石油・石炭・ガス

三菱日立パワー、トルクメニスタンでガスタービン受注

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は17日、トルクメニスタンの国営化学企業トルクメンヒメヤ(Turkmenhimiya)から肥料製造プラント向けの天然ガス焚きガスタービン「H-25型」と発電機をそれぞれ2基受注したと発 […]

三菱日立パワー、トルクメニスタンでガスタービン受注

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は17日、トルクメニスタンの国営化学企業トルクメンヒメヤから肥料製造プラント向けの天然ガス焚きガスタービン「H-25型」と発電機をそれぞれ2基受注したと発表した。同国でのガスタービン関

スロブナフト、LDPE生産設備稼働へ

ハンガリー石油大手MOLのスロバキア子会社であるスロブナフト(Slovnaft)は8日、新しい低密度ポリエチレン(LDPE)生産設備の設置が完了したと発表した。品質向上を通じて競争力を高め、市場地位の強化を図る。エチレン

エーオンが原発事業の分離を断念、廃炉など自社責任で実施へ

エネルギー大手の独エーオンは9日、来年1月に予定する在来型発電事業などの分社化の対象から原子力発電事業を除外すると発表した。当初は原発事業も新会社ユニパーに移管し廃炉などのコストも新会社に負担させる計画だったが、新会社が

8月インフレ率、エネルギー除くと1.1%に

ドイツ連邦統計局は11日、8月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、物価変動率(ドイツ基準)は前年同月比がプラス0.2%、前月比がプラスマイナス0%で、速報値と変わりがなかった。前年同月比のインフレ率はここ数カ

卸売物価の下げ幅、8月は1.1%に拡大

ドイツ連邦統計局が11日発表した2015年8月の卸売物価指数は前年同月を1.1%下回り、3月以来の大きな下げ幅となった。石炭・石油製品の低下率が前月の12.1%から14.7%に拡大したことが最大の押し下げ要因。このほか、

ランクセス―イネオスと合弁交渉か―

化学大手の独ランクセス(ケルン)が主力の合成ゴム事業を合弁会社化する方向で英・スウェーデン資本の川上メーカー、イネオスと交渉しているとの観測が浮上している。ロイター通信が消息筋の情報として報じたもので、合弁が実現するとラ

手取り収入に占める住居費の割合が上昇

ドイツ連邦統計局が10日発表した世帯の消費支出に関する統計によると、2013年の住居費(家賃・住宅ローン、光熱費、保守費)は月平均845ユーロで、手取り収入(2,448ユーロ)の34.5%を占めた。10年前の03年は32

欧州中銀が量的緩和拡充も、景気・物価見通し悪化で

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は3日に開いた定例政策理事会後の記者会見で、景気と物価の見通しが悪化していることを受けて、必要に応じて量的金融緩和策を拡充する用意があることを明らかにした。量的緩和は2016年9月までに

BASF―ガスプロムとの資産交換が復活―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は4日、ロシア国営天然ガス大手のガスプロムと資産交換を行うと発表した。両社はウクライナ問題を受けて欧州連合(EU)とロシアの関係が悪化したため、同取引を昨年末に破棄した経緯

墺石油大手OMV、ノルド・ストリーム拡張計画に参加

オーストリア石油大手のOMVは4日、ロシア国営ガスプロムが計画するバルト海天然ガスパイプライン「ノルド・ストリーム」の拡張プロジェクトに参加すると発表した。同プロジェクトには7月に独ヴィンタースハルが参加を決定したほか、

中東欧の大手企業、14年売上高は2.1%増

企業信用力調査会社のコファスが1日発表したリポートによると、中東欧大手500社の昨年の売上高は前年比で2.1%増加した。同地域の平均経済成長率2.5%に沿った数値で、経済が好調な様子がうかがえる。 失業率の低下、賃金上昇

BASF(化学)―ガスプロムとの資産交換が復活―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は4日、ロシア国営天然ガス大手のガスプロムと資産交換を行うと発表した。両社はウクライナ問題を受けて欧州連合(EU)とロシアの関係が悪化したため、同取引を昨年末に破棄した経緯

ベラルーシ石油化学大手、ルーブル下落で為替差損

ベラルーシの石油化学大手ベルネフチキム(Belneftekhim)のパブロフ社長は2日、国営通信社ベルタに対し、ロシアから輸入する石油の支払い通貨であるルーブルの下落により為替損失が発生していることへの懸念を示した。ただ

墺石油大手OMV、ノルド・ストリーム拡張計画に参加

オーストリア石油大手のOMVは4日、ロシア国営ガスプロムが計画するバルト海天然ガスパイプライン「ノルド・ストリーム」の拡張プロジェクトに参加すると発表した。同プロジェクトには7月に独ヴィンタースハルが参加を決定したほか、

仏トタル、トルコ下流事業をデミルオレンに売却

仏石油大手のトタルは1日、トルコの複合企業、デミルオレンにガソリンスタンド網や石油販売などの下流事業を3億2,500万ユーロで売却すると発表した。トルコの石油小売市場で採算性を確保するのは難しいと判断した。取引成立には当

欧州中銀が量的緩和拡充も、景気・物価見通し悪化で

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は3日に開いた定例政策理事会後の記者会見で、景気と物価の見通しが悪化していることを受けて、必要に応じて量的金融緩和策を拡充する用意があることを明らかにした。量的緩和は2016年9月までに

シェルのBG買収、欧州委が承認

欧州委員会は2日、石油大手の英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルが英ガス大手BGグループを買収する計画を承認したと発表した。同買収は米国、ブラジルの独禁当局が承認済み。中国、豪州当局による審査が実現に向けた残る関門となる。 シェ

BASF、ガスプロムとの資産交換が復活

独化学大手のBASFは4日、ロシア天然ガス大手の国営ガスプロムと資産交換を行うと発表した。両社はウクライナ問題を受けてEUとロシアの関係が悪化したため、同取引を昨年末に破棄した経緯がある。一度断念した取引が復活した事情は

8月インフレ率、横ばいの0.2%に

ドイツ連邦統計局が8月28日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比0.2%増なり、インフレ率(物価変動率)は前月と同じ水準にとどまった。エネルギー価格の下落がこれまで同様、物価を押し下げる最大の要因となってい

輸入物価の下げ幅3カ月連続で拡大、石油安響く

ドイツ連邦統計局が8月27日発表した2015年7月の輸入物価指数は前年同月比1.7%減となり、下げ幅は3カ月連続で拡大した。エネルギー価格の大幅下落が響いた格好。エネルギーを除いたベースでは2.5%増となり、10カ月連続

ロスネフチ増益、原油安の影響をルーブル安が吸収

ロシア石油最大手で国営のロスネフチが8月31日発表した2015年4-6月期の純利益は1,340億ルーブル(25億米ドル)となり、前期の560億ルーブルの1.4倍に急増した。原油安の影響を受けているものの、通貨安でドル建て

仏トタルが北海の天然ガス資産を売却、原油安に対応

仏石油大手のトタルは27日、北海の天然ガス関連資産を売却すると発表した。原油価格の下落によって落ち込んでいる収益の穴埋めが目的。売却額は5億8,500万ポンド(約8億ユーロ)に上る。 売却するのは、スコットランドのセント

独工業ガス大手メッサー、中国に新工場

工業ガス大手の独メッサー・グループは25日、中国の蘇州に新工場を開設すると発表した。現地需要の拡大を受けた措置で、電機メーカー向けに各種の工業ガスを供給する。投資額は3,300万ユーロ。 新工場ではフラット画面、半導体、

RWE―英子会社のトップ入れ替え―

エネルギー大手の独RWE(エッセン)は24日、英子会社Nパワーの社長交代を発表した。英国事業の不振を受けた措置で、同子会社の財務担当取締役も入れ替える。 英国の一般世帯向け電力・ガス販売市場では顧客の獲得をめぐる競争が激

カザフが変動相場制に移行、原油安・中露の通貨安に対応

カザフスタンのカリム・マシモフ首相は20日、外国為替制度の変更を発表した。同日付で通貨テンゲの変動に許容幅を設定する仕組みを廃止し、完全変動相場制に移行する。原油価格の低迷や、ロシアと中国の通貨安に対応することが狙いで、

グダニスク港、今後5年で総額80億ズロチを投資

ポーランド・グダニスク港を運営するポート・グダンスクはこのほど、今後5年の開発費が総額80億ズロチ(20億ユーロ弱)に上るとの見通しを示した。うち港内で活動する企業による投資が約70億ズロチと大部分を占める見通しだ。 ポ

独フィルター大手、米同業を買収

ドイツの自動車・産業用フィルター大手マン・ウント・フンメルは17日、米同業アフィーナ・グループを投資会社サイプレス・キャピタルから買収すると発表した。製品の幅を広げる狙い。当局の承認を経て、アフィーナを統合する。 同社は

カザフが変動相場制に移行、原油安・中露の通貨安に対応

カザフスタンのカリム・マシモフ首相は20日、外国為替制度の変更を発表した。同日付で通貨テンゲの変動に許容幅を設定する仕組みを廃止し、完全変動相場制に移行する。原油価格の低迷や、ロシアと中国の通貨安に対応することが狙いで、

シェル、中国の潤滑油子会社の株式売却

石油大手の英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルは7日、75%を出資する中国の潤滑油メーカー、統一潤滑油の株式持分を合弁相手である中国企業の霍氏集団と米投資会社カーライル・グループに売却することで合意したと発表した。下流部門を縮小

卸売物価7月も0.5%減に

ドイツ連邦統計局が11日発表した7月の卸売物価指数は前年同月を0.5%下回った。下げ幅は前月と同じ。石炭・石油製品が12.1%減となり、これまでに引き続き最大の押し下げ要因となった。このほか、動物(7.9%減)、牛乳・乳

RWE―組織再編へ―

エネルギー独2位のRWE(エッセン)は10日、抜本的な組織再編計画を発表した。組織をスリム化することで市場の変化に迅速に対応できるようにし、低迷する業績の再建につなげる考えだ。2017年1月1日までに新体制に移行する。競

エーオン―イタリアの水力発電事業を売却―

エネルギー大手の独エーオン(デュッセルドルフ)は6日、イタリアの水力発電事業を現地の再生可能エネルギー電力事業者ERGパワー・ジェネレーションに売却することで合意したと発表した。昨年11月に打ち出した組織再編計画に基づく

新車の平均価格、上期3.5%増に

ドイツで今年上半期に販売された乗用車(新車)の平均価格は前年同期比3.5%増の2万8,153ユーロとなり、増加幅はインフレ率0.24%を大きく上回った。価格の高いSUVの需要が拡大する一方で、小型車の販売が減少したことが

パワー・ツー・ガスの試験施設が稼働

エネルギー大手のRWEは17日、余剰電力で生産した水素を必要な時に発電に充てる「パワー・ツー・ガス」の試験施設の竣工式を独西部のイッベンビューレンで行った。風力や太陽光などの再生可能エネルギーを用いた発電は発電量が天候に

ポーランドPGNiG、ドイツ鉱区の権益を獲得

ポーランド石油・ガス採掘公社(PGNiG)はこのほど、独東部ブランデンブルク州のリュベン鉱区における探査・採掘事業を共同で実施することで、ドイツ・カナダ系同業のセントラル・ヨーロピアン・ペトロリアム(CEP)と契約を交わ

仏トタル、ブルガリア黒海鉱区の試掘開始へ

仏石油大手のトタルは17日、ブルガリア領黒海のハン・アスパルフ(Khan Asparuh)鉱区での試掘準備を進めていることを明らかにした。来年初めの試掘開始を目指す。同社は2012年、オーストリアのOMV、スペインのレプ

ガスプロム、1-3月期は71%増益

ロシア国営ガス会社のガスプロムが10日発表した2015年1-3月期決算の純利益は3,821億ルーブル(約55億ユーロ)となり、前年同期から71%増加した。ルーブル安が燃料価格の低迷や輸出量の減少の影響を相殺した。 売上高

シェル、中国の潤滑油子会社の株式売却

石油大手の英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルは7日、75%を出資する中国の潤滑油メーカー、統一潤滑油の株式持分を合弁相手である中国企業の霍氏集団と米投資会社カーライル・グループに売却することで合意したと発表した。下流部門を縮小

ガスプロム、1~3月期は71%増益

ロシア国営ガス会社のガスプロムが10日発表した2015年1~3月期決算の純利益は3,821億ルーブル(約55億ユーロ)となり、前年同期から71%増加した。ルーブル安が燃料価格の低迷。輸出量の減少の影響を相殺した。 売上高

米LNG大手のシェニエール、中東欧市場参入へ

米液化天然ガス(LNG)大手のシェニエールが中東欧市参入を計画している。ウクライナ紛争をめぐって欧州とロシアの関係が冷え込むなか、ロシアへのエネルギー依存を弱めたい中東欧諸国と、ロシアへの政治的圧力を高めたい米国の思惑が

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