ZF、ADASのデータ管理でIBMと協力
ADASの開発に必要な膨大なデータの管理システムの基盤としてIBMサービス(IBM Services)の「ハイブリッド・データ・ブリッジ」を活用する。
この膨大なデータを活用して新しい機能を開発するためには、高効率の処理システムが必要となる。
「ハイブリッド・データ・ブリッジ」の導入により、例えば、個々のビデオを閲覧するなど、収集したデータを社内全体でより速くかつ安全に共有することができる。
ADASの開発に必要な膨大なデータの管理システムの基盤としてIBMサービス(IBM Services)の「ハイブリッド・データ・ブリッジ」を活用する。
この膨大なデータを活用して新しい機能を開発するためには、高効率の処理システムが必要となる。
「ハイブリッド・データ・ブリッジ」の導入により、例えば、個々のビデオを閲覧するなど、収集したデータを社内全体でより速くかつ安全に共有することができる。
独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)傘下のスウェーデン商用車大手スカニアは9月24日、未来のモビリティの可能性を探る仮想空間「フューチャールーム」の活動について紹介した。
スカニアでコミュニケーション・ブランド・マーケティング部門を統括するエリク・ユングベリ氏はフューチャールームの意図について、「自動運転車や電気自動車(EV)などの分野で新しい才能を呼び込むためには、これまでと異なる利害関係者へのアプローチが必要になる」と述べた。
フューチャールームはスカニアの説明によれば「創造的思考、志、情熱を表現する空間」で、「持続可能な輸送を実現するための重要な場所」となる。
独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)傘下のスウェーデン商用車大手スカニアは9月24日、完全自動運転トラックのコンセプトモデル「スカニアAXL」を発表した。
例えば鉱山では、車両に走行方法を指示する専用のシステムによって制御されるという。
スカニアのヘンリクソン社長は「スカニアAXLの開発を通じ、自動運転車が当たり前に活躍する未来の輸送システムの実現に向けて大きく前進する」と強調。
英高級車メーカーのジャガー・ランドローバー(JLR)は9月24日、工場労働者の負傷防止に3Dプリントの作業用グローブを作製したと発表した。
筋肉疲労を軽減するため格子構造の軽量設計とし、8時間の勤務シフトを通して快適に装着できるようにしている。
JLRでは同グローブが必要とされる職場全てで早期に導入する方針だ。
照明大手の独オスラムは20日、自動車のヘッドライト向けに第二世代のハイブリッドLED「Eviyos」を2023年に市場投入を計画していると発表した。
ピクセル間が40マイクロメートルに抑えられ、小型化を実現した。
なお、1,024ピクセルを搭載する第一世代「Eviyos」は、2020年に市場投入する予定。
アルセロールミタルがドイツのハンブルク工場内に建設する予定の実証プラントに、ミドレックスは水素を活用した直接還元製鉄法の技術サプライヤーとして協力する。
アルセロールミタルは、鉄鉱石を還元する際に水素のみを還元剤とする直接還元鉄の実証プラントをハンブルクの工場内に建設する計画。
天然ガスを還元剤として使用する既存の直接還元鉄プラントから水素を回収し、実証プラントに活用する計画。
独自動車照明・電子部品大手のヘラーは11日、高輝度固体照明(SSL/HD)技術を活用した次世代照明ソリューションを発表した。
従来よりも光源を小型化すると同時に、1万5,000個のLED素子を個別に制御できるようにした。
同技術により最小単位のLED素子と駆動チップを統合することで個別に切り替えられるようにした。
スウェーデンの水素還元製鉄計画「ハイブリット」、関係3社が提言書
スウェーデンの鉄鋼大手SSABと国営の鉄鉱石採掘企業LKAB、エネルギー大手バッテンフォールの3社は13日、化石燃料フリーの水素還元製鉄計画「ハイブリット(HYBRIT)」について、実現に向けた提言書を発表した。
ハイブリット計画では現在の国内電力消費量の10%に当たる電力を確保する必要がある。
独自動車部品大手のコンチネンタルは11日、同社が開発したスマートフォンベースのキーレスエントリーシステム「CoSmA」がホンダにとって初となる市販電気自動車(EV)「Honda e」に採用されると発表した。
「Honda e」の購入者は、従来の自動車キーに加え、スマートフォンのアプリ「My Honda+」から仮想(バーチャル)自動車キーを使用することができる。
また、バーチャルキーの使用権限は、友人や家族などにも付与することができる。
ナビゲーション機器大手の蘭トムトムは6日、独自動車部品大手ヘラーの子会社で視覚センサーシステムなどを手掛けるヘラー・アグライア・モバイルビジョンと高精細地図(HDマップ)のリアルタイム更新に向けて協働すると発表した。
その後、取得したデータをトムトムのクラウドベースの自動マッピングシステムと共有することで、HDマップをリアルタイムで更新していく。
ヘラー・アグライアのカイ・タルミ社長は、HDマップのリアルタイム更新は「先進運転システム(ADAS)や自動運転技術の拡張を容易にするソフトウェアソリューションだ」と説明する。
独自動車照明・電子部品大手のヘラーは9日、カールスルーエで9月26日から29日まで開催される商用車・特殊車両見本市「NUFAM」で展示予定の照明ソリューションについて発表した。
トレーラー用照明の性能要件が厳しくなったことを踏まえ、新開発のモジュール式照明システムを中心に出展する。
ヘラーは今回、同規制に準拠したLEDインジケーター「フラッシュSMLR」と制御用電子モジュール、モジュラー式テールライトなどを新たに開発し、見本市で公開する。
独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)はこのほど、3次元(3D)画像のテクノロジー会社SeeReal Technologiesに少数株主として資本参加したと発表した。
例えば、ヘッドディスプレーの情報を周囲の環境に合わせてまるで現実に溶け込んでいるような形で立体表示したり、電話相手をホログラムで表示したり、車内で立体表示のテトリスなどのゲームで遊ぶことができるという。
このようなシステムが実用化されれば、従来のインパネ(計器盤)が不要になる可能性もあると指摘している。
独自動車部品大手のボッシュはこのほど、ベビーカー用の電動アシストシステムを開発したと発表した。
2時間半で充電することができる。
また、ベビーカーから離れている間に、知らない人がベビーカーを動かそうとするとスマートフォンに警告を表示するシステムもある。
独自動車部品大手のエルリングクリンガーは、9月のフランクフルト国際モーターショー(IAA)に固体高分子型燃料電池(PEM)のスタック「NM12」を出展する。
金属製のセパレーター(バイポーラプレート)を使用しており、出力密度が高く、自動車や商用車に使用することができる。
同社はこのほか、バッテリーシステム、電動パワーユニット(EDU)、ガラス繊維をベースにした熱可塑性の部材を使用したアンダーボディの保護システム、防音・防熱部品、シリンダーヘッド、特殊ガスケットなども出展する予定。
英高級車メーカーのジャガーランドローバー(JLR)は8月20日、拡張現実(AR)技術を利用した次世代の3Dヘッドアップディスプレイをケンブリッジ大学の先端電子光工学研究所(CAPE)と共同で開発していることを明らかにした。
ドライバーの目の高さを計測して3D表示する技術を使い、運転に必要な情報をあたかも前方の道路に直接投影しているように表示するもので、ドライバーが視線を動かさずに警告などに反応できるようにする。
同技術を応用することで、助手席などの乗員それぞれが個別に3D映像を視聴できるようになるという。
仏自動車大手PSAの独子会社オペルは8月22日、9月12日~22日に開催されるフランクフルト国際モーターショー(IAA)で、「コルサ」の電気自動車(EV)モデル「コルサ-e」のラリー仕様車を公開すると発表した。
「コルサ-eラリー」として一般向けに販売する。
ラリー仕様EVを大手自動車メーカーが販売するのは初めて。
仏自動車大手PSAの独子会社オペルは7月29日、新型「コルサ」のエアロダイナミクス性能を従来より高めていることを明らかにした。
空力効率の改善により空気抵抗係数(Cd)を0.29まで減らし、燃費向上と低排出を実現している。
オペルによると、Cd値を10%減らした場合の燃費は新欧州ドライビングサイクル(NEDC)で2%、時速130km/h走行時なら5%向上する。
自動車の軽量化に寄与する材料としては、軽量鋼と炭素繊維複合材が注目されているが、これらの材料は、加工や修理、リサイクルが技術的に難しいほか、製造に大きなエネルギーを必要とするなどの難点がある。
これらの問題の解決策として、フラウンホーファー・ヴィルヘルム・クラウディッツ木材研究所(WKI)では、炭素繊維の代替材料として天然繊維を使用した強化プラスチックの開発に注目した。
天然繊維複合材料を使用したドアでは、鋼鉄製に比べ最大60%の軽量化を実現した。
特殊なフィルムの使用により、フロントガラスに日光が差し込むとガラスの色を暗くしたり、Bピラーの後ろ側(後部座席の横側の窓)を暗くしてプライベートな雰囲気を確保したりできる。
コンチネンタルによると、例えば、フロントガラスと車載システムおよびクラウドを連携し、天候や太陽の位置に応じて窓の色を自動的に明るくしたり、暗くしたりすることができる。
さらに、コンチネンタルによると、運転支援に関する情報や、インフォテイメントの情報をガラス窓に表示したり、窓ガラスをタッチスクリーンとして使用するスマートディスプレーとすることも可能になる。
通常は焼却炉や埋め立て地で処理される一般家庭の廃棄プラスチックを高品質の材料に変換する試みで、このリサイクル材料を用いて自動車部品を製造し、ジャガーの電気自動車「Iペース」で試験している。
この新しいプラスチック材料は、硬化や着色が可能で、ダッシュボードや車体部品に使用できると予想している。
JLRとBASFは現在、この新しい材料を使って製造したフロントエンドキャリアをジャガー「Iペース」に試験導入し、従来製品と同様の厳格な安全性の要求を満たしているかを試験している。
独自動車大手のBMWと中国インターネット大手のテンセント(騰訊控股)は北京で19日、データセンター「BMWグループ・チャイナ・ハイパフォーマンス・D3プラットフォーム」の構築での協力に関する合意書に署名した。同プラットフ
独自動車部品大手のコンチネンタルは18日、自動車用の音声アシスタントシステムを開発していると発表した。自然な言葉遣いを理解するほか、学習機能を備えており、会話を続けていくと、ドライバーの好みに合わせた提案もできるようにな
独自動車大手のBMWは22日、2021年から生産する予定の新モデルBMW「iネクスト」に多角形のハンドルを採用すると発表した。「iネクスト」は、高度自動運転機能を装備している。新しいデザインのハンドルにより、自動運転から
独自動車大手のBMWが2021年から生産する計画の電気自動車「iネクスト」に搭載する予定の新型ディスプレー。インフォメーション画面とコントロール画面を一体化した大型ディスプレーで、画面が湾曲している。このような設計により
独自動車大手のダイムラーは、電動車の新型モデルに搭載する車両接近通報装置(AVAS)をドイツのシンデルフィンゲンにあるメルセデスベンツ・テクノロジー・センター(MTC)で開発している。 欧州連合(EU)では2019年7月
ドイツの自動車部品大手コンチネンタルとケムニッツ工科大学は17日、ケムニッツ工科大学に共同で設置した燃料電池の実験施設の開所式を行った。同実験施設では、様々な条件下で燃料電池の材料や部品、システム全体を試験することができ
英高級車メーカーのジャガー・ランドローバー(JLR)は9日、人工知能(AI)がドライバーのストレスを検知して車内の環境を調節する新技術を発表した。同技術はドライバーの表情から疲労や退屈感といったサインを読み取り、ドライバ
独自動車部品大手のボッシュは10日、ドイツ南部のテュービンゲンに人工知能(AI)の応用研究施設「ボッシュAIキャンパス」を建設する計画を発表した。投資は約3,500万ユーロ。同拠点の建設に向け、ボッシュは現在、テュービン
独自動車部品大手のボッシュは9日、車載電池の性能改善や寿命の長期化に寄与するクラウドサービス「バッテリー・イン・ザ・クラウド」を開発したと発表した。同システムは、車載電池の状態を常に管理して、劣化を防止したり、電池に不具
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)は6月28日、電動車などに使用する大型バッテリーセルのドイツにおける量産化を視野に入れた蓄電池の生産研究センター「研究生産・バッテリーセル(FFB)」の拠点をノルトライン・ヴェストファーレ
ドイツ航空宇宙センター(DLR)は6月27日、新たに7つの研究機関を設立すると発表した。デジタル化、気候変動、技術転換など現代社会が直面する課題の解決策を探るため、新しい研究機関の設立により、ドイツの技術立地としての競争
ドイツ東部のビッターフェルト=ヴォルフェンでこのほど、再生可能エネルギー由来の水素を一般世帯に供給するためのインフラ整備に関する実証試験プロジェクト「H2ネッツ(H2‐Netz)」が始動した。ガス供給網の運営事業者である
フラウンホーファー・マイクロエレクトロニックサーキットシステム研究所(IMS)は、マイクロコントローラーやセンサー用の人工知能(AI)「AIfES(Artificial Intelligence for Embedded
フラウンホーファー・材料・ビーム技術研究所(IWS)は、充電池の電極の新しい製造工程を開発している。研究チームは、電極を金属フィルムに塗工する際に、溶剤を用いず、乾いた状態で電極をアルミ箔にラミネート加工する技術を開発し
独自動車大手のダイムラーは17日、乗用車部門メルセデスベンツ・カーズがドイツ南部のシンデルフィンゲン工場に建設する新たな生産棟「ファクトリー56」に第5世代移動通信システム(5G)を導入すると発表した。スペイン通信大手テ
独自動車部品大手のコンチネンタルはこのほど、傘下の開発・生産サービス会社コンチネンタル・エンジニアリング・サービスがスポーツカーなどコクピットのスペースが狭いモデル向けにコンパクトな設計のヘッドアップディスプレー(HUD
フラウンホーファー・環境・安全・エネルギー技術研究所(UMSICHT)はこのほど、リチウムイオン電池と同水準の価格のレドックスフロー電池システムを開発したと発表した。レドックスフロー電池が高価格になる主因であった電池のス
米新興企業のアラカイ・テクノロジーズはこのほど、燃料電池を動力源とする電動の垂直離着陸機(VTOL)「Skai」のプロトタイプを発表した。「Skai」は、独自動車大手BMWグループの米子会社デザインワークスと共同設計した
スウェーデン乗用車大手のボルボ・カーズはこのほど、フィンランドの拡張現実(AR)ヘッドセットメーカーであるVarjoとの協力により、現実と仮想空間を融合させた複合現実(MR)により、ボルボ・カーズが開発中のプロトタイプや
独自動車部品大手のコンチネンタルは、米新興企業のレイア(Leia)と自動車用の3次元(3D)ディスプレーであるコックピットソリューション「ナチュラル3Dライトフィールド・インスツルメント・クラスター」を開発している。車載
英高級車メーカーのジャガー・ランドローバー(JLR)は5月29日、ハンドルの温度を通じてドライバーに方向指示などを送るシステムを発表した。「センサリー・ステアリング・ホイール」と呼ばれるもので、ハンドルの一部分を急速に加
ドイツのアーニャ・カルリツェク連邦研究教育相は5月17日、量子通信に関する新しいイニシアチブ「QuNET」を立ち上げると発表した。産学連携のプロジェクトで、期間は7年(計3フェーズで構成)。2019年秋に公式にスタートす
独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)はこのほど、オーストリアのヴェルター湖で開催したGTIイベントで、立体的な映像が空中に表示される「ホログラム」を使ったサウンドシステムの操作システムを披露した。 ショーカー「ゴルフ
独郵便事業・物流大手のドイツポストDHLは5月24日、国際宅急便部門のDHLエクスプレスと電動小型商用車を開発・生産する子会社ストリート・スクーターが燃料電池を搭載する電動小型商用車「H2パネル・バン」を開発すると発表し
伊電力最大手エネルの独子会社エネル・グリーンパワー・ドイッチェラント(EGPドイッチェラント)、独風力発電大手のエナトラーク、スイスの電池メーカー、ルクランシェの3社によるプロジェクトコンソーシアムは5月16日、ドイツ北
電動の垂直離着陸機(VTOL)を開発するドイツの新興企業リリウムは5月16日、5人乗りの電動VTOLのプロトタイプを発表した。2017年に試験飛行を実施した2人乗りモデルをベースに開発したもので、5月4日には、遠隔操作に
独自動車部品大手のボッシュは21日、電動小型飛行機による「空飛ぶタクシー」向けのセンサーボックスを開発していると発表した。自動車用のセンサーを活用したもので、従来の航空機向けの機器に比べ、小型で軽量なうえ、価格も手頃な利
オーストリアのセンサーメーカーAmsは20日、ドイツの自動車部品大手ZFフリードリヒスハーフェンおよびライダー(LiDAR)センサー技術会社のIbeo Automotive Systemsと自動車用のソリッドステート式ラ
独自動車部品大手のコンチネンタルは、ドイツのフランクフルトで5月14~17日に開催された産業用繊維・不織布の国際専門見本市「テックテキスタイル(techtextil)」に半透明の表面材「Acella Hylite」を出展
独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは13日、人の動きを認識・分析するための3次元(3D)画像解析システムを開発するドイツのSimi Reality Motion Systemsを買収すると発表した。同社の資本