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2014/2/12

チェコ・スロバキア

13年チェコ小売業売上高1%増、自動車部門がけん引

この記事の要約

チェコ統計局が5日発表した2013年の小売売上高(自動車・部品の販売・修理を含む)は、前期比で1.0%増となった(物価調整値)。自動車部門が3.7%増と好調だった半面、食品部門は1.1%減で、2年連続で前年を下回った。非 […]

チェコ統計局が5日発表した2013年の小売売上高(自動車・部品の販売・修理を含む)は、前期比で1.0%増となった(物価調整値)。自動車部門が3.7%増と好調だった半面、食品部門は1.1%減で、2年連続で前年を下回った。非食品部門は1.5%増だった。

自動車燃料を含めた小売売上高は、上半期に前年同期を割り込む展開が続いた後、下半期には上向いたが、通年では(前年比)0.1%減となった。自動車燃料は3.0%減少した。

販売チャンネル別では、ネット・通信販売が13年も引き続き堅調に推移し26.8%の大幅増となった。

非食品部門では情報通信機器(8.8%)や靴・衣料品(3.3%)が売上を伸ばした半面、医薬品・衛生用品(2.9%)やその他の家庭用品(1.3%)は落ち込んだ。

12月の小売売上高(自動車・部品の販売・修理を含む)は営業日数調整後で前年同月比3.6%増、前月比(季節・物価変動調整後)では1.2%の減少だった。