2014/9/24

ポーランド

ストミル・サノク、独自動車部品メーカーを買収

この記事の要約

ポーランドのエラストマー材メーカー、ストミル・サノクは17日、独自動車部品メーカー、ドラフテックス・オートモティブの買収で合意したと発表した。海外事業強化が狙いで、10月1日付で同社を子会社化する。 ドラフテックスは19 […]

ポーランドのエラストマー材メーカー、ストミル・サノクは17日、独自動車部品メーカー、ドラフテックス・オートモティブの買収で合意したと発表した。海外事業強化が狙いで、10月1日付で同社を子会社化する。

ドラフテックスは1956年の設立で、自動車用シーリング材を生産。2012年3月に倒産申請した後、管財人のもとで事業を継続してきた。同社の主力製品は車内の防音・防水、排気ガス遮断用のシーリング材で、主要自動車メーカーに供給している。買収後は従業員を約100人削減し、480人の体制とする計画だ。

ストミル・サノクの2013年の売上高は7億2,000万ズロチ。近年は欧州連合(EU)市場の事業展開が好調で、売上高の40%強を占める。従業員総数は約2,100人。(1PLN=33.38JPY)