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2011/6/24

一般・技術・その他 (旧)

VW、「ティグアン」に新たな交通標識認識システムを導入

この記事の要約

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は24日に発売するコンパクトSUV「ティグアン」のマイナーチェンジモデルに新たな交通標識認識システム「サイン・アシスト」を導入する。バックミラーに内蔵されたカメラが制限速度などをリ […]

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は24日に発売するコンパクトSUV「ティグアン」のマイナーチェンジモデルに新たな交通標識認識システム「サイン・アシスト」を導入する。バックミラーに内蔵されたカメラが制限速度などをリアルタイムで認識し、インスツルメントパネルやナビゲーションシステムのディスプレーに表示する仕組み。

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従来の交通標識認識システムはナビゲーションのソフトウエアに制限速度などの交通情報が予め入力されていた。新システムでは、「22~6時まで」「雨天時」など時間や天候によって一時的に速度が制限される場合にも対応できるのが特長。追い越し禁止や各行政区域の境界を示す標識も認識し、インスツルメントパネルやディスプレーに最大3つの標識を表示することができるという。例えば、センサーが雨を感知すると、法定速度に代わり雨天時の制限速度が一番左に移動して、ドライバーに最新の情報が一目で分かるようになっているという。

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新システムは、ナビゲーションシステムとカメラをベースにした安全システム(ヘッドライトの制御システム「ダイナミックライトアシスト」、車線維持をサポートする「レーンアシスト」など)を購入するとついてくる。

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