2014/6/18

CIS諸国

トヨタ、カザフスタンでSUVの現地生産開始

この記事の要約

トヨタ自動車は11日、カザフスタンでSUV「フォーチュナー」の生産を開始したと発表した。新興国事業を強化するグループの方針に沿うもので、中央アジアにおける現地生産はこれが初めてとなる。 現地提携先サリアルカ・アフトプロム […]

トヨタ自動車は11日、カザフスタンでSUV「フォーチュナー」の生産を開始したと発表した。新興国事業を強化するグループの方針に沿うもので、中央アジアにおける現地生産はこれが初めてとなる。

現地提携先サリアルカ・アフトプロム(SAP)のコスタナイ工場で、年間およそ3,000台を生産する計画だ。溶接・塗装、組立を現地で行うコンプリート・ノックダウン(CKD)方式を採る。SAPはフォーチュナーの生産に向けて100人を新規採用した。

このプロジェクトに関連してSAPは政府系のバイテレク・ナショナル・ホールディングから4,500万米ドルの融資を受ける。これは総投資額(5,843万ドル)の77%に当たる。

カザフスタンの新車販売台数は昨年、約10万台に上った。このうち、現地生産車が21%を占めた。