家具製造販売大手イケアと、カジュアル衣料大手へネス・アンド・モーリッツ(H&M)のスウェーデンを代表する2企業がブルガリアに相次いで進出する。
\イケアは今月20日、首都ソフィアに第1号店をオープンする。ブルガリア、キプロス、ギリシャでイケア店舗の運営権を持つギリシャのFourlisによると、無料カタログ75万部の配布を今月初頭から開始した。カタログはソフィア以外にプロヴディフ、パサルジク、ペルニク、キュステンディルの各州でも配布される。
\第1号店は売り場面積が2万9,000平方メートルで、取扱商品は7,500点。1,200台分の駐車スペースを併設する。初年度は150万人の来客を見込んでおり、ブルガリアの家具販売市場で10%のシェア獲得を目指す。第2号店はヴァルナに建設する計画で、現在準備を進めている。
\H&Mは、来年3月にソフィアの大型ショッピングモール「ザ・モール」内に第1号店を開設する。売り場面積は2,200平方メートル。H&Mのカール・ヨハン・パーション最高経営責任者(CEO)は、ブルガリアへの進出は同社の事業拡大戦略の一環であると説明。「ブルガリアの消費者にファッション性と品質の高い衣料品をベストプライスで提供したい」と抱負を述べた。
\イケアは世界39カ国で324店舗を、H&Mは41カ国で2,300店舗を展開している。
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