仏PSAプジョー・シトロエンは14日、今秋からブルターニュ地方のレンヌで電気自動車(EV)の試験プロジェクトを開始すると発表した。
\このプロジェクトは、ブルターニュが進めるゼロエミッションモビリティ促進事業「グリーン・ビークル・ブルターニュ」の一環として実施されるもので、PSAは100台のEVをレンヌの企業や行政機関、一般家庭に提供する。提供するのは、シトロエン「C-ゼロ」、「ベルランゴ・ファースト・エレクトリック」、プジョー「IOn」、「パートナー・オリジン・エレクトリック」の4車種。
\プロジェクトではEVの実用走行試験を通じて様々なEV関連事業の経済的可能性を探る。具体的には、公共交通機関への投入や鉄道駅・空港での短期間レンタル、社用車・公用車としての利用、カーシェアリング、急速充電スタンドの試験運用などが含まれる。
\プロジェクトの実施に向け、レンヌは市内に充電スタンドを整備している。通常のスタンドに加え、30分でバッテリーの80%を充電できる急速充電スタンドも開設する計画だ。
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