2012/9/5

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

現代自、トルコへの投資拡大

この記事の要約

韓国の現代自動車は、トルコへの投資を拡大する。トルコ子会社ヒュンダイ・ターキーのKaraaslan社長によると、イズミット工場の生産能力を増強するほか、エンジン工場と研究開発センターを設置する計画だ。\ Karaasla […]

韓国の現代自動車は、トルコへの投資を拡大する。トルコ子会社ヒュンダイ・ターキーのKaraaslan社長によると、イズミット工場の生産能力を増強するほか、エンジン工場と研究開発センターを設置する計画だ。

\

Karaaslan社長は、トルコへの投資を加速させる理由として、8月にトルコと韓国が自由貿易協定(FTA)に調印したことを受けてトルコでは韓国企業に対して様々な投資優遇措置が用意されているためと説明。エンジン工場と研究開発センターの設立に向けた予備調査に着手したことを明らかにした。また、イズミット工場の生産能力を年間20万台に引き上げ、来年には「i10」に代わる新型スモールカーの生産もスタートさせる。現代自とサプライヤー4社のトルコへの投資総額は11億米ドルにのぼる見通しだ。

\

自動車産業の集積地として存在感を増すトルコでは、大手自動車メーカーが投資を加速させている。米フォード・モーターは、トルコの財閥コチ・ホールディングとの合弁会社フォード・オトサンの第3工場を建設することを決めた。北西部コジャエリにある商用車既存工場の隣接地に2億5,000万ドルをかけて建設し、来年後半から稼働を開始する。

\