2012/12/12

CIS諸国

ベラルーシ、自動車産業クラスター参加に意欲

この記事の要約

ベラルーシ政府は、ロシアのカリーニングラード州に設立される自動車産業クラスターに参加する意向だ。3日付けのベラルーシ国営ベルタ通信が、セマシコ第一副首相の話として伝えた。\ カリーニングラード州ではロシアの自動車受託生産 […]

ベラルーシ政府は、ロシアのカリーニングラード州に設立される自動車産業クラスターに参加する意向だ。3日付けのベラルーシ国営ベルタ通信が、セマシコ第一副首相の話として伝えた。

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カリーニングラード州ではロシアの自動車受託生産大手のアフトトルがカナダの自動車部品大手マグナと共同で自動車産業クラスターの設立プロジェクトを進めている。クラスターには21の工場が建設される予定で、BMW、ゼネラルモーターズ(GM)、起亜自動車などの大手自動車メーカーが参加を表明している。

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セマシコ第一副首相は、ベラルーシがクラスターに参加する方法としては、現地に自動車組立工場を建設するか、ベラルーシで生産された組立部品を現地の完成車メーカーに供給するという二つの可能性があると指摘。ベラルーシの自動車部品メーカーは長らくアフトワズやガズなどロシアの大手自動車メーカーに部品を供給してきた実績があることを強調し、クラスターへの参加に意欲を示した。

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