アストラゼネカ、4~6月は減収減益
英製薬大手アストラゼネカが7月30日発表した2015年4~6月期(第2四半期)決算の純利益は6億9,700万ドルとなり、前年同期から12%減少した。主要薬である潰瘍治療薬「ネクシウム」の米国での特許が失効し、後発薬に押さ […]
英製薬大手アストラゼネカが7月30日発表した2015年4~6月期(第2四半期)決算の純利益は6億9,700万ドルとなり、前年同期から12%減少した。主要薬である潰瘍治療薬「ネクシウム」の米国での特許が失効し、後発薬に押さ […]
後発医薬品世界最大手のテバ・ファーマシューティカルズ(イスラエル)は7月27日、米製薬大手アラガンの後発薬事業を買収することで合意したと発表した。買収額は405億ドルで、イスラエル企業による買収としては史上最大規模となる
スイスの製薬大手ノバルティス(バーゼル)が21日発表した2015年4-6月期(第2四半期)決算の純利益は前年同期比32%減の18億5,600万ドルと大幅に落ち込んだ。決算通貨であるドル相場の上昇や眼科部門アルコンの不振が
英国の製薬大手ヒクマ・ファーマシューティカルズは28日、独同業ベーリンガー・インゲルハイムから米後発医薬品子会社2社を買収すると発表した。ベーリンガーは米国事業再編の一環として同2社の売却を模索していた。 ヒクマはベーリ
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が24日発表した2015年4-6月期(第2四半期)の営業利益(EBIT、特別要因を除く)は前年同期比2%増の20億4,300万ユーロと小幅な伸びにとどまった。石油価格の下落
独化学工業会(VCI)は22日、独業界(製薬を含む)の2015年の売上成長率を上方修正した。下半期に景気が加速すると予想しているためで、従来見通しのマイナス0.5%からプラス0.5%へと引き上げた。 15年上半期の売上高
スイスの製薬大手ロシュ(バーゼル)は23日の決算発表で、同社初のがん免疫治療薬「アテゾリズマブ(Atezolizumab)」を来年にも市場投入する考えを明らかにした。競合の米ブリストル・マイヤーズ・スクイブと米メルクはす
欧州医薬品庁(EMA)は24日、英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)が開発した世界初のマラリアワクチン「モスキリックス」の承認を勧告した。EMAの勧告を受け、欧州委員会が数カ月以内にワクチンの販売を承認する見通し
スイスの製薬大手ロシュは23日、同社初のがん免疫治療薬「アテゾリズマブ」を来年にも投入する意向を表明した。ライバルの米ブリストル・マイヤーズ・スクイブとメルクはすでにがん免疫治療薬を販売しており、追撃する形となる。 がん
スイスの製薬大手ノバルティス(バーゼル)が21日発表した2015年4~6月期(第2四半期)決算の純利益は18億5,600万ドルとなり、前年同期から32%減少した。決算通貨であるドル相場の上昇や眼科部門アルコンの不振が響い
クロアチアの製薬会社ヤドラン・ガレンスキ・ラボラトリー(Jadran Galenski Laboratorij:JGL)はこのほど、アドリア海に面したリエカに新生産拠点「ファーマバレー」を開設したと発表した。投資額は3億
ドイツ連邦統計局が8日発表した2015年5月の製造業売上指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.7%増(暫定値)となり、2カ月連続で拡大した。これまで振るわなかった国内売上が1.0%増加して全体をけん引。ユ
ドイツ連邦統計局は14日、6月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、物価変動率(ドイツ基準)は前年同月比がプラス0.3%、前月比がマイナス0.1%で、速報値と変わりがなかった。前年同月比のインフレ率はここ数カ月
ロボットの開発・製造を手がけるドイツのスタートアップ企業マガツィーノ(Magazino、ミュンヘン)に、電機大手のシーメンスが資本参加した。将来性を高く評価しているためで、今後は製品開発や顧客企業の開拓、従業員の獲得など
イランの核兵器開発阻止に向けて米英仏露中独の6カ国が同国と進めてきた協議で14日、最終合意が成立した。これにより欧米の対イラン経済制裁は段階的に解除される見通しとなり、ドイツの経済界には同国事業拡大への期待感が広がってい
化学・製薬業界の大卒社員と管理職が加入する組合VAAが組合員を対象に実施した最新のアンケート調査で、これまで評価の高かったベーリンガー・インゲルハイムが順位を大きく落としたことが分かった。同調査結果を入手した『フランクフ
就労者100人当たりののべ病欠日数に占める精神疾患の割合は昨年14.8%に達し、筋肉・骨格系疾患(同26.8%)に次いで高かったことが、企業別健康保険組合(BKK)の調べで分かった。1回当たりの病欠日数は平均39日で、筋
特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は7日、イエナ大学からスピンオフして設立されたバイオベンチャー、イエナセル(JeNaCell)に資本参加したと発表した。イエナセルは医療用ナノセルロースの製造を専門に手がける企業。エ
デンマーク製薬大手ノボノルディスクの独法人ノボノルディスク・ファーマ(マインツ)は1日、およそ1年前に独市場に投入したばかりの持効型溶解インスリン「トレシーバ」の販売を9月末で打ち切ると発表した。販売価格の引き下げを余儀
スイス製薬大手のノバルティス(バーゼル)は6月29日、米バイオ医薬品会社スピニフェックス・ファーマシューティカルズを買収することで合意したと発表した。スピニフェックスは慢性痛の治療薬に特化した企業。ノバルティスは買収によ
医薬品大手の独フレゼニウスがギリシャ向けの製品供給を制限している。売掛金を回収できなくなるリスクが高まっているためで、現地メーカーも手がける製品は出荷を停止。同社製品以外に選択肢がない医薬品だけを輸出している。広報担当者
イスラエルの後発薬大手テバ・ファーマシューティカル・インダストリーズとオランダの電機大手フィリップスの合弁会社サナラ・ベンチャーズは1日、イスラエルに拠点を置く医療分野の新興企業に対する投資計画の第1弾として、カレイドス
スイス製薬大手のノバルティスは6月29日、米バイオ医薬品会社のスピニフェックス・ファーマシューティカルズを買収することで合意したと発表した。スピニフェックスは慢性痛の治療薬に特化した企業。ノバルティスは買収によって同分野
英・オランダ資本の消費財大手ユニリーバは2日、米スキンケア用品メーカーのミュラドを買収することで合意したと発表した。買収額は非公表。ユニリーバは同社を高級パーソナルケア部門のプレステージに吸収する。 ミュラドは1989年
スイスの製薬会社アクテリオン(アルシュヴィル)は6月26日、合成ワクチン事業に参入すると発表した。事業分野を広げる方針に沿った措置で、独マックス・プランク協会と共同で合弁会社ワクシロン(Vaxxilon)を設立。炭水化物
包装材大手の独ゲレスハイマー(デュッセルドルフ)は6月30日、ガラス管事業をガラス製品大手の米コーニングに売却すると発表した。経営資源を製薬会社向け包装ソリューションに絞り込む戦略に沿った措置。取引金額は債務を除いて1億
研究開発型製薬工業会(VfA)は6月25日、ドイツ市場での販売が許可されたバイオ医薬品の数が2014年は14件となり、前年と同水準にとどまったものの、過去10年間の平均(8件)を大きく上回ったと発表した。新規投入された医
独連邦保健省は6月23日、公的健康保険(GKV)が今年第1四半期(1~3月)に支出した被保険者一人当たりの薬剤費は前年同期比で5.0%増加したと発表した。新タイプのC型肝炎治療薬が最大の押し上げ要因になったという。 C型
スイスの製薬会社アクテリオンは26日、合成ワクチン事業に参入すると発表した。多角化戦略に沿ったもので、独マックス・プランク協会と共同で合弁会社ワクシロンを設立し、炭水化物ベースのワクチンを開発し、商品化する。 合弁会社の
日立ハイテクノロジーズは18日、ライフサイエンス・分子診断大手の独キアゲンと事業提携すると発表した。同提携により遺伝子検査事業に参入。最注力分野と位置付けるバイオ・ヘルスケア事業を拡大していく。 日立ハイテクはライフサイ
製薬・化学大手の独メルクがロシア事業を強化する。カールルートヴィヒ・クレイ社長が『モスクワ・タイムズ』紙に明らかにしたもので、現地従業員数を年末までに現在の220人から300人以上に拡大し、売上高も直近の1億5,000万
欧州委員会は15日、独製薬・化学大手メルクが米同業シグマ・アルドリッチを買収する計画を承認したと発表した。当初は競争上の問題で難色を示していたが、メルクが対応策を提示したことから、その実施を条件に認可した。 シグマ・アル
日立ハイテクノロジーズは18日、ライフサイエンス・分子診断大手の独キアゲンと事業提携すると発表した。同提携により遺伝子検査事業に参入。最注力分野と位置付けるバイオ・ヘルスケア事業を拡大していく。 日立ハイテクはライフサイ
欧州連合(EU)の欧州委員会は15日、独製薬・化学大手メルク(ダルムシュタット)が米同業シグマ・アルドリッチを買収する計画を承認したと発表した。当初は競争上の問題で難色を示していたが、メルクが対応策を提示したことから、そ
独光学・医療機器、メカトロニクス業界団体Spectarisは12日、同団体に加盟する分析・バイオ・検査機器企業およそ330社の売上高が今年は国内で約5%、国外で約6%増加するとの予測を発表した。西欧市場はこれまでに引き続
独製薬・化学大手のバイエルは10日、血糖値測定器事業(BDC事業)をパナソニックヘルスケアに売却すると発表した。価格競争が厳しくなっているほか、将来的に巨額の投資も必要なため同事業から撤退し、経営資源を製薬と農業科学分野
独製薬・化学大手の独バイエルは1日、分離・上場を予定している樹脂部門バイエル・マテリアルサイエンスの社名を9月1日付で「コベストロ(Covestro)」に改めると発表した。新社名は協調・協業を意味する英語のコラボレーショ
製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は1日、分離・上場予定の樹脂部門バイエル・マテリアルサイエンスの社名を9月1日付で「コベストロ(Covestro)」に改めると発表した。新社名は協調・協業を意味する英語のコラボ
スイスの製薬大手ロシュは2日、がん治療法の開発で米同業アムジェンと提携すると発表した。臨床試験(フェーズ1b)でアムジェンの医薬品「Talimogene Laherparepvec」とロシュの医薬品「Atezolizum
独製薬大手メルク・セローノのガリホ社長は2日ロイター通信に、米ファイザーと共同開発中のがん免疫治療薬「avelumab」を早ければ2017年にも市場投入できるとの見通しを明らかにした。同薬は現在、非小細胞肺がん治療薬とし
ドイツのメルケル首相は5月28日、フランクフルトのヘキスト工業団地を訪問した。製薬大手サノフィの新生産施設の開所式に立ち会うとともに、抗生物質が効かない耐性菌の専門家から情報を収集。6月上旬に主催する第41回主要国首脳会
市場調査会社セジディム・ルーマニアの最新リポートによると、ルーマニアの医薬品市場規模は今年1-3月期、前年同期比10.7%増の32億7,000万レウ(約7億3,300万ユーロ)に拡大した。薬局・薬店経由の売上高は27.7
欧州委員会は5月27日、EUと日本が第5世代(5G)通信ネットワークの標準化などで協力する「戦略的協力」に関する共同宣言に署名したと発表した。東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年までに5Gサービスを商用
欧州議会国際貿易委員会は5月28日、EUと米国が進める環大西洋貿易投資連携協定(TTIP)交渉の重点課題をまとめた勧告案を賛成多数(賛成28、反対13)で承認した。世界貿易の約3割を占める巨大貿易圏で高いレベルの市場開放
欧州委員会は5月27日、独製薬・化学大手メルクが米同業のシグマ・アルドリッチを買収する計画について、競争上の是正策を提示したことを明らかにした。詳細は不明だが、メルクは買収認可を取り付けるため、一部の事業、資産の売却を申
英投資会社のシンベンは5月28日、フランスの医療診断サービス会社ラブコを買収することで合意したと発表した。買収額は債務引き受けを含めて12億ユーロに上る。 ラブコは2003年創業。フランス、スペイン、イタリア、英国、ポル
医療大手のフレゼニウス・メディカル・ケア(FMC、バート・ホームブルク)は19日の株主総会で、中核事業である人工透析の周辺領域で事業を拡大する方針を明らかにした。人工透析分野ではすでに世界最大手となっており、買収を通した
独バイオテクノロジー産業連盟(DIB)は26日、業界売上高が昨年の30億3,100万ユーロから今年は緩やかに増加し、2年連続で拡大するとの見通しを発表した。加盟企業を対象としたアンケート調査では、年初以降に増収を確保して