米調査会社のJ.D.パワー・アンド・アソシエイツはこのほど、ドイツのドライバーの顧客満足度調査をまとめた「J.D.パワー・レポート2011」を発表した。ブランド別ではボルボが1位となり、前年の7位から大きく躍進した。モデル別では「マツダ3（日本名：アクセラ）」が総合首位に輝いた。
\J.D.パワーは同調査をドイツで2002年から毎年実施している。2011年版はドライバー1万7,158人にオンラインインタビューを実施した。100項目以上ある質問の50項目以上を回答した人を分析対象としている。内訳は、魅力（32％）、品質・信頼性（26％）、維持費（22％）、サービス（20％）となっている。対象モデルの使用年数は平均で約2年、走行距離は平均3万8,700キロメートルだった。
\今回の調査の対象となったのは計28ブランドの約120モデル。ブランド別では、前回首位だったメルセデス・ベンツが2位となり、3位はマツダで前回の4位から順位を上げた。日本メーカーではホンダが5位、トヨタが9位とトップ10に入った。
\モデル別の首位をカテゴリー別に見ると、超小型車はフィアット「500」、小型車では「マツダ2（デミオ）」、中型車はアンダークラスが「マツダ3（日本名：アクセラ）」、ミドルクラスがホンダ「アコード」となるなど日本メーカーが健闘した。中型車のプレミアムクラスではメルセデス・ベンツの「Cクラス」。メルセデス・ベンツは上級車で「Eクラス」、SUVで「Mクラス」が首位となるなど、大型車での優勢が目立った。バンはフォード「Sマックス」だった。
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