ポーランド中央統計局（GUS）が18日発表した1月の鉱工業生産（速報値、季節調整前）は前年同月比で1.7％増となったが、上げ幅は市場予測の1.8％を下回った。前月比では3.1％減となり、下げ幅は前月の2.3％から拡大した。
34業界のうち22業界でプラスとなった。上げ幅は「その他の輸送機械・器具」が12.5％、コンピューター・電子・光学機器が12.2％、電子産業が12.1％となったほか、製薬が11.4％、自動車・トレーラー製造が11.1％と堅調だった。一方、飲料が12％減、石炭・褐炭が8.5％減、コークス・石油精製品が7.1％減と落ち込みが目立った。
