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2010/11/26

一般・技術・その他 (旧)

ダイムラー、ガートナーのグリーンIT賞に

この記事の要約

独自動車大手のダイムラーは23日、同社のグリーンITイニシアチブ「エコロジカル思考、エコロジカル行動」が「ガートナー・データセンター・エクセレンス・アワード」を受賞したと発表した。同賞は米IT調査・コンサルティング大手の […]

独自動車大手のダイムラーは23日、同社のグリーンITイニシアチブ「エコロジカル思考、エコロジカル行動」が「ガートナー・データセンター・エクセレンス・アワード」を受賞したと発表した。同賞は米IT調査・コンサルティング大手のガートナーが優れた省エネ・省資源に貢献したサーバーソリューションやプロジェクトを対象に選出しているもので、授賞式は22日、ロンドンで行われた。

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ダイムラーのプレスリリースによると、「エコロジカル思考、エコロジカル行動」は、社内ITインフラの電力消費量と二酸化炭素(CO2)排出量を減らすために09年にスタートした。ダイムラーはプロジェクト第1弾として社内の印刷環境を見直し、プリンターの数を減らすとともにエネルギー効率の高い機種に入れ替えた。この効果は絶大で、電力消費量で1,300万キロワット時、CO2排出量で7,800トン、130万ユーロのコストを削減できたという。また、地下水をサーバーの冷却水として活用するとともに世界のサーバーネットワークに仮想化技術を導入するなど、プロジェクト開始からこれまでに合わせて5,500万キロワット時の電力と3万3,000トンのCO2、さらに550万ユーロのコストを削減したという。

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