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2015/4/27

西欧

キヤノン、アクシス株式の8割超を確保

この記事の要約

キヤノンは24日、買収に乗り出している監視カメラ大手のアクシス(スウェーデン)について、これまでに株式公開買い付け(TOB)などで約84%の株式を取得したことを明らかにした。 アクシスはネットワーク・カメラ(IP)カメラ […]

キヤノンは24日、買収に乗り出している監視カメラ大手のアクシス(スウェーデン)について、これまでに株式公開買い付け(TOB)などで約84%の株式を取得したことを明らかにした。

アクシスはネットワーク・カメラ(IP)カメラと呼ばれる高機能の監視カメラで世界最大手。キヤノンは2月、同社を買収すると発表していた。全株式を取得した場合の買収額は236億クローネ(約3,337億円)に上る。

キヤノンは3月3日から4月1日に応募を受け付けたTOBで、アクシスの株式75.46%を取得。公開買い付け外の取得分と合わせて株式76.07%を確保していた。

同社によると、追加の公開買い付け(応募期間4月8日~21日)などで7.84%を取得。確保した株式は84.02%に達した。24日から5月5日まで追加のTOBを実施する予定だ。