自動車産業ニュース

独高級車メーカー、販売好調

独高級車メーカーの販売が好調だ。BMW、ダイムラー、アウディのいずれも1~6月の新車販売では2ケタの伸びを確保。6月単月でも10%前後の販売増となった。 \ BMWグループ(BMW、MINI、ロールスロイス)は6月の販売 […]

チェコのトラック大手タトラ、ロシア生産を検討

チェコのトラック製造大手タトラが、ロシアでトラック生産を検討している。同社経営陣が株主向けにこのほどまとめた報告書のなかで明らかにした。 \ 共産主義時代、ロシアはタトラにとって主要な市場だった。だが、ここ数年は競争の激

ノキアン、ストラドルキャリア用新型タイヤを発売

フィンランドのノキアン・タイヤズは先ごろ、ストラドルキャリア用の新型ラジアルタイヤ「ノキアンHTSストラドル」を発売した。 \ ストラドルキャリアは、コンテナヤードターミナル内でコンテナを運搬する荷役機械。「ノキアンHT

マグナ、GSユアサと合弁設立を検討=独誌

オーストリア・カナダ系の自動車部品大手のマグナ・インターナショナルはGSユアサと自動車用電池の合弁会社を設立する方向で協議している。GSユアサはマグナとの提携により、北米と米国市場への進出を加速するため米国と欧州に高性能

デンソー、ドイツの開発拠点を拡充

デンソーは14日、ドイツにある欧州の開発拠点アーヘン・エンジニアリング・センター(AEC)の拡充工事を終え、7月下旬から稼働すると発表した。延べ床面積をこれまでの2,110平方メートルから3倍以上の6,550平方メートル

独レオニが米ロマック買収、光ファイバー事業を強化

独電線大手のレオニは12日、7月1日付で光ファイバーケーブルなどを製造する米ロマック(RoMack)を買収したと発表した。同社は今回の買収により、製品の幅を広げるとともに、北米・南米事業を強化する。経済危機の影響を受けて

韓国の裕羅、セルビア工場で量産開始

韓国のワイヤーハーネスメーカー、裕羅コーポレーションは6日、セルビア中部のラチャ工場で量産を開始した。電装部品を年間2万個生産し、現代自動車のチェコ工場と起亜自動車のスロバキア工場に納入する。 \ 裕羅は4月、セルビアの

独ヘンケルとBASF、腐食防止技術の研究で合弁設立

独化学大手のヘンケルと独BASFコーティングスは9日、折半出資で合弁会社を設立することで合意したと発表した。自動車用の腐食防止技術を共同で研究・開発する。合弁会社はデュッセルドルフに拠点を置く。カルテル当局の認可を得て、

ランチア、マルチエア技術を装備

伊フィアット傘下の高級車メーカーであるランチアは9月から、フィアットが開発した「マルチエア」技術を採用した1.4リットルガソリンエンジンを「デルタ」に搭載する。出力は103kW/140PS。同モデルのOro仕様ではこれま

RWE、EVの充電ンスタンド事業で国外進出

独電力大手のRWEは電気自動車(EV)の充電スタンド事業で国外に進出する。すでにロンドンのプロジェクトに応札したほか、アムステルダムの入札にも参加する計画という。RWEの子会社RWE EffizienzのIngo Alp

墺VE Vienna、電気制御の乾式ブレーキを開発

オーストリアの開発会社VE Viennaはこのほど、電気的に制御する乾式ブレーキを開発した。乗用車や商用車、電車でも利用できるが、特に電気自動車やハイブリッド車に適しているという。同社は現在、量産化に向けて提携先を探して

独デュル、通期で7%以上の増収を見込む

独産業設備機械大手のデュルは2010年通期の売上高で前年比7%増以上の成長を見込んでいる(2009年:約11億ユーロ)。売上高の約8割を占める自動車業界の業績回復が鮮明になり、中国やブラジル、インドを中心に投資が活発化し

独農機大手クラース、ロシア事業を強化

独農業機械大手のクラースはロシアや周辺国のウズベキスタン、カザフスタンの事業を強化する。ロシアでは今後数年間に4,000万~5,000万ユーロを投資し、生産能力を拡大する計画だ。同社のカタリーナ・クラースミュールホイザー

MBtech

独技術開発サービス会社のMBtech は8日、電磁両立性(EMC)を測定・試験するための施設を新たに開設した。主に、電気自動車、ハイブリッド車、水素燃料車、天然ガス車など代替燃料車を試験する。同社は今後さらに、高電圧部品

Lamborghini

伊高級スポーツ車メーカーのランボルギーニ はこのほど、カーボンファイバー素材の研究開発拠点としてアドバンスド・コンポジット・リサーチ・センター(ACRC)を本社内に開設した。主に素材設計や生産メソッドなどを開発する。2,

吉利汽車のボルボ買収を承認

欧州連合(EU)の欧州委員会は6日、米自動車大手フォード・モーター が傘下のボルボ・カーズ (スウェーデン)を中国自動車大手・吉利汽車の親会社である浙江省の浙江吉利ホールディング・グループと大慶市国有資産経営有限会社(大

デュル

ドイツの製造設備メーカー。自動車業界向けの売上高が約8割を占める。このほか、航空機産業、工作機械、化学、製薬、印刷産業などにも製品を納めている。2009年の売上高は10億7,760万ユーロ。従業員数は5,712人。世界2

ロシア、仏政府に自動車大手の株式交換を打診

ロシアのプーチン首相は6月30日、ロシア政府が保有する自動車最大手アフトワズの株式の一部を、仏政府が持つ自動車大手ルノーの株式と交換することを提案したと明らかにした。  \ モスクワ近郊のジュコフスキーで行われた経済界ト

欧州の標準化団体、充電システムの規格を共同開発

欧州の標準化団体である欧州標準化委員会・欧州電気標準化委員会(CEN-CENELEC)および欧州電気通信標準化機構(ETSI)は、電動の自動車、スクーター、自転車向けの充電システムの共通化で協力する。欧州連合(EU)の執

独乗用車新車販売、6月は32.3%減

ドイツ連邦陸運局(KBA)が5日発表した国内の2010年6月の乗用車新車登録は28万9,259台となり、前年同月に比べ32.2%減少した。特に、新車への買い替え奨励金制度の効果で昨年は販売を伸ばしていた大衆車メーカーが販

英乗用車新車販売、6月は10.8%増

英自動車工業会(SMMT)が6日発表した2010年6月の乗用車新車登録は19万5,226台となり、前年同月を10.8%上回った。大口法人は25.3%増、小口法人も18.4%増と好調なことから、SMMTのポール・エヴェリッ

EU共通特許構想が前進、欧州委が1言語での出願方式を提案

欧州連合(EU)の欧州委員会は1日、EU共通の単一特許制度における使用言語についての取り決めを提案した。域内の複数の国で特許を取得する場合、現在は各国の言語に出願資料を翻訳する必要があるが、欧州委案ではすべての加盟国で有

ジャガーとランドローバー、ラインナップ拡充へ

インドの自動車大手タタモーターズのカールピーター・フォースター社長は、さきに買収した英老舗ブランド、ジャガーとランドローバーのラインナップを拡充する方針を明らかにした。今後数年以内にモデル数を現在のほぼ2倍に拡大するとい

長安汽車、英国にR&D拠点開設

中国4位の自動車メーカーである長安汽車公司は6月28日、英国中東部のノッティンガムに研究開発(R&D)センターを開設した。同社にとってトリノ、横浜に続く3カ所目の海外R&D拠点となる。 \ ノッティン

フィアット、非乗用車部門のスピンオフ開始へ

伊フィアットグループは、傘下のトラックおよび農機・建機製造部門の分離(スピンオフ)手続きを今月下旬にも開始する。3日付けの伊有力紙『コリエレ・デラ・セラ』が報じた。 \ フィアットは4月に発表した中期経営計画で、商用車部

GM、英国で1億ポンドの部品調達

米ゼネラルモータズ(GM)は1日、英国の自動車部品メーカーと総額1億ポンド相当の部品調達契約を結んだと発表した。英子会社ボグゾール向けの内装トリム部品のほか、英国外にあるGMの生産拠点向けの部品も調達する。 \ 英国GM

ポルシェ、社長交代

独高級スポーツカーメーカーのポルシェは6日、フォルクスワーゲン(VW)のマティアス・ミュラー氏(57)が10月1日付で同社の新社長に就任すると発表した。ミヒャエル・マハト現社長(49)はVWグループの生産担当取締役に就任

独ダイムラー、フィンランドのSisuに部品供給へ

独自動車大手のダイムラーは1日、フィンランドの商用車メーカーSisuにメルセデス・ベンツのトラック部品を供給する方向で検討していると発表した。同計画の実現可能性について調査を実施し、結果を踏まえて最終判断を下す。同調査は

フィアット、「500」に2気筒ディーゼルエンジン

伊自動車大手のフィアットは6日トリノで、2気筒ディーゼルエンジン「ツインエアエンジン」を搭載したフィアット「500」を発表した。今秋にも市場投入する予定で、イタリアでの販売価格は1万3,250ユーロとなる見通し。 \ 同

VW、メキシコ事業を強化

欧州自動車最大手の独フォルクスワーゲン(VW)は6日、メキシコのプエブラ工場に新たな生産棟を増設した。これにより、同工場の生産能力は52万5,000台に拡大する。新生産ラインでは新型「ジェッタ」を組み立てる。 \ 今回の

仏PSAの上半期販売、過去最高を記録

仏自動車大手のPSAプジョー・シトロエンは7日、2010年上半期(1~6月)の世界販売(完成車および輸出向け完全ノックダウン(CKD)部品)が前年同期比16.9%増の185万6,000台となり、半期では過去最高を記録した

独AKSys、樹脂事業を売却へ

昨年倒産した独自動車部品会社AKSys GmbH(ヴォルムス)の樹脂・断熱材部門の2拠点の売却先が確定した。対象はツィーメッツハウゼン工場(バイエルン州)とケンゲン工場(バーデン・ビュルテンベルク州)で、同部門の残り1拠

フォルシア、長春旭陽工業に出資

仏自動車部品大手のフォルシアは6月30日、中国同業の長春旭陽工業集団(吉林省長春市)に出資することで合意したと発表した。長春旭陽の増資を引き受ける形で18.75%を出資する。世界最大の自動車市場である中国で事業基盤を拡大

独ボッシュ、内燃エンジンの燃費改善も重視

独自動車部品大手のボッシュは電気駆動システムの開発を強化するとともに、内燃エンジンの燃費改善を並行して進めていく方針だ。バッテリー価格が高いため、電気自動車が本格普及するには時間がかかり、今後20年間も内燃エンジンが主流

BLGロジスティクス、独自動車市場低迷で打撃

自動車輸送で欧州最大手のBLG・ロジスティクス・グループが苦戦している。政府の新車買い替え奨励金制度が終了した反動でドイツの国内需要が大きく低迷しているためだ。輸出はユーロ安やアジア、南米の需要増を背景に好調に推移してい

独エンジニアリング大手、ジンデルフィンゲンに新拠点

独エンジニアリングサービス大手のユーロ・エンジニアリング(ウルム)は1日、ダイムラーの本社工場があるジンデルフィンゲンに新拠点を開設すると発表した。年内にエンジニアなど20人を新規採用する予定。同地ではまた、新たな事業と

BASF、電気自動車用バッテリーを開発

独化学大手BASFのアンドレアス・クライマイヤー研究開発担当取締役は7日付の独日刊紙『フランクフルターアルゲマイネ』紙のインタビュー記事の中で、国家プロジェクトのパートナー企業とともに電気自動車用のバッテリーを開発する方

BMW、メガシティー・ビークルのデザイン画を初披露

BMWはこのほど、2013年に発売予定の電気自動車「メガシティー・ビークル(MCV)」のデザインを初披露した。まだ取締役会の承認は得ておらず、最終的なデザインではないとしている。 \ BMWはサブブランドとしてMCVを発

Continental

独自動車部品大手のコンティネンタル は2日、小型車向けのアイドリング・ストップシステムを開発したと発表した。主に中国やインドなどの新興国市場での販売を見込んでいる。同システムは、2008年5月に同社が発表した「Basic

Daimler

独ダイムラーの高級車ブランド、メルセデス・ベンツ では今後も12気筒エンジンの開発・生産を続ける方針だ。同社のハンス・マルトハウプト開発部長(上級車・高級車担当)は、例え8気筒で同じような出力が出せるとしても、「エンジン

Hitachi Chemical

日立化成工業 は6月30日、独炭素製品大手のSGLグループと欧州のリチウムイオン電池用負極材事業について包括提携することで合意したと発表した。今後の需要拡大が見込まれるハイブリッド車、電気自動車、太陽光発電、風力発電向け

MAN Nutzfahrzeuge

独商用車大手のMANヌッツファールツォイゲ は7日、ベルギーの運輸会社H.エッサース・グループからトラック350台を受注したと発表した。TGM、TGS、TGXシリーズのトラックを2010~2011年にかけて納車する。両社

Audi

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)傘下の高級車メーカー、アウディ は7日、インドのアウランガーバード工場でミディアムサイズのSUV「Q5」の生産を開始した。「A4」「A6」に続く3番目の現地生産モデルとなる。アウディ

Hyundai Motor

独陸運局(KBA)がまとめた2010年1~6月のドイツの新車登録統計によると、韓国の現代自動車 は3万5,938台となり、トヨタ/レクサスの3万5,410台を上回った。新車買い替え奨励金制度の効果で販売が急増した2009

ロシュリング・グループ

ドイツの樹脂部品メーカー。自動車用樹脂部品と高機能プラスチックの2分野を事業の柱とする。自動車向けでは、エンジンの吸気系部品や防音性に優れるエンジンのデザインカバー、ドアパネルなどの内装部品を製造している。 \ 1822

ロシアの自動車生産、1~5月に61%増

ロシアの自動車市場の動向を調査しているASMホールディングが6月24日発表した2010年1~5月の国内自動車生産は43万8,570台となり、前年同期から61.2%増加した。内訳は乗用車が65.3%増の38万1,560台、

上部へスクロール