世銀、西バルカン成長予測を下方修正
世界銀行は8日発表した西バルカンの秋季経済予測で、今年の同地域の経済成長見通しを従来の3.5%から3.2%へ下方修正した。
西バルカン6カ国の成長率は昨年、前年比で1.3ポイント増の3.9%へ上昇した。
コソボとボスニアでは今年、就業率がそれぞれ34%と30%に低下した。
世界銀行は8日発表した西バルカンの秋季経済予測で、今年の同地域の経済成長見通しを従来の3.5%から3.2%へ下方修正した。
西バルカン6カ国の成長率は昨年、前年比で1.3ポイント増の3.9%へ上昇した。
コソボとボスニアでは今年、就業率がそれぞれ34%と30%に低下した。
ポーランドで13日実施された下院選挙(定員460)は、欧州懐疑派の与党・法と正義(PiS)が野党に大差をつけて勝利した。
欧州連合(EU)は政治基盤を強化したPiS政権と対峙することとなり、摩擦が続きそうだ。
ただ、今回の選挙結果で、ポーランド人の多数派がPiSと価値観を共有していると判断するのは尚早だ。
「供給業者が関与して5Gネットワークを標的に攻撃が行われるリスクが高まっており、個々の供給業者のリスク特性を正確に把握することが特に重要になる」と指摘した。
華為は報告書の公表を受け、欧州のパートナーと連携して5G関連製品の安全性を証明する用意があると表明。
同社の広報担当は「5G時代のセキュリティー対策における共通のアプローチを探るうえで重要な一歩になる。EUが特定の国や企業を標的にするのではなく、証拠に基づいて徹底したリスク分析を行ったことは喜ばしい」とコメントした。
人の自由移動を実現することが生活水準の向上や失業率の低下につながると指摘し、より良い未来に向け「21年までに3カ国の市民が身分証を提示するだけで、国境を越えて自由に圏内を往来できるようにする」と宣言した。
こうした中、ロイター通信は10日、フランスが北マケドニアおよびアルバニアとの加盟交渉の開始に反対していると報じた。
欧州委員会は5月、加盟条件を満たすための改革に進捗があったと判断し、両国との交渉開始を閣僚理事会に勧告した。
ブルガリアの天然ガス輸送公社ブルガルトランスガスは3日、国内2カ所のガス圧縮ステーション建設工事を、地元建設大手グラヴボルガルストロイと独エンジニアリング企業フェロスタール・インドゥストリーアンラーゲンから成る企業連合に発注した。
ブルガルトランスガスはロシアとトルコを結ぶパイプライン事業「トルコ・ストリーム」に参加し、ブルガリア中継区間を整備している。
新圧縮基地建設入札は4月に公示され、地元クリマトロニク、ベラルーシのアルヴォラ、ウクライナのポルタヴァスメズモンタージュ、スペインのTECクアトロから成る国際企業連合も応札していた。
ロシアなど5カ国が加盟するユーラシア経済連合(EEU)とシンガポールは1日、自由貿易協定(FTA)を締結した。
また、EEUが既に締結しているイランとのFTAもまもなく発効する見通しだ。
一方、EEUがイランと2018年5月に妥結した貿易協定は今月27日に発効する。
米クレジットカード大手のマスターカードは3日、楽天のメッセージングアプリ「ラクテンバイパー」上で個人間(P2P)送金ができるサービス「マネートゥーユー(Moneytou)」をハンガリーで提供すると発表した。ウクライナ、ルーマニア、セルビア、ブルガリアにもサービスを広げ、年末までに2,500万人の利用を見込む。決済業務は独ワイヤーカードが、加盟店契約業務(アクワイアリング)はルーマニアのリブラ・インターネット・バンクが担当する。
マスターカードによると、ハンガリー顧客の利用限度額は欧州資金洗浄防止指令に沿い、月12万5,000フォリント(約375ユーロ)、年78万フォリント(約2,170ユーロ)となる。手数料は基本料金が送金1件当たり79フォリント(0.24ユーロ)で、送金額が3,000フォリント(約9ユーロ)を超える場合、超えた分の1.5%が加算される。年末までは特別価格として土曜日の送金に限り、基本料金を48フォリントとする。
マネートゥーユーはハンガリーのネオペイ(Neopay)がマスターカードの電子決済システムを構成するサービスとして開発した。(1HUF=0.35JPY)
6日実施されたコソボ議会(一院制、定数120)の前倒し選挙は、野党の自己決定運動(VV)とコソボ民主同盟(LDK)が連立与党のコソボ民主党(PDK)、コソボ未来連盟(AAK)などを抑え、勝利を確実にした。
政策的な違いが大きいものの、現時点では自己決定運動と民主同盟の連立が有力視されている。
中央選挙管理委員会が7日、開票率97.7%の段階で発表した得票率は、自己決定運動が25.6%、民主同盟が24.9%。
欧州委員会は1日、家電製品や電気設備などのエネルギー効率を改善するためのエコデザイン実施規則(eco-design implementation regulation)を発表した。
このうち8つの製品グループについては既存の実施規則が改正され、自動販売機をはじめとする業務用冷蔵庫と溶接機器については新たに規則が導入される。
欧州委は新たに導入される一連と措置と既存のエコデザイン実施規則、さらにエネルギーラベリング制度の効果により、2030年までにEU全体でエネルギー消費量を年間167テラワット時(TWh)削減することが可能と試算している。
欧州連合(EU)統計局ユーロスタットが1日に発表したユーロ圏の9月のインフレ率(速報値)は前年同月比0.9%となり、前月の1%から0.1ポイント縮小。
インフレ率の縮小は、エネルギー価格の下落が主因。
欧州中央銀行(ECB)が金融政策決定で重視する基礎インフレ率(価格変動が激しいエネルギー、食品・アルコール・たばこを除いたインフレ率)は1%で、前月を0.1ポイント上回った。
日本の安倍晋三首相は9月27日、ブリュッセルの欧州連合(EU)本部で開かれたEUとアジアの連携強化をテーマとした「欧州連結性フォーラム」に出席し、日本とEUが協力してインド太平洋地域などでインフラ投資を進めることをうたった文書に署名した。
首相は欧州委員会のユンケル委員長と共に「インフラに関するEUパートナーシップ」と題する共同文書に署名した。
インド太平洋のほか、アフリカ、中央アジア、西バルカンなどを対象地域とし、被援助国の「需要を十分に考慮し、財政能力と債務の持続可能性に最大限留意」して、インフラ整備などを進める方針を確認した。
欧州自動車工業会(ACEA)など欧州の自動車関連23団体は9月23日、英国が合意のないまま欧州連合(EU)から離脱した場合、欧州自動車産業に「壊滅的な結果をもたらす」と警告し、「合意なき離脱」に強く反対する声明を発表した。
合意なき離脱に伴い、EU・英国間で乗用車とバンに世界貿易機関(WTO)の協定関税率が適用された場合、57億ユーロの関税負担が生じると試算している。
各国の業界団体は、欧州自動車産業は英国を含めた相互依存の上に成り立っており、効率的なサプライチェーンを分断する合意なき離脱は回避しなければならないと主張している。
欧州連合(EU)司法裁判所は9月24日、ネット上で公開された自身に関する情報を検索結果から削除するよう個人が要求できる「忘れられる権利」について、適用範囲はEU域内に限られるとの判断を示した。
グーグルは14年の判決を受け、ユーザーからの削除要請が妥当と判断した場合、EU域内ではリンクを削除して検索結果が表示されないようにしている。
そのうえで、EU域内の適用だけで忘れられる権利の実効性を確保するのは難しいとの認識を示し、検索エンジンは欧州のネットユーザーが域外のサービスを通じて域内で削除された情報に到達することがないよう、有効な対策を講じる必要があると指摘した。
トルコのオクタイ副首相は16日、関税の簡易化でアゼルバイジャン政府と合意したと発表した。
オクタイ副首相はまた、アゼルバイジャンのアリエフ大統領とも会談し、軍備産業及び農業、医薬品産業での協力で一致した。
トルコは、アルメニアが実質支配するアゼルバイジャンのナゴルノ・カラバフ地域など、「占領地域」との取引・経済関係を防ぐことで、アゼルバイジャン政府と協力する姿勢を明確にした。
具体的には、科学・宇宙開発や貿易拡大などで20本以上の協定に調印した。
宇宙開発では、月・宇宙研究センターを共同で設立するほか、それぞれが計画する月探査計画での協力で合意した。
メドベージェフ首相は中国への輸出に関連し、ガスパイプライン(東ルート)が年末にも稼働する予定を確認。
欧州連合(EU)統計局ユーロスタットが18日に発表した8月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は速報値と同じ前年同月比1%で、前月から横ばいだった。
ECBが金融政策決定で重視する基礎インフレ率(価格変動が激しいエネルギー、食品・アルコール・たばこを除いたインフレ率)は、前月と同水準の0.9%だった。
ポルトガルは0.1%下落し、前月に続いてマイナスとなった。
欧州議会は17日に開いた本会議で、欧州中央銀行(ECB)の次期総裁にフランス出身のラガルド氏を充てる人事案を承認した。
ラガルド氏は10月中旬に開かれる欧州連合(EU)首脳会議での承認を経て、11月1日に総裁に就任する。
欧州議会は賛成394、反対206、棄権49で同氏の新総裁就任を承認した。
欧州委員会は17日、独エネルギー大手のエーオンとRWEの事業交換のうち、エーオンがRWE傘下のイノジーを買収する計画を条件付きで承認すると発表した。
RWEがエーオンの再生可能エネルギー発電事業を取得する計画については2月に承認しており、両社の事業交換は独禁法上のハードルをクリアしたことになる。
欧州委は2月末、RWEがエーオンの再生可能エネルギー発電事業を取得することを無条件で承認した。
仏信用保険会社コファスは11日、中東欧の景気が減速するとの予測を発表した。
倒産件数は17年には6.4%増加したが、18年には4.2%減少した。
来年は3.2%まで減速する。
ECBは期限を設けず、景気などが回復して利上げを実施できる状況になるまで実施することを明言した。
ECBはユーロ圏の景気と物価を下支えするため、中銀預金金利をマイナスとする措置を14年6月に導入。
ECBのドラギ総裁は7月、追加利下げと量的緩和の再開を検討していることを明らかにしていたため、今回の決定は予想通り。
欧州連合(EU)司法裁判所の一般裁判所は10日、バルト海経由でロシアとドイツを結ぶ天然ガスパイプライン「ノルドストリーム」に接続するドイツ国内のパイプライン「オパール」の運用をめぐり、オパールの年間輸送能力に占める露国営ガス会社ガスプロムの輸送量比率の大幅な拡大を認めた欧州委員会の決定を無効とする判決を下した。
欧州委は中東欧のガス市場に及ぼす影響を十分に検証せずガスプロムの権益拡大を容認したとして、決定の無効化を求めたポーランドなどの主張を認めた格好。
「オパールパイプラインの運用ルールの変更がポーランドにおける天然ガス供給にどのような影響が及ぶか、欧州委は十分に検証しなかった」と続け、決定の無効化を言い渡した。
セルビアがリチウム埋蔵国として秘かに注目されている。
米国地質調査所(USGS)は確認埋蔵量100万トンとしている。
事業化調査を実施中で、来年末にプロジェクトを実施するかどうか決定する予定だ。
ロシアとインドは4日、液化天然ガス(LNG)をはじめとするエネルギー、および防衛分野で数多くの協定を結んだ。
エネルギー分野での提携についてプーチン大統領は、サハリン島沖の石油・天然ガス資源開発プロジェクト「サハリン1」にインド石油・天然ガス公社(ONGC)が参加していることを確認したうえで、インド企業に対し国営ロスネフチの極東LNG計画や、ロシア2位のガス会社ノバテクが北極圏ギダン半島で進める液化天然ガス(LNG)生産事業「アークティックLNG2」計画など、他の有望プロジェクトへも投資するよう呼び掛けた。
ペトロネットLNGとは、◇インド市場・発電所へのLNG供給◇ペトロネットによるノバテク事業への将来的な参加◇インド自動車燃料用天然ガス販売事業での提携――などで合意した。
新株価指数「CEEプラス」は、7カ国の証券取引所に上場された銘柄のうち、時価と流動性が非常に高いもので構成される。
ワルシャワ証取が株価指数を計算し、ポーランド中央銀行の公式為替レートをベースに各国現地通貨、ユーロ、米ドルで表示する。
中東欧金融大手PZU傘下の投資運用会社ITF PZUは、「CEEプラス」に連動するパッシブ・ファンドを立ち上げるとしている。
ロシアのプーチン大統領は先ごろ、訪問先のモンゴルで同国のバトトルガ大統領と会談を行い、鉄道の近代化など経済協力を含む友好・戦略的パートナーシップ協定に調印した。
会談ではバトトルガ大統領がロシアの輸出信用枠1,000億ルーブル(13億6,700万ユーロ)に関心を示し、両国が共同出資するウランバートル鉄道の資本増強、およびズウンバヤンーハンギ間の鉄道建設やエネルギー分野などでの協力を要請した。
鉄道事業については、会談に先立って行われたモンゴル紙『ウドリイン・ソニン』とのインタビューの中で、プーチン大統領が同国の鉄道網の近代化事業を国営ロシア鉄道(RZD)に実施させる意向を示していた。
欧州連合(EU)加盟を目指す北マケドニア(旧マケドニア)政府は、EUが10月に加盟交渉開始を決定すると見込んでいる。
EUの欧州委員会は、マケドニアが国名を「北マケドニア共和国」に改名し、国名をめぐるギリシャとの対立に終止符を打ったことから、5月に加盟交渉の開始を現加盟国に勧告した。
EUが10月に加盟交渉開始を承認し、交渉開始日が決まるとの見通しを示した。
前期比ではユーロ圏、EUとも0.2%増で、修正はなかった。
ユーロ圏の前期比の成長率は18年7~9月期以来の低水準。
伸び率は設備投資で前期から0.3ポイント上昇したが、個人消費は0.2ポイント縮小した。
トルコのエルドアン大統領は8月27日、ロシアで同国のプーチン大統領と会談し、両国防衛産業の協力継続を望む立場を明らかにした。
プーチン大統領は、エルドアン大統領とスホイの現行ステルス戦闘機「Su-35」の供給や「Su-57」の共同生産の可能性について意見を交わしたことを明らかにした。
このため、今回の訪ロでエルドアン大統領がトルコとロシアの接近をアピールしたことで、米国が対トルコ制裁を発動すると懸念されている。
黒海に面するジョージアのバツーミ、ポチとルーマニアのコンスタンツァを結ぶコンテナ船の定期航路が新設される。
ジョージアの国営鉄道サカルトベロス・ルキニグザ(SR)がこのほど明らかにした。
9月20日からは同航路の最初の便としてアゼルバイジャンの船会社ASCOのコンテナ船が就航する。
欧州委員会のベステアー委員(競争政策担当)は8月27日、米グーグルの求人情報検索サービスについて、欧州連合(EU)競争法に基づく調査に着手したことを明らかにした。
問題となっているのは、グーグルが2017年に開始した求人情報検索サービス。
求人情報を検索すると、検索結果ページの上部にグーグルのサービスが表示されるのは不公平だと主張し、欧州委に調査を要請すると共に、暫定的な是正命令を出すよう求めている。
欧州委員会が8月29日に発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は103.1となり、前月の102.7から0.4ポイント上昇した。
サービス業は1.3ポイント、消費者は0.5ポイント、建設業は1.3ポイントの幅で低下した。
イタリアは0.9ポイント低下した。
東欧のEU加盟11カ国の1人当たり国内総生産(GDP)は昨年、EU平均の46%となり、2013年の41%から5ポイント増加した。
購買力平価(PPP)ベースの1人当たりGDPでは5ポイント増の72%に拡大した。
公的債務の対GDP比は全11カ国で減少、対外債務の対GDP比もほとんどの国で縮小した。
英国と韓国は8月22日、英国が欧州連合(EU)を離脱した後も現行のEU・韓国の自由貿易協定(FTA)とほぼ同じ条件を維持するための「継続協定」に署名した。
英国が合意なき離脱を迎えた場合に備えたもので、離脱に伴い英国がEU・韓国FTAの対象国から外れた時点で新協定が発効する。
韓国産業通商資源省によると、英国がEU・韓国FTAを引き継ぐ対韓貿易協定を結ばないままEUを離脱した場合、韓国製品には平均4.73%の関税が賦課される見通しだったが、継続協定の締結により、離脱後も関税ゼロが維持されることになる。
欧州連合(EU)の欧州委員会が、フェイスブックが発行を計画しているデジタル通貨「リブラ」がEU競争法に違反する可能性があるとして、予備的な調査を開始したもようだ。
複数の消息筋がブルームバーグなどに明らかにしたところによると、欧州委はリブラについて、消費者のデータの利用などが競争を制限し、他の事業者を不利な立場に追いやる可能性があると判断。
8月初めにフェイスブックをはじめとする関係各社に質問状を送り、予備的調査に着手したという。
欧州最大の格安航空会社(LCC)であるライアンエアー(アイルランド)は22日、ロンドン・サウスエンド空港とブカレスト(ルーマニア)およびビリニュス(リトアニア)を結ぶ新路線を開設したと発表した。
今年11月からブカレスト線を週5便、ビリニュス線は週3便を運航する。
11月からトビリシ―伊ミラノ・ベルガモ間で週4便を、クタイシ―伊ボローニャと仏マルセイユ間で週2便ずつを運行するほか、来年4月20日からトビリシ―独ケルン間で週2便を運航する。
ゴヤル商工相は「インドは天然ガスを基盤とする経済への転換を図っており、ロシアはエネルギー分野のパートナーとして重要な役割を果たす」と期待感を示した。
インドとロシアの貿易規模は昨年、15%増の110億ドル弱(98億ユーロ)に拡大した。
ロシアのトルトネフ副首相は2025年の貿易目標300億ドル達成に向け、協力関係の拡大・深化に取り組む必要性を強調した。
ロシア原子力公社(ロスアトム)は19日、ブルガリアのベレネ原子力発電所の戦略投資家を募る入札に関連し、参加意向表明書を提出したと発表した。
また、戦略投資家と設立する合弁会社に対する政府の出資は◇購入済みの設備◇用地◇各種許可――といった現物で実施し、現金出資は行わない。
ベレネ原発はコズロドゥイ原発に続くブルガリア第2の原発で、2006年にロスアトムが建設を受注し、08年に着工した。
中国の山東省済南市が国際鉄道貨物輸送を強化している。
今月中旬には済南ーハンガリー・ブダペスト線が運行を開始し、同市と欧州・中央アジアを結ぶ路線は5本に増加した。
今年上半期には済南から欧州・中央アジアへ81本の貨物列車を運行し、1億5500万ドルに相当する貨物を6万5,000トン輸送した。
欧州委員会は7日、ポーランド石油最大手のPKNオルレンが同国内2位の国営ロトスを買収する計画について、本格的な調査を開始したと発表した。
国内などの石油製品販売で寡占が強まるためで、改めて詳細な調査を実施して買収の可否を判断する。
とくにポーランド、エストニアの航空機用ジェット燃料の元売り市場を両社が独占していることを問題視している。
欧州委員会は7日、チェコ携帯電話サービス大手のTモバイル・チェコとO2チェコ、通信インフラ会社CETINの通信ネットワーク共有協定が欧州連合(EU)競争法に違反するとして、3社に異議告知書を送付したことを明らかにした。
チェコの携帯電話サービス事業者はTモバイル・チェコ、O2チェコとボーダフォンの3社だけ。
Tモバイル・チェコとO2チェコは、携帯電話サービス会社によるネットワーク共有は欧州で一般的に行われており、第5世代(5G)サービスを低コストで運用するために必要などと主張し、競争法違反を否定している。
欧州連合(EU)統計局ユーロスタットが7月31日発表した2019年4~6月期の域内総生産(GDP)は実質ベースで前期比0.2%増となり、伸び率は前期の0.4%から半減した。
EU28カ国ベースのGDPも前期比0.2%増で、伸び率は前期の0.5%から0.3ポイント縮小した。
これまでにユーロ圏主要国の当局が発表した同期のGDP統計(前期比)によると、フランスの伸び率は0.2%で、前期を0.1ポイント下回った。
欧州連合(EU)統計局ユーロスタットが7月31日に発表したユーロ圏の同月のインフレ率(速報値)は前年同月比1.1%となり、前月の1.3%から0.2ポイント縮小した。
前月と比べて工業製品は0.1ポイント拡大したが、エネルギーが1.1ポイント、サービスが0.4ポイントの幅で縮小した。
ECBが金融政策決定で重視する基礎インフレ率(価格変動が激しいエネルギー、食品・アルコール・たばこを除いたインフレ率)は0.9%で、前月の1.1%を0.2ポイント下回った。
欧州連合(EU)加盟国は2日、国際通貨基金(IMF)の次期専務理事候補として、ブルガリア出身のクリスタリナ・ゲオルギエワ世界銀行最高経営責任者(CEO、65)を擁立することで合意した。
実際にゲオルギエワ氏が選出されると、現職のラガルド専務理事に続いて女性がIMFのトップを務めることになる。
IMF専務理事はこれまで欧州出身者が独占しており、ゲオルギエワ氏の選出が濃厚。
伊保険大手ゼネラリはこのほど、独同業エルゴからハンガリーの生命・損害保険事業とスロバキアのセット保険事業を買収したと発表した。
顧客層が広がるとともに、複数の保険商品を組み合わせて提供する体制を強化できる。
ゼネラリは中東欧事業強化に向けて、今年2月にスロベニアの複合企業KDグループから同国保険大手のアドリアティック・スロベニカを買収したばかり。
中銀はインフレ率の低下を利下げの理由としているものの、金融緩和に慎重だったチェティンカヤ前中銀総裁がエルドアン大統領に解任された直後の大幅な利下げだけに、中銀の中立性に疑問が投げかけられそうだ。
中銀は今年の平均インフレ率を14.6%と予測している。
一方、エルドアン大統領は「高金利がインフレを招く」を持論としており、中銀の金融引き締め策には一貫して批判的だった。
29日付で新金利を適用する。
インフレ率は今年末に4.2~4.7%まで低下し、その後は4%近くで推移するとみている。
中銀は声明で、今後も物価と景気の動向をにらみながら金利を決定するとした上で、今後さらに1回利下げを行うとともに、2020年前半までにインフレ期待の抑制と経済振興を両立させる「中立的」な金融政策に移行する可能性を示した。
ジョージアとウクライナが医療ツーリズムでの連携を検討している。インターファックス・ウクライナ通信が25日、ジョージア医療ツーリズム協議会のラティアーニ議長の談話として報じたもので、両国の医療機関が近隣という地理的利点を利
トルコ、アゼルバイジャン、イラン及びロシアの通信担当大臣は17日、イランの首都テヘランで会合を開き、技術分野での協力を強化していくことで合意した。イランのイスラム共和国通信(IRNA)によると、非公開で開催された同会合で
流通大手の独メトロは25日、筆頭株主である投資会社EPグローバル・コマース(EPGC)の買収計画は同社の価値を過小評価しているなどとして、株式公開買い付け(TOB)に応じないよう株主に呼びかけた。 EPGCはチェコの投資
欧州委員会は18日、英携帯電話サービス大手ボーダフォンが米メディア大手リバティ・グローバルからチェコ、ハンガリー、ルーマニア、ドイツのケーブルテレビ(CATV)事業を買収する計画について、条件付きで承認したと発表した。こ