2011/10/12

チェコ・スロバキア

長期失業者、第2四半期に減少

この記事の要約

チェコの長期失業者が減少に向かっている。チェコ統計局がこのほど発表した2011年第2四半期雇用統計によると、失業期間が1年を超える失業者は13万8,400人で、昨年第3四半期の16万人からに大きく減少。昨年1四半期以降で […]

チェコの長期失業者が減少に向かっている。チェコ統計局がこのほど発表した2011年第2四半期雇用統計によると、失業期間が1年を超える失業者は13万8,400人で、昨年第3四半期の16万人からに大きく減少。昨年1四半期以降で最低となった。失業者全体に占める比率は昨年第4四半期の44.1%から39%に低下した。

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長期失業者の半分以上が中等教育修了者。初等教育しか受けていない者も失業が長期化する傾向が強く、教育レベルが低いと再就職が困難という実情を浮き彫りにした。一方、大卒の長期失業者は5,700人にとどまった。長期失業者全体に占める女性の比率は52%と男性をやや上回った。

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地域別にみると、長期失業者の問題が深刻なのはモラビア・シレジア地方、ウースチー・ナド・ラベム郡、南モラビア州で、首都プラハや化学を中心とした産業基盤を持つパルドゥビツェ郡では長期失業者は少ない。

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