2012/9/5

ハンガリー

ハンガリー失業率低下、5-7月平均10.5%

この記事の要約

ハンガリー中央統計局(KSH)が8月28日発表した2012年5-7月の失業率は10.5%で、前年同期から0.3ポイント低下した。平均失業者数は45万9,000人で、ほぼ前年同期と同水準だった。失業率は1-3月平均で11. […]

ハンガリー中央統計局(KSH)が8月28日発表した2012年5-7月の失業率は10.5%で、前年同期から0.3ポイント低下した。平均失業者数は45万9,000人で、ほぼ前年同期と同水準だった。失業率は1-3月平均で11.7%を付けて以降、低下基調にある。

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失業者数を性別に見ると、男性が25万9,000人で女性が20万人。失業率は男性が11.0%で前年同期比0.3ポイント増だったのに対し、女性は9.9%で0.9ポイント低下した。年齢層別にみると、若年層(15~24歳)の失業率は1年前を3.1ポイント上回る28.1%。雇用市場は厳しさを増しており、失業者全体の18%を占める。一方、働き盛り(25~54歳)の失業率は9.6%で0.4ポイント低下。中高年層(55~64歳)も1.3ポイント低い7.3%に大きく改善した。

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平均失業期間は17.8カ月で、1年以上失業中の人が全体の46.8%を占めた。ハンガリーでは2008年の金融危機以降、雇用市場が悪化し、失業率は2009年7-9月に10.3%を付けて以来、10%を上回っている。

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