2010/5/5

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

風力発電大手の印スズロン、ブルガリアで合弁会社設立

この記事の要約

風力発電大手のインドのスズロンは4月28日、欧州子会社で風力タービン製造大手のスズロン・ウィンド・エナジー(SWE)が、独立系風力発電会社の独フォルクスヴィントのブルガリア子会社と合弁会社を設立したと発表した。ブルガリア […]

風力発電大手のインドのスズロンは4月28日、欧州子会社で風力タービン製造大手のスズロン・ウィンド・エナジー(SWE)が、独立系風力発電会社の独フォルクスヴィントのブルガリア子会社と合弁会社を設立したと発表した。ブルガリア事業の拡大が狙いで、新会社はフォルクスヴィントの現地でのノウハウを活用し、SWEのタービンを使用する風力発電所建設プロジェクトを同国内で進める。

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ブルガリアは風力発電を促進するため風力電力の固定買い取り価格制(フィードインタリフ)を導入済みで、有望な風力市場の1つ。現在の固定買い取り価格は1年のうち最初の2,250時間(約94日)が1キロワット時当たり9.6セント。それ以降は同8.8セントで、15年間保証される。この助成制度が奏功し、国内の風力発電能力は今年末で500メガワット(MW)、さらに2020年までに3,000MWを超えると見込まれている。

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SWEはすでに、発電能力13MWの風力発電所の建設を進めている。

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