パキスタン南部のシンド州政府はこのほど、タッター県のガロ―ジャンピール地区に出力50メガワットの発電所を設置するプロジェクトでチェコのWIKOVウィンドと提携趣意書を交わした。資金調達などプロジェクトの執行は政府が担当し、WIKOVは材料・設備・技術を提供する。年内に資金を確保し、来年1月に着工する目標だ。
\WIKOVウィンドはチェコの設備メーカーWIKOVグループの一員で、風力タービン技術の開発、部品組み立て、設置、監視、保守サービスなどを提供している。
\サイド・カイム・アリ・シャー首相は、風に恵まれているシンド州では「風力発電で5万メガワットの発電が可能」との見方を示した。
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