EV技術開発加速に貢献

●同国企業はハードやソフト、電子機器など幅広い分野をカバー ●政府は30年までに化石燃料車両の販売を禁止する目標を掲げる イスラエルのスタートアップ企業が電気自動車(EV)技術の開発にしのぎを削っている。同国の新興企業情

イスラエルのラヴィバイオ、農業用ハイテク接種剤を開発

●「リザルト」の配合で作付面積当たりの収穫量が最大50%増 ●北米全体に出荷地域を広げた後、欧州市場に参入する方針 ウクライナ戦争で食糧不足が深刻化するなか、イスラエル企業ラヴィバイオ(Lavie Bio)が新しい農業用

ポーランド、量子技術の産官学提携クラスターが誕生

●世界市場で量子力学分野における競争力を強化する狙い ●光通信、量子暗号、センサーの医療診断への応用などに取り組む ポーランドのワルシャワ大学新技術センターでこのほど、量子テクノロジークラスタ「Qクラスター」が結成された

トルコの電機メーカー、自動搬送ロボットを量産

●半年~1年内に全国展開へ ●UGV「アクバ」は最大荷重500キロ トルコのエルファテック・エレクトロニック(Elfatek、コンヤ)が近く、自動搬送ロボット(UGV)の量産を開始する。半年から1年の間に全国展開する方針

ロシアの輸入高が激減、ウクライナ戦争による制裁で

●中国の対ロシア・ハイテク輸出は3月に激減 ●ロシアは禁輸措置に対抗し「並行輸入制度」を導入 欧米などによる厳しい制裁で、ロシアの輸入高が大幅に減っている。アナリストの中には、4月に70~80%減少した可能性を指摘する声

建設計画チェックシステムのファーマス、450万ドルを調達

●設計図をコンピュータービジョンで分析し、自動的に問題を発見 ●見積もりの失敗や日程の再調整、建築基準違反などが回避できる 着工前検査システムを手がけるイスラエルのファーマス(Firmus)は8日、シード期の資金調達ラウ

露IT大手ヤンデックス、事業売却でVKと基本合意

●「ヤンデックス・ニュース」と「ゼン(Zen)」の2事業を売却 ●最大12億5,000万米ドル相当の社債の繰り上げ償還に備えた措置 ロシアのIT大手ヤンデックスは4月28日、2事業の売却で国内同業大手のVK(旧メール・ル

自動運転用センサのイノヴィズ、大型受注を獲得

●「世界大手」の「複数ブランド向けに直接納入」する ●受注額見通しは従来の26億米ドルから66億ドルに拡大 自動運転車向けライダー(LiDAR)センサの開発を手がけるイスラエルのイノヴィズ(Innoviz)・テクノロジー

車両点検システムのドライブX、100万ドルを調達

●AIを活用し点検の過程をデジタル化 ●点検時間の短縮により、保険会社のコストを最大9割削減 自動車の遠隔点検システムを手がけるエストニアのドライブX(DriveX)がこのほど、100万米ドルの調達に成功した。事業の地理

ルーマニアのクラスターパワー、HSDCを開所

●HSDCは昨年10月の着工、投資額は4,000万ユーロ ●敷地面積は約2万5,000平方メートルと国内最大 ルーマニアのクラウドサービス会社クラスターパワーが1日、ドルジ県ミスキに同国最大のハイパースケールデータセンタ

ノキア、ロシア市場から撤退

●競合エリクソンより1歩踏み込んだ格好 ●ロシアの売上比率は低く、業績見通しに影響はない 電気通信設備大手のノキアが12日、ロシアから撤退する方針を明らかにした。ウクライナ戦争が理由で、前日に同国事業を無期限で停止した競

米アップル、チェコにOS開発チームを設置

●「コアOS」の事業名でカーネル開発のスタッフを求人 ●プラハ拠点はこれまでも「iOS」などの開発タスクに関与 米アップルがプラハ開発拠点で基本ソフト(OS)の開発チームを組織しているもようだ。「コアOS」事業の名前で、

NTTデータが欧州SAP事業を強化、ブルガリア企業を買収

●世界市場におけるサービス展開力を強化する狙い ●NTTデータはBSTと数年前から提携関係 NTTデータは4日、独子会社を通じてブルガリアのSAPサービスプロバイダ、ビジネスサービシズ・アンド・テクノロジーズ(BST)の

ロシアのヤンデックス、欧米事業を縮小

●米の自動運転事業を中止、英仏の食品即配からも撤退 ●バルト諸国では当局が配達・配車サービスの営業を禁止 ロシアIT大手ヤンデックスの欧米事業が縮小している。米国の自動運転車運用、大学内フードデリバリーサービスはすでに中

ロシア、ITインフラで外国製ソフトウエアの使用禁止へ

●禁止は2025年から、新規導入は許可制に ●企業はロシア国内のソリューションへの変更を余儀なくされる ロシアのプーチン大統領は3月30日の政令で、2025年から重要な情報通信(IT)インフラにおける外国製ソフトの使用を

トルコ、職業訓練にメタバースを活用

●メタバースとは3次元の仮想空間サービスを指す ●教官不足の解消と、授業・訓練の質向上に期待 トルコが職業訓練に3次元の仮想空間サービスであるメタバースを活用することを計画している。このほど首都アンカラで開催されたメタバ

仏ITコンサル大手のアトス、ブルガリアにSOCを開設

●サイバーセキュリティ事業の強化に伴うもの ●東欧ではクロアチア、ポーランド、ルーマニアでもSOCを運営 仏ITコンサルティング大手アトスは22日、ブルガリアの首都ソフィアにセキュリティ・オペレーション・センター(SOC

上部へスクロール