トルコのガラスメーカー、ドゥブレクス・グラス(Dubleks Glass)は、900万ユーロを投資して、ブルガリアのスビレングラートにバスおよび自動車用ガラスの新工場を開設する計画を明らかにした。主にドイツ、ベルギー、フランス、英国などへの輸出向け製品を製造する。
ドゥブレクスは、バス・トラック向け合わせガラスのほか、強化ガラス、防弾ガラスなどを手がける。主軸の自動車ガラス事業では現地メーカーのほか、メルセデスベンツ、MAN、ネオプランなど欧州自動車メーカーとも取引関係がある。
投資の内訳は、機械および設備が400万ユーロ、建物の修理と改装が250万ユーロ、運転資金200万ユーロ、残る30万ユーロが職業訓練や品質証明書、その他諸経費となっている。