ポーランド

PKNオルレン、北米の上流事業を強化

ポーランドの石油精製最大手PKNオルレンのクラヴィエツ社長は6月23日、北米での上流(探鉱・開発・生産)事業の拡大に向けて、年内に新たな買収を計画していることを明らかにした。上流事業を手掛ける北米企業の多くが原油価格下落 […]

加ボンバルディア、ポーランドに5千万ユーロを追加投資

カナダ車両製造大手のボンバルディアが、ポーランド南西部にあるヴロツワフ工場に5,000万ユーロを追加投資する。独シーメンスと共同でドイツ鉄道(DB)から受注した次世代長距離列車「ICx」の機関車の車体を生産する体制を整え

ポーランドPKPカーゴ、中国企業と合弁設立

ポーランドの物流大手PKPカーゴは16日、中国同業の鄭州国際陸港開発建設有限公司(本社:江南省)と合弁企業を設立することで合意した。新会社はポーランドの東部にあるPKPカーゴの物流拠点に投資し、中国から欧州連合(EU)へ

ポーランドが最低賃金引上げ、1,850ズロチに

ポーランド政府は9日、来年から最低賃金を100ズロチ引き上げ、1,850ズロチ(445ユーロ)とする方針を打ち出した。また、公務員の昇給に向けて20億ズロチの予算枠を設ける意向だ。 堅調な経済成長と財政赤字の改善に加え、

年末までに物価上昇に転換=ポーランド財相

ポーランドのシュチュレク財務相は15日、消費者物価指数(CPI)が年末までに上昇に転じるとの見方を示した。中央統計局(GUS)が同日発表したCPIの落ち込みが市場予測より大きかったことについて発言したもので、エネルギーと

精銅大手KGHM、ソーラーパネル工場を設置

ポーランド精銅大手のKGHMが、独フラウンホーファー研究所と共同で太陽光発電モジュール工場を設置する計画だ。3月に成立した再生可能エネルギー改正法で、住宅用など小規模ソーラー発電機に対する優遇措置が導入されたのを受け、需

電通、ポーランドのデジタル広告代理店を買収

電通は2日、国外事業を統括する英国の電通イージス・ネットワークを通じてポーランドのデジタル広告代理店マーケティング・ウィザーズを完全買収すると発表した。同国デジタル広告市場の力強い成長を追い風に事業拡大を図る。 電通はこ

欧州復興開発銀、ザホドニ銀の株式を売却

欧州復興開発銀行(EBRD)は20日、ポーランド3位の銀行であるバンク・ザホドニWBK(BZ WBK)の株式0.47%を売却した。クレディト・バンクとの合併が成功し、同行の親会社でスペインのサンタンデール銀行への統合も順

ポーランド鉱工業生産、4月は2.3%上昇

ポーランド中央統計局(GUS)が20日発表した4月の鉱工業生産指数(速報値、季節調整済み)は前年同月比で2.3%上昇し、8カ月連続でプラスとなったものの、上げ幅は市場予測の5.5%を大きく下回った。前月比では8.1%低下

ポーランド信用格付け、「A2」に据え置き=ムーディーズ

米格付け大手のムーディーズは15日、ポーランドの長期信用格付けを投資適格のA2、短期格付けを最高ランクのP-1で据え置くと発表した。見通しは「安定的」。 安定雇用と活発な投資を背景とする大きな内需に支えられ、経済が力強い

ポーランドのネティア、PKPの通信子会社を買収

ポーランドの電気通信企業ネティアは8日、ポーランド国鉄(PKP)の通信事業であるTKテレコムの買収で基本合意したと発表した。PKP株主総会と競争当局の承認を経て、9カ月以内に正式契約に調印する予定。実現すれば、事業規模は

ポーランド鉱山機械大手、露石炭鉱山向けに機械納入

ポーランドの鉱山機械大手コペックスは先ごろ、ロシアの石炭鉱山向けに現地企業との間で3件の採掘機械の納入契約を締結したと発表した。契約総額は280万ユーロで、4-6月期中に履行を開始する。 コペックスは鉱山機械や採掘技術関

独フォルテックスエナジー、ポーランドの風力発電事業を買収

ドイツの再生可能エネルギー企業フォルテックスエナジーはこのほど、ポーランドの風力発電事業会社KWEを買収したと発表した。ポーランド中部に3つの風力発電施設を建設し、17年から順次発電を開始する予定だ。 買収により同社が取

墺建設会社ポル、独ビルフィンガーのポーランド子会社に食指

オーストリアの建設会社ポルは4日、独ビルフィンガーのポーランド事業の買収を検討している事実を明らかにした。建設事業の国際化を目指す経営計画に基づくもので、買収が現在のポーランド事業を補完するものになるとしている。 ビルフ

エアバス・グループ、ポーランドで軍用ヘリ生産

欧州航空宇宙大手エアバス・グループのヘリコプター子会社、エアバス・ヘリコプターズ(仏マリニャーヌ)は4月27日、ポーランド陸軍向けに軍用ヘリ「H225Mカラカル」を50機受注したと発表した。受注総額は30億米ドル。ポーラ

ポーランド鉱工業生産、3月は8.8%増

ポーランド中央統計局(GUS)が20日発表した3月の鉱工業生産指数(速報値、季節調整済み)は前年同月比で8.8%上昇し、上げ幅は市場予測の7.2%を大きく上回った。上昇は7カ月連続。 34業種のうち30業種で上昇した。上

PKNオルレン、チェコとドイツのガソリンスタンド網買収へ

ポーランド石油化学最大手PKNオルレンがドイツとチェコのガソリンスタンド網の買収を検討している。同社は現在、ドイツで558ヵ所、チェコで338ヵ所のガソリンスタンドを展開しているものの、それぞれの市場シェアは5.9%と1

独コメルツ銀、ポーランド子会社からノウハウ吸収

ドイツ金融大手のコメルツ銀行が、ポーランド子会社のMバンク(出資比率:70%)を通じて新しい銀行取引の形を模索している。オンライン取引を中心としたリテール銀行事業に注目し、ノウハウを吸収中だ。合同プロジェクトの形で実用化

味の素、ポーランドの冷凍餃子工場が完成

味の素は9日、ポーランドのヤボ社との合弁会社である味の素ヤボが新工場の開所式を行ったと発表した。日本食・アジア食市場の拡大が見込まれる欧州で需要を掘り起こすことが狙いで、年産能力をこれまでの300トンから1,500トンに

ポルトガル商業銀、ポーランド子会社株15.4%を売却

ポルトガル商業銀行(BCP)は3月26日、ポーランド子会社であるバンク・ミレニアムの株式15.4%を12億4,000万ズロチ(3億400万ユーロ)で売却し、出資比率を50.5%に縮小した。資本力の強化が目的で、これにより

ポーランド化学最大手、欧州最大のプロピレン工場建設

ポーランド化学最大手のグルーパ・アゾテは3月27日、欧州最大のプロピレン工場を国内に建設すると発表した。投資額は17億ズロチ(約4億4,000万ドル)で、同社にとって過去最大の規模となる。 プロピレンは自動車部品、玩具な

ポーランド鉱工業生産、2月は4.9%増

ポーランド中央統計局(GUS)が18日発表した2月の鉱工業生産指数(速報値、季節調整前)は前年同月比で4.9%増となり、上げ幅は市場予測の3.7%を大きく上回った。増加は6カ月連続。前月比でも1.3%増(同)となり、4カ

ネスレ、ポーランドに初のペットフード工場

スイスの食品大手ネスレはこのほど、ポーランドに同社として初のペットフード工場を立ち上げた。投資額は9,300万スイスフラン。中東欧で最大のペットフード市場であるポーランドに生産拠点を設け、同地域での需要拡大に対応する戦略

ポーランド中銀、15年GDP予測3.4%増に上方修正

ポーランド中央銀行は9日に発表した定例インフレ報告書で、今年の国内総生産(GDP)の伸び率を3.4%とし、昨年11月時点の予測値3.0%から上方修正した。また、16年が3.3%、17年が3.5%と、中期的に安定した経済成

ポーランド中銀が利下げ、史上最低の1.5%に

ポーランド中銀の国立銀行(NBP)は4日、主要政策金利を0.5ポイント引き下げ、史上最低の1.5%とした。利下げは5カ月ぶり。物価下落に歯止めをかけるため、市場予想の0.25ポイントを上回る利下げに踏み切った。ロンバート

ポーランド再可エネ法改正、小型発電設備の需要拡大へ

ポーランドで小型発電・給湯設備の需要拡大が見込まれている。再生可能エネルギー法改正で促進制度が採用されたためで、太陽光発電機を中心に普及に弾みがつきそうだ。 促進制度は一般世帯や住宅協同組合が設置する出力40キロワット以

ポーランドの10-12月成長率、3.1%へ上方修正

ポーランド中央統計局(GUS)は2月27日、2014年10-12月期の経済成長率(季節調整前)を従来の3.0%から3.1%へ上方修正した。金融機関の業績好調や、貿易赤字が推定より小さかったことなどが理由だ。季節調整済みの

独自動車ホイール大手、ポーランドの生産増強

独自動車用アルミホイール大手のユニホイールズは先ごろ、ポーランド南東部のスタロヴァ・ヴォラ工場の生産能力を増強すると発表した。需要増大に応じたもので、第3の生産施設を建設する。これによって年間生産量を2016年に120万

ソラリスのトラム、クラクフ市が試験運行

ポーランドのバス製造大手ソラリスはこのほど、ポーランドのクラクフ市交通局(MPK)が同社製トラム「トラミノ(Tramino)」を2月23日から3カ月、試験運行すると発表した。 供給するのは5つの車両ユニットを連結した全長

ポーランド鉱工業生産、1月は1.7%増

ポーランド中央統計局(GUS)が18日発表した1月の鉱工業生産(速報値、季節調整前)は前年同月比で1.7%増となったが、上げ幅は市場予測の1.8%を下回った。前月比では3.1%減となり、下げ幅は前月の2.3%から拡大した

1月のポーランドの賃金上昇率、予想上回る3.6%

ポーランド統計局(GUS)が17日発表した1月の平均賃金(従業員10人以上の民間企業を集計)は3,943ズロチとなり、前年同月比で3.6%上昇した。上昇率は昨年12月の3.7%から縮小したものの、市場予想の3.3%を上回

ポーランド、LTE周波数入札が大詰めに

ポーランド電気通信庁(UKE)は10日、第4世代(4G)移動通信規格LTE(ロングターム・エボリューション)の周波数免許の競売手続きを開始した。早ければ数日後に落札者が決まるが、数週間かかる可能性もある。政府は今年度予算

ソラリスの販売台数、14年は過去最高

ポーランドのバス製造大手ソラリスは5日、2014年通期の販売が1,380台となり、前年の過去最高(1,302台)を上回ったと発表した。生産した車両の約80%を輸出しており、国内では280台を販売した。 国外市場での販売台

EU、GMのポーランド工場に補助金

欧州連合(EU)の欧州委員会はこのほど、米ゼネラルモーターズ(GM)のポーランド工場に対する5,950万ズロチの補助金を認可した。ポーランド経済省によると、この補助金は3~4ドアのオペル「アストラIV」を生産する工場の建

独ワゴ社のポーランド子会社、国内に新工場

コネクタやオートメーション機器を製造するドイツのワゴ社はこのほど、現地子会社のワゴ・エルヴァグがポーランド南西部のヴルブロヴィツェに新工場を建設すると発表した。現地経済紙『テレニ・インヴェスチツィネ・インフォ』(電子版)

ポーランド1月の失業率、前月よりわずかに上昇

ポーランド労働省が9日発表した15年1月の失業率は12.1%となり、前年同月の13.9%は下回ったものの、12月の11.5%から上昇した。総失業者数は192万人で、前月から9万4,000人増加した。新規求人数は前月比29

S&P、ポーランド格付け見通しを強含みに引き上げ

米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は先ごろ、ポーランドの国債格付け見通しを従来の「ステーブル(安定的)」から「ポジティブ(強含み)」に引き上げた。現在の格付けは投資適格級とされる上位10段階中

金利2%に据え置き、3月に利下げの可能性=ポーランド中銀

ポーランド中央銀行の国立銀行(NBP)は4日の金融政策理事会で、政策金利を史上最低水準の2%に据え置くことを決定した。据え置きは4カ月連続。インフレ率の低下が続くものの、1月の景況感指数が予想より高かったことを踏まえ、利

独フランツ・モラート、ポーランドに新工場

ドイツの産業用部品メーカー、フランツ・モラート・グループがポーランドに同社初の国外生産拠点を設ける。南西部でチェコとの国境に近いノヴァ・ルーダ工場は施設面積が2,500平方メートルで、今年夏の操業開始を目指す。当面は同社

ポーランド経済、14年は3.3%成長

ポーランド中央統計局(GUS)が1月27日発表した2014年の国内総生産(GDP、速報値)は、実質ベースで3.3%増加した。前年の伸び率を1.3ポイント上回り、2011年以来で最高を記録した。ただ、第4四半期に限ると前期

ポーランド政府、スイスフラン建て債務者の救済案を発表

ポーランド政府は1月29日、国内のスイスフラン建て債務者の救済案を発表した。銀行に対して一定の譲歩を勧告するもので、強制力はない。 主な内容は(1)実勢為替相場におけるズロチ建てへの借り換えを手数料なしで提供(2)月々の

米シェブロン、ポーランドのシェールガス事業から撤退

米石油メジャーのシェブロンは1月30日、ポーランドのシェールガス開発事業から撤退すると発表した。探索調査の結果、採算性が悪いと判断した。これまでに米エクソン・モービル、マラソン・オイル、仏トタルも撤退しており、天然ガス調

ポーランド鉱工業生産、12月は8.4%増

ポーランド中央統計局(GUS)が21日発表した2014年12月の鉱工業生産(速報値、季節調整前)は前年同月比で8.4%増となり、上げ幅は市場予測の6%を大きく上回った。14年通期でも前年を3.3%上回った。前月比では2.

MAN、「ネオプラン」ブランドの生産終了

独商用車大手のMANは、ポーランド南東部スタラホヴィツェで製造している長距離バスの生産を終了する。同国の労働組合「連帯」の機関紙がこのほど報じたもので、1月末をもって「ネオプラン」ブランドの車種の製造を終了し、トルコのア

PKNオルレンの赤字拡大、原油安響く

ポーランド石油化学最大手PKNオルレンの業績が原油価格の下落で悪化している。23日発表した2014年10-12月期(第4四半期)決算の最終損益は12億2,000万ズロチ(約2億8,500万ユーロ)の赤字となり、赤字幅は前

中銀、政策金利を2%に据え置き

ポーランド中央銀行の国立銀行は(NBP)は14日の金融政策理事会で、政策金利を史上最低水準の2%に据え置くことを決定した。据え置きは3カ月連続。成長率の減速が懸念される中、低金利政策を維持して景気の下支えを図る。ロンバー

PKPカーゴ、新型車両を調達

ポーランドの鉄道貨物大手PKPカーゴは12日、異なる電化システムで使用可能なマルチシステム機関車を新たに最大20両調達するための入札を行うことを明らかにした。発注総額は4億ズロチ(9,250万ユーロ)で、16年8月~17

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