2014/4/9

ロシア

ブリヂストン、ロシア乗用車タイヤ工場が着工

この記事の要約

ブリヂストンは1日、ロシアの乗用車用ラジアルタイヤ工場の建設予定地で鍬入れ式を行った。三菱商事と合弁で、総額125億ルーブル(約361億円)を投じる。2016年上半期に製造を開始し、18年下半期中に日産規模を1万2,00 […]

ブリヂストンは1日、ロシアの乗用車用ラジアルタイヤ工場の建設予定地で鍬入れ式を行った。三菱商事と合弁で、総額125億ルーブル(約361億円)を投じる。2016年上半期に製造を開始し、18年下半期中に日産規模を1万2,000本に引き上げる。

新工場は、沿ヴォルガ連邦自治管区ウリヤノフスク州のザヴォルジェ工業団地に設置する。ロシア・独立国家共同体(CIS)市場向けに、冬用タイヤをはじめとする乗用車用ラジアルタイヤを生産する。

ブリヂストンは、ロシア新車販売の伸びが堅調であることから、今後も同国のタイヤ需要が継続的に拡大すると見込む。同社として初のロシア生産拠点となるウリヤノフスク工場を設置することで、市場成長に柔軟に対応することを目指す。(東欧経済ニュース2013年5月2日号「外国企業の人気集めるウリヤノフスク州」を参照)